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#コラム

チェスで世界とつながる|言語の壁を超えて

チェスで世界とつながる|言語の壁を超えて

チェスとの出会いは、『エヴァーグリーン・ゲーム』という小説を読んだことがきっかけだ。この本は、チェスプレイヤーたちの人生と熱い戦いを描いた作品で、その世界観に引き込まれた。日本のチェス文化の位置付け、チェスの奥深さ、そして登場人物たちの挫折と成長が描かれており、私はチェスに魅了されたのである。

⚫︎チェスを始めた動機チェスを始めた動機には、いくつかの要因がある。

まず、チェスが世界中で親しまれ

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口を開くように、心を開いてみよう

口を開くように、心を開いてみよう

食事をする時、
私たちは大きく口を開けます。

栄養を取り込むための大切な入り口である口は、
私たちの体と心を繋ぎ、外の世界と自分自身を繋ぐ
架け橋のような役割を果たしています。

話す時も、口は欠かせません。

想いを言葉に乗せ、相手に伝えることは、
口を開くことで可能になります。

同じように、人と向き合う時、
まず心を開くことが大切です。

偏見や先入観というフィルターを外し、
相手を理解し

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グッドバイ/サカナクション

サカナクションの中で一番好きな曲はこの曲です。
自分はサカナクションの筋金入りのファンの方々(魚民)ほど熱量を持って聴くことはできていないと思います。

なので、多分魚民の方々からはこの曲を一番に選ぶのは珍しいと思われてしまうかもしれないのですが、
この曲のメロディや歌詞は一郎さんが書いた曲の中で一番自分にすっと入ってくるものがあるし、自然体な曲のような気がしています。


この曲を聴くと少し悲し
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マトリックスが気付かせてくれる「リアルとは何か?」

マトリックスが気付かせてくれる「リアルとは何か?」

きっと観たことがなくとも、知らない人の方が少ないのではないでしょうか。「マトリックス」という映画のことを。

画像元:https://www.rottentomatoes.com/m/matrix/pictures

監督:アンディ・ウォシャウスキー、ラリー・ウォシャウスキー兄弟(当時は“兄弟”でしたが、現在は“姉妹”です)の持つ独自の感性、「オタク(アニメ、カンフー等)」「哲学・東洋思想」「信仰

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貧弱でシンプルな始め方が大事

貧弱でシンプルな始め方が大事

ライフハック的なウェブ記事とか読むと、よく○○には▲▲アプリがおすすめ!みたいなことが書かれています。たしかにそれを導入すればすごい便利にはなるんですが、何かしら物事を新しく始めるときには、いきなり多機能のものを使うよりも、貧弱でシンプルなもののほうがよいと思いました。

大事なのは目的をスムーズに遂行すること
ここ半年くらいでメモを取り始めまして、それが中々大量になってきました。物理的な手のひら

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どうにかしようとしない

どうにかしようとしない

どんなに動き回っても
出口に辿り着けず
ほとほとに疲れたり、

どんなに頑張っても
どうにもならなかったり、

そんな時間が
私たちの人生の中で
何度か訪れることでしょう。

コントロールできない状況で
どんなにコントロールしようとしても
ただ疲弊していくだけ。

そのどうにもならないことに費やした
エネルギーの対価として得られるのは
無力感だけということもあります。

現実への期待の後に
あなた

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もしもアウトプットに価値がなくなったら、どうしますか?

もしもアウトプットに価値がなくなったら、どうしますか?

世間一般ではあまり話題になっていないけれど、個人的に関心のある将棋のニュースがあった。

先日、プロ棋戦の「棋譜」を利用した配信をインターネットで行ったYouTuberが、運営元である囲碁将棋チャンネルから動画の削除を求められたことを不当として裁判を行い、勝訴したというのだ。

少し一般的にはなじみのない話題だと思うが、思うところについて書いてみたい。



そもそも「棋譜」とは何かというと、将

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ゼロからイチを生むのは容易くないけど、

ゼロからイチを生むのは容易くないけど、

noteを書くとき、何かを綴るとき、キャンバスを前にしてこれから描く風景や人物と真剣に向かい合うとき、わたしたちの前にはゼロがあります。

わたしたちは、ゼロを前にして、持っている既存のものの組み合わせをこちらから連れてきます。ゼロからイチを生み出す作業をしたのは、この世界で、わたしたちの知る限りは宇宙だけで、それ以外はすべてが既存のものを組み合わせて出来ていると私は、思っています。

出力の能力

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平凡で平穏な日々が安穏に続きますように

平凡で平穏な日々が安穏に続きますように

新しい年が始まりましたね。僕はもともと商売人の家庭に育ったのと、13歳から父が亡くなり母子家庭だったのとで、新年は母が働いてサポートをする家庭でした。

ひるがえって現在、70を超えてなお現役の着付師である母は正月は繁忙期なので着付の依頼を受けて某ホテルやらへ出張。僕は妻と娘2人とのんびりとした元旦を過ごしております。

こうして正月が来るたびにもう20年以上前の1月17日のあの阪神淡路大震災を思

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サイゼリヤの完全攻略マニュアル

サイゼリヤの完全攻略マニュアル

こんにちは、フードライター マッシ(@massi3112)

はじめに

サイゼリヤが大好きで行くといつもイタリアに帰った気分になる。イタリア流の食べ方を知ると更に美味しくなるだけではなく、カスタマイズして自分にピッタリの味を簡単に作れる。毎日サイゼリヤに行っても飽きない理由は調整できること。ツイッターで紹介したところ、たくさんの人に喜んで頂けて嬉しかった。そこで、この記事では僕が考えるイタリア流

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「愛は見つめ合うことではない」

「愛は見つめ合うことではない」

愛するとは、大切な人と見つめ合うことではなく、
一緒に、同じ方向を向いて歩んでいくことですし、
その状態を、相思相愛と呼ぶのかもしれません。

そして、同じ道のりを一緒に歩んでいく途中では、
遭遇する試練を通して悲しみや苦しみも味わいますが、
互いに支え合うことで心の痛みを軽減し合うのです。

人には、人知れずその人にしか分からないような、
苦しみ方や悲しみ方、心の痛み方があるでしょうから、

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「負けたくない」気持ちが敗北を呼ぶのでは?

「負けたくない」気持ちが敗北を呼ぶのでは?

「勝負」の強さに一番良い影響を与えるマインドセットってどういうものなんだろう、とたまに考える。

よく、勝負においては「気持ちで負けてはダメだ」ということが言われる。最初から勝てないと思っていたら、勝てるものも勝てないという意味だ。だから、「負けたくない」「勝ちたい」という強い気持ちが勝負強さにつながると一般的に思われている。事実、そのような部分もあるのだろう。

しかし、自分はどうも勝負の土壇場

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