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【何も言わない美しい風景】マイケル・ケンナ写真展 JAPAN / A Love Story 100 Photographs by Michael Kenna 代官山ヒルサイドフォーラム
10代の頃から好きだったある風景写真。マイケル・ケンナ氏の作品だと知ったのは30代後半だった。
好きな写真だが子供がゆえ、それ以上調べる方法がなかった&Wikipediaもない時代の話だ。
フォトグラファーの名前の記載はあったと思うがではその名前を深く調べる手立てが、インターネットが発達する2000年以降までなかった。
大人になり、そーいえばあの写真の撮影者って…思い出して調べていくと、東京都写
noteの投稿を少し見直してみようと思います。
= 自己紹介 =
技術系会社員をしながら、アート活動や塗り絵本を世界の子供たちに届ける活動をしております、KENTA AOKIと申します。
これまでに、「インドネシア、タイ、日本の幼稚園や学校で塗り絵授業」を行ったり、「上海日本総領事館・上海伊勢丹との協賛で塗り絵ワークショップ」を行ったり、「アメリカのギャラリーコンペで年間6件受賞」をしたり、そんな活動を行っております。
本日は、『 not
現代アートの祭典・黄金町バザールの一角で〜「黄金森」のネコたちはどこに
横浜トリエンナーレの分室ともいえる黄金町バザール。「黄金森」から持ち帰った6つのネコさん。ぬいぐるみバッヂなのだが、こんな方々に持って欲しいなぁと思う人にもらわれていきました。岡山、能登、作家の方、美味しいものを作る人。気がついたら手元に残ったのは一つ。
また行かなくては...
ネコの作り手は、大分在住のアーティスト 安部泰輔さん。
安部さんのことを知ったのは昨年の夏。
大分県立美術館に竹工芸に
【その手元にある展覧会チラシも】エフェメラ:印刷物と表現 関連イベント 冨井大裕|「経験をみること」 慶應義塾ミュージアムコモンズ
iPhone上であることは確か。
どこでこの展示情報と接触したのか(アドなのかオーガニックなのかwebサイトなのかSNSなのか)覚えがないが、なぜか慶應義塾ミュージアムコモンズ、通称KeMco(ケムコ)の公式webサイトに辿り着き、彫刻家・冨井大裕氏のトークイベントに申し込みをしていた。
この出どころの覚えのない情報で自らコンバージョンを生み出してしまったことに若干そわっとした。
実家の母から
展覧会レポ:青森県立美術館「AOMORI GOKAN アートフェス2024 前期 コレクション展」ほか
【約5,200文字、写真約60枚】
青森県の美術館巡りの一環で、青森県立美術館「AOMORI GOKAN アートフェス2024 前期 コレクション展」に行きました。その感想を書きます。
結論から言うと、青森県民もそうでない人も、是非とも行くべき美術館だと思いました。それは主に、1)大自然と共生するハイセンスな建築、2)シャガールの巨大すぎる作品を設置した「アレコホール」が圧巻、3)充実した奈良美
小倉城庭園入場者10万人達成
令和5年度は小倉城庭園に来ていただいた方々が10万人を超えるという、とても嬉しい結果となりました。来ていただいた皆様はもちろんのこと、運営側として関わっていただいた皆様にも、多くのご助力をいただきました。心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
小倉城庭園ができた初年度(平成10年)は、9月末開館から年度末(3月末)までと開いている期間が短い中で9万人超の方に来られていますので、もちろ
白井美穂 森の空き地展アーティストトーク(対談)が公開されていた!
公開期間は2024年4月17日から6月30日までとのこと。
「豊嶋康子と見る、白井美穂展」
https://youtu.be/hKfVcIMgzyk?si=_QYRFQfzVkQAk8bN
横須賀でジブリプロデューサーを追体験するチャンス!【鈴木敏夫とジブリ展】(これから行く人向け編)
実は、横須賀の別の美術館に行くつもりだった。
ただ、折角横須賀に行くので、そこだけでなくもう何箇所かミュージアムを巡ることを検討した。
そうしたところ、いつの間にか横須賀美術館がメインとなってしまった。「まだ行ったこと無かったけど、そういえば、ここも結構話題の美術館だったな」と。
なので、きっかけ/目的としてはジブリ展ではなく、横須賀美術館そのものだった。ジブリ展については「アトラクション寄
「フランシス真悟 - 色と空間を冒険する」(茅ヶ崎市美術館)
アメリカ、そして鎌倉をメインに活動を続けるフランシス真悟の、国内初の大型回顧展。
画面の形こそマレーヴィチ等を連想する抽象絵画ですが、たとえば〈Infinite Space〉(1,2)の場合、カンバスの隅に重ね塗りの形跡が残っています。よく見るとメインの画面も丁寧に塗り重ねられたハケの後が残っており、まるで夜明けのさざ波を眺めているかのような気分。画面上下にある塗り残しはまるで波打ち際…手仕
【殿さまのスケッチブック】細川家の殿さまが愛した“博物図譜”の展覧会(東京都・永青文庫)
永青文庫は、熊本を治めた細川家の下屋敷跡にある美術館。細川家伝来の美術工芸品や歴史資料、設立者である16代細川護立(1883~1970)の蒐集品を所蔵しています。
細川家熊本藩6代藩主の重賢(1720~85)は、当時窮乏していた熊本藩での藩政改革を進めるほか、藩校時習館、医学校再春館などを設立して称えられる一方で博物学に没頭し、精緻な「博物図譜」を数多く作らせました。
博物図譜のひとつ、『毛介