マガジンのカバー画像

『未来』は子どもたちのためにある

1,043
ボクとしては、熱いまなざしを持ってみてくれる子どもたちを信じたい。 未来は子どもたちのためにあると思います。  ――石ノ森章太郎
運営しているクリエイター

#不登校

子どもに怒るのと叱るのは違うと考えるのは危険

子どもに怒るのと叱るのは違うと考えるのは危険

少し前に話題になっていてネットで目にしました。子どもが何か問題行動をした時に

怒るは感情が入っているからダメで叱るはしつけだけだから良い

みたいな話でした。色々な議論がなされていましたが、私はこういう考えはとても危険だと感じています。なぜなら一番大切なことが抜け落ちているからです。それは、

子どもから見たらどっちも一緒

っと言うことです。怒られようが叱られようが子どもからしたら一緒ですよ。

もっとみる
子どもに買い物をさせると勉強がぐーんと伸びる

子どもに買い物をさせると勉強がぐーんと伸びる

今まで沢山の小学生と勉強をして来ましたが、小学校の勉強で1番難しい勉強って

わり算(筆算)

だと思っています。断トツで苦戦する子が多いです。小数バージョンもありますがこれまた苦戦する子が多いです。九九もひき算も入って来るのでやる事が盛り沢山なのですが、どこに1番つまずくかと言いますと商を立てる所なんですよね。例を挙げますと、

932÷28という問題があるなら、初めに93に対して28にいくつか

もっとみる
フリースクールが「国の根幹を揺るがすことになる」と述べた首長がいるって聞いた

フリースクールが「国の根幹を揺るがすことになる」と述べた首長がいるって聞いた

どうも、ゑんどう(@ryosuke_endo)です。

これまで全くメディアを騒がすようなことをしてこなかったのに、一つの発言で急に火事を起こすような人が政治家をやっている人たちの性なんでしょうか。

2023年10月17日、不登校対策について議論する滋賀県の首長会議がありまして、東近江市長の小椋正清氏が以下のように述べたと報道されています。

報道陣から発言の真意を問われて述べたのが以下。

もっとみる
小学生の息子が不登校でホッとしているたった1つの理由

小学生の息子が不登校でホッとしているたった1つの理由

相変わらず次男は、小学校の授業スタイルを受け入れられず、給食から友達と遊びに学校に行っています。そんな小学校生活の2年目、今では次男がフルに授業を受けないことにホッとしています。

というのも、先生が一生懸命工夫はされているものの、基本は「指導する1人対、指導される30人」という40年前から変わらない授業スタイル。
これに染まってしまうと、10年後に社会にでる人たちには致命症になるのが目に見えてい

もっとみる
不登校対応の教科書1「学校に縛られない勇気」~行動できるようになるまでの過程~

不登校対応の教科書1「学校に縛られない勇気」~行動できるようになるまでの過程~


執筆当時不登校だった時の感情が強く残っていたのもあり、文章が所々乱れています。

文章を改訂することもできるのですが、あえて感情の乗った文章として残すことにします。

僕は不登校歴7年の元不登校です。

小学3年生から中学終わりまで不登校でした。

7年間不登校でしたが、7年ずっと回復し続けて行動できるようになった訳じゃありません。

回復しだしたのは中学に入ってから

小学校に行けなかった4年

もっとみる
【全文公開】人と比べられる世の中。子どもたちに必要なのは「人と比べない自信」

【全文公開】人と比べられる世の中。子どもたちに必要なのは「人と比べない自信」

 「どうしても自信が持てない」。7年間のひきこもり経験があり、現在も生きづらさをかかえる瀧本裕喜さんは悩んでいました。そんな瀧本さんの目に留まったのは植松電機社長・植松努さん。植松さんは幼いころから宇宙にあこがれ、現在はロケット開発などに携わっている。また学校での「ロケット教室」や講演活動によって、子どもたちに自信をつけてもらうための活動をしているとのこと。「この人にならば自信を持つ秘訣が聞ける」

もっとみる

「自己の確立」という呪い 2

教育においては自立とか自律、自発性、自己肯定感など、「自分」「自己」というのをとても重要視する。けれど私は以前から疑問というか、違和感があった。ガーゲン「関係からはじまる」を読んで決定的になった。それから私は、やむなくの場合を除き、意識的に使わなくなっている。

人は、一人では生きていけないからだ。
教育の目標として「自己を確立する」とかいうこともあるけれど、その言いぐさって、他人がどうあろうと自

もっとみる
【はじめて読む方へ】このマガジンの「歩き方」

【はじめて読む方へ】このマガジンの「歩き方」

「学校以外の選択肢」を選んだ家族が、我が家のホームスクールについて語る、ホームスクーラー共同運営マガジン「子育ての『再』デザイン」。

2019年6月末のスタートから、書き手は増減しつつも、記事は続々増えており、100noteを超えています(2019年7月28日現在)。
マガジンのフォロワーも100人を超えました。感想をTwitterやFacebookでいただくことも増え、思ったよりも多くの方に読

もっとみる
普通ってなに?〜次男の不登校から考えた!

普通ってなに?〜次男の不登校から考えた!

「普通ってなんなんだろう?」

入学3日目から学校に行くのをいやがる次男と一緒にいてかれこれ1ヶ月、こんな疑問が浮かびました。

学校に行かない理由それは、次男に学校がいやな理由を聞いた時のことでした。ひとつ目の理由が

「休み時間に外にでられないから」
・・まちなかの狭い校舎で500人以上の大規模校なので、ぶつかっては大変と、新1年生はなかなか運動場で外遊びをさせてもらえなかったのです。さらに、

もっとみる
ホームスクールの新学期~我が家のホームスクーラーの選択~

ホームスクールの新学期~我が家のホームスクーラーの選択~

子どもがホームスクーリングを選択していると、日常生活において「新学期」的なイベントはありません。
ですが、学校の部分利用もしている我が家では、担任の先生とのご挨拶や、教材費をどうするかという事務的な確認など、年度替わり特有のやりとりがあります。
今回は、この新年度にどんなことしたかについて振り返ってみます。

長男(小6)の場合新年度が始まりあっという間にひと月経とうとしています。
我が家には小6

もっとみる
PTAの退会で悩んでる人へ【退会は難しくない】

PTAの退会で悩んでる人へ【退会は難しくない】

【引越しのお知らせ】
PTA退会マニュアルを、WordPressブログの方に引越しします。noteでも読めますが、更新などはWordPressブログの方になります。

「退会するなら、登校班に入れない」
「退会するなら、卒業記念品は渡せない」・・・

PTAを退会したくても、我が子に災いがないか心配。かといって、PTA活動に参加するのは負担が大きく無理。

我が子を思う気持ちと、PTAを退会したい

もっとみる
私は子どもの話を聞けているのだろうか? ~自分への問いを通じてわかったこと~

私は子どもの話を聞けているのだろうか? ~自分への問いを通じてわかったこと~

「子どもの話を聞けていますか?」

そう問われたときに何と答えるだろうか? 「聞けていない時もあるけど聞けているときもある」とか「ある程度は聞けている」なんて思うかもしれない。

私も「ある程度聞けているほうだろう」と思っていた。でも、次のように質問されたらどう思うだろうか?

「子どもが話したいことは何だろう?」

そう問われると、私は子どもの話を聞けていないと思った。子どもが話したいことではな

もっとみる
義務教育スタート半年で不登校になった長男

義務教育スタート半年で不登校になった長男

今年4月に小学校に入学した7歳の長男が不登校になって約一ヶ月。ようやく自分の気持ちに折り合いが付き始め、レールを外れる選択をした彼の生き方に向き合えるようになってきた。

ちなみに、不登校の定義は文部科学省によると病欠や経済的な理由を除き年間30日以上休むことだそう。

なぜnoteに書こうと思ったか大きく2つある。

特に、

1. 自分の経験談が誰かの役に立つかもしれないと思った

が大部分

もっとみる
キャンプ場で子ども達が "オンライン授業" を受けてみたら、楽しすぎて家庭内SDGsになった話

キャンプ場で子ども達が "オンライン授業" を受けてみたら、楽しすぎて家庭内SDGsになった話

お子さんが 小学校に通学しない選択 をしている方へ

子どもと ずっと同じ空間にいる生活、
幸せだけど、なんだか モヤモヤが募るなぁ。
ってありませんか?

私は、ずーっと一緒だとモヤモヤします😢しかも、モヤモヤが大きくなると、イライラに変わる自覚もありです。今日は、そんな私に共感してしまう人と共有したい体験をまとめます✍️

*・゜゚・*:.。.:・:.。.:*・゜゚・*:

私には小4トンガ

もっとみる