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その他、カテゴリで区別出来なかった記事です。 クラッシック音楽、落語、アニメーションなどなど。
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【舞踊・花柳界】東をどり

【舞踊・花柳界】東をどり

 2024年5月25日(土)、今日は忙しい一日でした。外出し、新橋演舞場で「東をどり」にも行って来ました。記録を残します。
 5月27日(月)まで開催中です。内容を少し記載していますが、私の知識レベルでは、ネタバレではないように思います。紹介記事です。

■はじめに いきなりですが、HPからの引用です。私は、これまで、こうした花柳界に足を踏み入れたこともなく、お酒もあまり飲まない方なので、さすがに

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【哲学的考察】私と私が触れる作品の時間軸について

【哲学的考察】私と私が触れる作品の時間軸について

■はじめに 最近、「哲学的考察」という分類で記事を2本書き、今回が3本目です。日常生活から考えることから始め、こんな点はどうだろうと視点を広げてみたりすのるのですが、単なる「雑記」に終始している気もしたりします(笑)。
 また、noteではなく、個人の創作ノートなどに記載しておけばよいのかもしれませんが、今回も忘れない内に記載しておこうと思います。

■懐古趣味? noteを書きながら思うのですが

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【哲学的考察】人や作品との向き合い方

【哲学的考察】人や作品との向き合い方

 文章、絵画、音楽、演劇などの作品に触れたあと、その作者の話を聞く機会に恵まれることがあります。noteで他の方の投稿に触れたあと、コメントでやり取りすることにも通じます。
 今日の記事は、そんな時の作者や作品への向き合い方についてです。特定の文献を読んだあとのメモや感想ではありません。個人的な経験上の雑記です。哲学的考察になればいいな。

■作品との距離感 これまでの記事にも書いたことがあります

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【舞踊】都をどり

【舞踊】都をどり

 2024年4月28日(日)、京都で「都をどり」を見ました。舞踊関連は全くの素人なので、引用が多くなってしまうと思いますが、記録を残します。公演期間は、4月30日(火)までです。

■きっかけ ①昨年度、国立劇場で舞踊公演を見て、京都の舞に関心を持っていたこと、そして、②今年のテーマが『源氏物語』であったこと、から関心を持ちました。

■「都をどり」とは(1)見どころ

(2)歴史

■2024年

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【文楽と雑記】増補大江山など

【文楽と雑記】増補大江山など

 2024年4月27日(土)、28日(月)に、国立文楽劇場@大阪に、令和6年4月文楽公演を観に行きました。私は関東に住んでいて、基本的に遠出はしないのですが、文楽に限って大阪に行くことがあります。
 以下、記録を残します。

■公演概要 4月公演は、29日(月・祝)が千穐楽で、公演も終盤のため、簡単に記載します。

第1部(午前11時〜):絵本太功記

第2部(午後2時30分〜):団子売、襲名披露

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【哲学的考察】イデアについて

【哲学的考察】イデアについて

 いつもは、鑑賞した舞台や読んだ本の感想を書いているのですが、今日は、最近考えたこと(気づいたこと)について記載してみようと思います。少し大上段ですが、「イデア(理想像)」についてです。

 最近、以下の飲食物を食べました。

(1)オムライス

 初めに食べたのは、以下のオムライスです。「昔ながらのオムライス」というメニュー名だったように思います。
 でも、少し私のイメージとは異なりました。昔な

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【国立博物館】本阿弥光悦の大宇宙

【国立博物館】本阿弥光悦の大宇宙

 2024年2月3日(土)、国立博物館に特別展『本阿弥光悦の大宇宙』を観に行きました。記録を残します。

■特別展概要(1)会期・場所

会期:2024年1月16日(火)〜3月10日(日)

場所:東京国立博物館 平成館

(2)本阿弥光悦とは

 本阿弥光悦(1558~1637)は、「刀剣三事」(磨礪・浄拭・鑑定)を家業とする名門一族に生まれで、光悦自身も優れた目利きの力量を持ち、徳川将軍家や大

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【邦楽(雅楽・声明など)】源氏物語音楽絵巻

【邦楽(雅楽・声明など)】源氏物語音楽絵巻

 2024年1月27日(土)、初台にある新国立劇場に、国立劇場主催の邦楽公演を聴きに行きました。タイトルは『源氏物語音楽絵巻─演奏と朗読でたどる光源氏─』です。記録を残します。

■全体を通した感想 私は音楽に疎く、今回も音楽を聞きつつ、ストーリーや歌詞を目で追う形になったりするのかなと、最初は弱気になる面もありました。
 しかし、行ってみて良かったです。理由は以下の2つです。自分が関心を持った分

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【読書・動画視聴】婦系図(泉鏡花)

【読書・動画視聴】婦系図(泉鏡花)

 2023年9月、泉鏡花の『婦系図』に触れる機会があったので、記載してみようと思います。
 とは言っても、原作の小説を読み切った訳ではなく、①動画の一場面、②新派についての展示、③漫画のような媒体などで、触れました。
 以下、メモを残します。

■「湯島の境内」の動画と簡単なあらすじ

(1)動画視聴
 国立劇場の裏手にある「芸能資料館」にはシアタースペースがあります。
 そこで、映像の一つとして

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国立劇場オープンシアター(ステージツアー)

国立劇場オープンシアター(ステージツアー)

 2023年9月16日(土)、国立劇場(大劇場)のオープンシアターに行ってきました。今月、大劇場では歌舞伎『妹背山婦女庭訓』<第一部>が上演されています。公演が終わった後に劇場を開放する日があり、私も夕方から参加してきました。今回は珍しく写真が多いです。

■ロビー見学 オープンシアターのロビー見学は、過去にも経験があり、音声ガイドを聴きながら回りました。
 写真は、いきなりですが、2階からです。

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【語り×浄瑠璃】琵琶法師耳無譚(みみなしほういちものがたり)

【語り×浄瑠璃】琵琶法師耳無譚(みみなしほういちものがたり)

 2023年9月7日(木)、表参道にある銕仙会能楽研修所に、『琵琶法師耳無譚(みみなしほういちものがたり)』を聴きに行きました。
 9月30日(土)には大阪でも上演されるそうです。

■あらすじ・構成等

 今回は、この原作を下敷きにしています。
 文楽の豊竹芳穂太夫さんが原案・作詞、同じく文楽の鶴澤友之助さんが作曲、俳優の金子あいさんが、構成・演出・脚本となっていました。古典監修は野澤千佳子さん

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【寄席】親子で楽しむ演芸会

【寄席】親子で楽しむ演芸会

 2023年7月30日(日)、国立演芸場に「親子で楽しむ演芸会」を観に行きました。以下、メモを残します。

■はじめに

 私が国立演芸場に入るのは2回目です。初めて入ったのは、今年5月の中席(江戸家猫八さん襲名披露公演)だったのですが、ウトウトしてしまい、あまり噺について行っていませんでした。すみません(汗)。
 今回は、夏休みの「親子で楽しむ演芸会」ということで、①解説が詳しいのかな、というこ

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【雑記】最近思うこと・考えたこと

【雑記】最近思うこと・考えたこと

 2023年8月に入りました。noteを利用してみて、最近思うことや、考えていることを書いてみようと思います。

1、題材との距離感について
 私は、ここ一年舞台を鑑賞することが多く、その他には、読んだ本や、行った美術館、観た映画などの感想を投稿してきました。

 後半の本や美術館、映画については(作者が亡くなっている場合もあったりして)適度に距離が取れているような気がします。

 問題は舞台です

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【日本舞踊】 夏の親子企画の鑑賞と「舞踊名作集Ⅲ」予告の記事を読んで

【日本舞踊】 夏の親子企画の鑑賞と「舞踊名作集Ⅲ」予告の記事を読んで

 2023年7月28日(金)、国立劇場(小劇場)で「親子で楽しむ日本舞踊」を鑑賞してきました。後段、『舞踊名作集Ⅲ』の「鳥獣戯画絵巻」のインタビュー記事を読んだ感想も少し書きました。

■親子で楽しむ夏休み親子企画 夏休みです。国立劇場・国立能楽堂など(日本芸術文化振興会)では、夏に、子供も来場出来るような「親子企画」を、毎年開催しているようです。
 2023年のホームページ → リンク
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