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仕事は自分で創れ

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2021年3月の記事一覧

DX一色の感があるがITぐらい過剰投資になるものは無い

DX一色の感があるがITぐらい過剰投資になるものは無い

今、日本はDXブームといっても過言ではない。

私は、最近、地方活性化や古民家再生の仕事で、日本の地方めぐりが増えた。
地方には、一次産業や中小企業が主役の場所が多い。
驚くことに地方でもDXが日本のいたるところに進行している雰囲気がある。

連日、新聞などのメディアでDXが叫ばれている。IT企業もそれに乗じて絶好のビジネスチャンスとして超積極姿勢である。
一方で、一般の事業会社の経営者も積極的に

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若者とのギャップを話題にしたり気にしたりする人が多いが・・・いつの時代も同じこと

若者とのギャップを話題にしたり気にしたりする人が多いが・・・いつの時代も同じこと

若者世代とのギャップを話題にする人は、世の中に結構多い。
確かに、そういう部分があるのは認めるが、
私は、若者とのギャップは殆ど気にしない。

世の中には、様々なギャップがあり。そういうものと比べると、日本の中だけでの若者世代とのギャップは大したものではないと思う。

実際に私がそう思う根拠は幾つかある。
一つは、世界中で人間のベースは同じであると思っていること。
もう一つは、新人類と呼ばれていた

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元に戻ってほしくないこと、元に戻ってほしいこと

元に戻ってほしくないこと、元に戻ってほしいこと

変化の時代と一言でいっても、世の中や人や日常の事はそんなに急には変わらないものである。

惰性と言うか、慣性の法則と言うか、人間の営みは急には方向転換はなかなかできない。
そろそろ、コロナ禍が世界に蔓延して1年が過ぎる。

最近私の周りでは、
“元に戻ってほしくないよね”という会話が増えてきた。

もちろん、感染症対策は別だ。
今の医療機関の従事者や様々なところで対策に懸命に取り組んでおられる方々

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宇宙が人間をなぜ創ったかを考えている人間とは?

宇宙が人間をなぜ創ったかを考えている人間とは?

今、宇宙に興味や関心がある人は、世界にどれぐらいいるのだろうか?
宇宙を知りたいと思えば、今は、実に多くの書籍や専門書が沢山ある。
ネットで調べていても発見は尽きない。それだけ宇宙は、まだまだ未知の部分が膨大であることを実感する。

また、最近の子供向け宇宙の学習本も結構、大人の私が見ても面白い。
考えてみたら、私たちの世代が学んだ宇宙と今の宇宙ではかなり違いがあることに気づく。

仮に50年のス

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アフリカへのオンラインビジネスツアーを実行して感じたこと

アフリカへのオンラインビジネスツアーを実行して感じたこと

さる3月20日、わが社にとって記念すべき日になった。
初めてのオンライビジネスツアーを催行したのである。

催行と言っても、私たちは旅行会社ではない。
だけれども、オンラインを駆使して
アフリカのルワンダへのビジネス視察を開催した。
夕方の16.00に出発、21.00に終了の5時間ではあるがとても充実したあっという間の旅であった。

簡単に旅程を紹介させていただく。
【ブレインエアラインで行く!ル

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プロアクティブな方が良い結果につながるができる人は少ない

プロアクティブな方が良い結果につながるができる人は少ない

私が馬が合う人には、プロアクティブな人が多い。
言い方を変えれば世間ではせっかちな人だろう。

人としての特性で言えば、一度、気になったり、やりたくなったら“やらないと気が済まない人”である。

ここ最近、仕事の世界ではプロアクィブな仕事が良しとされる傾向が強い。
プロアクティブは英語が語源だ。
もっとも、この言葉の意味することは昔から当たり前に日本にあることで、和製英語っぽいので、その分新鮮に映

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コミュニケーション手段の多様化、複雑化とともに発生する問題

コミュニケーション手段の多様化、複雑化とともに発生する問題

変化がリスクを生む。
今、コロナ禍が引き金になって、様々なものの変化が連鎖的に始まっている。
この流れは、加速すると私は考えている。

このタイミングでコロナ禍に遭遇していなければ、日本は閉塞感のまま、しばらくはあまり変化なく過ごしていたと思う。
だが、すでに堰は切られた。変化を阻んでいたもの、規制されていた仕組み、生活者の意識の転換、経営者のジレンマ・・など、こういった鬱積していた気持ちが一気に

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“意図的に見つけた情報”と“たまたまの情報”の違いは何か?

“意図的に見つけた情報”と“たまたまの情報”の違いは何か?

偶然の必然。
この感覚が好きで、30代からよく使ってきた。

年齢を重ねるとともに、最近は、何が偶然なのか何が必然なのかも考えることもなくなってきた。
いわば自然体という境地に近いのかもしれない。

特に、コロナ禍が発生してからは、意図的に何かをすることよりも、今、起こっていることや置かれている環境に、如何に適応するかを、以前よりも強く意識的に行動するようになった。別の言い方をすると、明日がどうな

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新興国に売りたい日本は日本に売りたい新興国が分かっているか?

新興国に売りたい日本は日本に売りたい新興国が分かっているか?

新興国と日本、この両方の立場でビジネス活動をしてきた。
ゆうに20年は越えた。
果たしてビヨンドコロナで日本のビジネスは進化できるのだろうか?
この半年、ずっと私の頭の中心にあることである。

日本の国内マーケットは縮み続けている。シンプルに書けば、人口が減る国で内需でマーケット拡大はほぼ不可能だ。例外的にシンガポールのような国があるが、人口数百万である。日本のお手本にはならない。

日本は小さい

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会社を退職した社員と自然体でつながる意味

会社を退職した社員と自然体でつながる意味

先日、数年前にわが社を退職して独立している男性元社員と食事した。

直接会うのは、2年ぶりぐらいだったと思うが、とても新鮮なひとときだった。
約10年前の新卒入社組であり、私は直接彼とは仕事でのかかわりが浅かったので、社員時代のことはあまり分からない。

だから彼が独立してからの方が付き合いが深くなる。相手によるが、生き方や価値観なども共有できていると思っている。

最近、独立した女性社員やすでに

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“アグレッシブでネガティブ”この表現は結構私は気に入っている

“アグレッシブでネガティブ”この表現は結構私は気に入っている

“アグレッシブ・ネガティブ”という面白い言葉に最近出会った。

キャッチーでシンプルなタイトルにピンときて、買った本の中にある。
タイトルは、“成功する人は心配性”だ。

まあ、私の感覚的には、“アグレッシブ・ネガティブ”は本のタイトルの英語的な表現と言えるだろう。

著者は脳神経外科医でクリニックの院長もされている。
最近、脳科学や医療の発展の中で、こういう専門家がビジネス書や人生の羅針盤のよう

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東京ホテル暮らしはとても新鮮で新たな発見にワクワク

東京ホテル暮らしはとても新鮮で新たな発見にワクワク

今週の頭に一泊2日で東京に出張した。
実は、東京オフィスには立ち寄らず、ホテルワーケーションを試した。
だから、行動範囲は品川界隈である。

東京に進出してすでに20年を越えている。
東京オフィスに立ち寄らなかったのは、今回が初めてかも。
私は一昨年までは、東京に住まいを借りていたので、正確に言うと、東京でホテルに泊まり始めたのは最近だ。そんな時期にコロナ禍になり、生活環境や仕事環境が一変した。

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日本人の自信と日本人らしさは漢字を学ぶことで蘇る

日本人の自信と日本人らしさは漢字を学ぶことで蘇る

私は国語が大嫌いだった。
小学校の頃は特に国語の授業が憂鬱だった。

夏休みの宿題の読書感想文は特にひどかった。あとがきだけを見て提出していた。唯一、夏目漱石の“ぼっちゃん”は読んで面白かったというかすかな記憶はある。

では、苦手科目かというとそうでもなかった。
少なくとも私の子供時代は、国語も記憶するウェイトが高かったように思う。
特に、漢字テストは印象にある。
漢字や四字熟語はひたすら記憶し

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