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某月某日の嵐

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私が過去に経験した(笑って許せる内容的な)思い出話です。 これもフィクションですよねぇ(゚∀゚) ソウダネ   ゲーム関係その他は別マガジンにわけてます。
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記事一覧

英語ペラペラ? 外資系! (゚∀゚)ノシ

英語ペラペラ? 外資系! (゚∀゚)ノシ

以前の記事にも書きましたが私が長年お世話になった会社は外資系でした。

外資系でした(強調)

それはある日のこと。
かなりの人間が外に出払っていて残っているのは私の様な不夜城開発部隊や朝来て新聞読んでインターネッツを眺めて定時で帰る謎のおじさんの様な内勤組が殆どでした。

そんな開発部隊を除いて長閑なオフィスに電話のコール音が鳴り響きます。

「はい、○○○です!」

なんだかんだトラブルを生む

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お店の名前とユニークさ(ついでに某X)

お店の名前とユニークさ(ついでに某X)

「Twitter」が「X(旧Twitter)」に改名されて思うことがいくつかあります。

いや、別に今回の話題の中心は改名騒動の件では無いのですよ・・・言いたいことは多々ありますが(笑)

今回のお話は「名前のユニークさ」です。そんな某SNSの件では恐らく多くの方が既に突っ込んできた話ですけど。

丁度よいのでそのまま使いますが、先ず「X」という文字をみて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?

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兵糧攻めにあう憩いの住処

兵糧攻めにあう憩いの住処

前回のお話は私がポストをしっかり覗かなかった事も悪いのですが、元々は重要な郵便物が唐突に送られてくる予定が無い事も状況悪化の要因でした。

ここでは詳細は省略しますが私は県外出張が出来ない事を条件にスカウトを了承した人間なので、自宅(実家ではない)は引き払えない為に二重生活状態です。なので重要な郵便物は全て自宅に届くわけです・・・一応出張ですしね(白目)

なので毎日山程突っ込まれる宅配チラシに意

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ライフラインが止まる憩いの住処

ライフラインが止まる憩いの住処

走り出した途端に整備ミスで転倒し、追い打ちで後続車に轢かれるような滑り出しを決めた家賃20万〜の高級マンスリーマンション()ですが、私個人のメリットとして水道光熱費が基本的にはコミコミというのがありました。

なので毎度湯船に浸かってましたね・・・極楽極楽(゚∀゚)

自宅だと家族がサウジアラビア国民の様な水の使い方をするので割りをくって私が必然的に渇水時の様な水生活を送る感じだったので尚更です。

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勇者よ、おぬしはそろそろセミナーに参加しても良い頃じゃのぅ

勇者よ、おぬしはそろそろセミナーに参加しても良い頃じゃのぅ

SNSのTLを覗いていると唐突にセミナーに参加した時の事を思い出しました。

「よーし、おいらも勉強して◯◯のスキルを得る為に頑張っちゃうぞ〜」

という熱量が高まって参加したわけでもなく、偶々知人の誘いに乗った為です。

先ず知人経由の製品実演会の案内が先にあって、個人的にその製品実演会にとても興味があった事から話が進みます。

その際ちょっと無関係な分野とは思うけどと前振りがあった上で、少し前

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漂う無力感

漂う無力感

人間は時に無力さを感じる事があります。

もう少し自分に手段があれば、他の誰かが手を伸ばせていれば、何が出来ることがあったのではないか?

そんな事を電車に座っている10分ほどの間考えていました。恐らく気まずそうに目を逸らしていた隣の女性もそうだったでしょう。

チャック全開放で目の前に立っていたおじさん。

降りていくその背中を一緒に見送りながら・・・(TдT)/∼∼∼∼∼∼

<次のお話>

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メイドさんから逃げ出して、金沢カレーを食べ損ねたお話

メイドさんから逃げ出して、金沢カレーを食べ損ねたお話

金沢カレー・・・今では方々で見かける様になってきた一大カレー勢力です。

でも10年そこそこ前だとそう簡単に食べる機会には恵まれない地方のB級グルメ枠だった記憶ですね。

これは私が東京に住んでいた頃の話ですが、とあるメイド喫茶で金沢カレーを提供しているとの記事を目にすることができました。

しかも場所は私が愛する秋葉原・・・これは行くしかねぇ!(゚∀゚)ノシ

早速休日に勢いでアキバに辿り着いた

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抱き合わせ販売から生まれた地獄

抱き合わせ販売から生まれた地獄

抱き合わせ販売という手法があります。

全てがそうではありませんが、価値の高いものに価値の低いものをセットにすることで、利益を落とさず負債を処理しようというやり方です。

2本合わせて値段が変わらなければ買い手としてもラッキーな話ですが、大抵はそううまくいかないもので・・・まぁ買う本人からすれば堪ったものではありませんね(;´Д`)

私の朧気な記憶からいえば・・・

特に(抱き合わせ販売とは違い

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歯医者でくっころ

歯医者でくっころ

創作物でよく

「はやく情報を吐かないと酷い目あうよぉ(ニチャァ)」

的なシーンがあると思うのですが大抵は(特殊な自白方法がない限り)捕虜が心折れる迄暫く時間がありますよね。訓練された職業人だけでなく愛と勇気と友情パワーで一般人でもかなりの耐性をみせます。

なんというか捕まった後でもワンチャン残されてるぜみたいな。

でも実際は「くっころで即降参」が基本なのかなぁと思います。

なんでそう思う

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突き抜けろドレスコード

突き抜けろドレスコード

ドレスコードって言われてピンときますか?

後述する会社に限らない話なのですが、訪れる場所で「どういった格好が相応しいか」を示したルールの様なものです。

私が長年お世話になった会社は外資の為か、割と自由なドレスコードで当時話題にも挙がったらしいです。

「らしいです」というのはそんな過去記事と昔話を見聞きしたからで、私が働く頃には一般の会社と同じ(スーツとかそんなの)になっていました。

では何

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子供ながらの極端な思考

子供ながらの極端な思考

子供は何処まで大人の話を理解しているのでしょうか。

よく「子供には理解できない」と言って大人が子供を邪険に扱う事がありますが・・・案外子供というものは大人の話を分析し、それに対する答えを持っているものです。

勿論それには本人の能力や環境に左右されます。

サンプル数が限られており申し訳ありませんが、私自身の記憶を実例として子供の聡明?さとそれをちゃぶ台返しする意味不明さ(笑)について語っていき

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眩惑の剣

大した特徴もないその男の立ち姿は普通・・・だったと思う。

何故過去形なのかについては単純で今が普通ではないからだ。

最初は小さな違和感だった。

その男はこちらの存在を認めると身体を傾け獲物を構える。

利き腕と思われた右腕だけではない。反対の左手にも同じ獲物を持っている・・・二刀流だ。

男は背後に意識を残しつつもそれぞれの獲物を胸の高さ迄持ち上げる。

右・・・いや、左か?

迷いかフェイ

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仁義なき有人誘導弾 (慰謝料鉄砲玉)

仁義なき有人誘導弾 (慰謝料鉄砲玉)

仕事で某街に住んでいた頃のお話。
その街は仁義なき抗争が過去あった"気がする"と皆に記憶されている地域でその系譜だからか知りませんが頻繁に救急車のサイレンの音を耳にしました。

まぁ私の故郷も「カルガモの親子が横断歩道を渡りました!」という微笑ましいニュースの次に建物に銃弾が打ち込まれた事件を持ってくる様な場所なのでそう構えることはなかったです。

実際に故郷と同じでいい街だったし、逆に頻繁に走る

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頑固おやじの店

頑固おやじの店

お店の評価基準というのは幾つかありますが、私の場合は商品だけでなくお店自体の雰囲気も重要視したいと思っています。

お客さんを馬鹿にするお店もそうですが、客前で吊るし上げるように従業員を怒鳴る店主はアームロックをかけられても仕方がないですね!それ以上いけない

私は出張等で自炊が出来ない時以外はATMという立場上外食を避けてはいるのですが、機会に恵まれた時は貪欲に好みのお店を探してました。

普段

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