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KADOKAWA「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」発売中! Ciao! イタリア・ピエモンテ出身 マッシ | 日本在住15年目|日本食文化の面白さ、イタリアとの意外な共通点、日本全国を巡り現地で出会った食の魅力を楽しく発信中。現在、テレビ出演やライターとして活動中。

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「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の食文化」へようこそ! ここではイタリア人マッシが日常生活で感じた日本食文化の驚きやストーリー、異文化の面白さなどをまとめたエッセイが読めます。 ■どんな人に来てほしいか ・マッシが旅した日本各地の美味しいもの情報やエピソードが知りたい人 ・日伊食文化の違いや食べ歩きの旅がしたい人 ・カフェやスイーツ、とにかく美味しいものが好きで情熱的にエッセイが読みたい人 ・書籍「イタリア人マッシがぶっとんだ、日本の神グルメ」の続きが読みたい人 掲示板はお知らせやリアルタイムで感じたり発見したりしたこと、記事は月に3〜4本更新に加え、過去のものも全て読めちゃいます。 読んだら思わずお腹が空いちゃうようなエッセイを、メンバーシップのみなさんにお届けします! 僕と一緒に日本食文化を再発見しませんか?

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サイゼリヤの完全攻略マニュアル

こんにちは、日伊通訳マッシ(@massi3112) はじめに サイゼリヤが大好きで行くといつもイタリアに帰った気分になる。イタリア流の食べ方を知ると更に美味しくなるだけではなく、カスタマイズして自分にピッタリの味を簡単に作れる。毎日サイゼリヤに行っても飽きない理由は調整できること。ツイッターで紹介したところ、たくさんの人に喜んで頂けて嬉しかった。そこで、この記事では僕が考えるイタリア流美味しいサイゼリヤの食べ方マニュアルをご紹介する。ツイッターを確認しなくてもこの記事を読

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      こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 3月上旬、何年ぶりに名古屋に住んでいるイタリア人の友達に会いに行った。会うのも名古屋に行くのも久しぶりだったので、名古屋の名物や喫茶巡りをしたいと説明したら、友達3人ともマッシに合わせるからどこにでも付いていくと言われた。ということで、僕の目的である甘いパスタでもいいと確認を取れたのだった。 お昼ご飯は噂の「喫茶マウンテン」に行ってきた。友達は日本の喫茶文化に詳しくなくてそもそもあまり行かないからとても楽しみにして

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          みなさんこんにちは。いつものマッシ(@massi3112)です。 イタリアでは、水よりもワインの方がよく飲まれているんじゃないかというほど、ワインが普及している。家でもお店でも、昼でも夜でも、仕事の休憩中でも、いつでも飲んでいる。 僕もイタリアにいた頃はワインがいつもそばにいて、小さい頃はおじいちゃんに連れられよくワイナリーにワインの買い出しにも行っていて、それが毎週のおじいちゃんとの日課でもあった。大人が大勢いる場では必ずワインが振る舞われ、幼い僕もちょびっと味見したこ

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        • 【zoomおしゃべり会】3月18日(土)20時〜

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        • 阪神百貨店のプリン天国

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          築地で見えた、日本が外国人に愛される理由

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          食べ物への愛情が足りない時代

          こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 1983年生まれの僕は、完食しないと遊びは禁止。今出ている料理を食べてからではないと次の料理が出ない。最低限の食事ができない国もあることを考えて、今の食事はただの食事でなく当たり前でもなく、生きることに繋がる大切な存在だというような言葉で育てられた。僕のおじいちゃんは戦争の経験者で、「一口ごとに感謝しながら今日も生きてこれた」と子供の時から聞いてた。 この教育で生きてきた僕から見ると、現在の大きな問題はいつでもすぐ

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          チョコ業界の通訳で僕を困らせた言葉

          こんにちは、日伊通訳 マッシ(@massi3112) 2月12日はヴェンキOtemachi One店でヴェンキのレシピ開発責任者GBさんとチョコレートジャーナリスト市川さんのトークイベントがあった。そこで日伊通訳を担当させていただいた。 ツイッターとnoteではフードや食文化の話が多いけど、実は僕の本業は日伊逐次通訳。コロナ禍で休業になっていた本業は少しずつ戻っている中で、故郷の大好きなヴェンキの通訳をする日が来るなんて、通訳者として夢の一つが叶った。しかも、日本唯一のチ

          日本の魅力は大通りの向こう側

          こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 都会といえば、人混みと高層ビル。用事がなくても知らないうちに自分も急いで歩いて、川に流れている葉っぱのような気分になる。 デカいモニター、夜のはずなのに脳が昼間と勘違いしてしまう都会。 東京に引っ越して1ヶ月半も経っていない僕から見ると、東京の魅力はどこにあるだろう?東京にいながら、日本の日常生活や伝統的な部分はどこに存在しているだろう?とある日、ある道で気が付いた。 有名な地域である新宿、そして渋谷のスクランブ

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          昭和レトロな喫茶店に出会えるニッポン

          こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 「着物の文化」は伝統でもあり、日本の奥深い文化でもあり、外国人までその良さが伝わる。着物は時代に合わせて進化してきたおかげで、海外でも知名度が上がっている傾向にあるようだ。 僕個人的には日本の文化を体験したいなら着物や和菓子、寿司よりも、昭和レトロな喫茶店に行くことをおすすめする。ある意味、日本を満喫したいなら時間が止まった喫茶店で、日本の中でも見えない日本を発見できると感じている。 昭和レトロな喫茶店や純喫茶は

          日本の百貨店が宇宙船に思えてくる訳

          こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 日本に来て、未だに慣れない風景と文化は百貨店だ。都会から郊外まで面積と大きさが変わるけど、必ず出会える。イタリアではないことがないけど、ミラノ、トリノ、ローマなどの都会のみにしかない。しかも少なくて大したことがない。そもそもイタリアでは、一箇所で何でもある何でも買える、という文化は非常に薄い。 日本の百貨店を見てSF映画に出てきそうな宇宙船のように見える。まるで地球を出て長旅が始まりそうな、10年から20年の壮大な

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          イタリア人の食感は日本の真逆?

          こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 イタリアに住んでいた時に、食感や食に対するオノマトペのことを深く考えたことがなかった。日本に来てから、日本の食感は食べ物より言葉からその違いを感じていて、意識が膨らんだ。よく考えたら、18歳の初来日で驚いたのは日本料理の柔らかさと、サイズだった。 日本に住めば住むほど、1番変化があるのは味覚。一時帰国の時に、イタリアと日本の食感を考えるきっかけは口の痛みだった。この痛みは改めて、イタリア人の好きな食感を再発見するき

          カップヌードルの世界にあったパスタの王道

          こんにちは、いつものマッシ(@massi3112)です。 今日はカップヌードルの世界に行く予定ではなかったけど、知らないうちにその旅が始まった。どういうことかと言うと、横浜に行ってスイーツ探しがてらみなとみらいをぶらぶらしながら、窓が一個もない箱のような建物にたどり着いた。遠くから見たら、人混み。アリのように、その建物から出たり入ったり、止まったりしていたけど、僕の中に付いてるスイーツレーダーによると「チーーーン」。反応が全くなかった。 青空と海の青さの間にいた僕は、砂漠