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エッセイ集『LOVE notes』

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心音(ここね)の【エッセイ】や【日記】をまとめたマガジンです✨
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#アート

巡りあう おなじ光 i am Love

巡りあう おなじ光 i am Love

夢の中に大好きだった祖父が出てきた。
2019年に亡くなってから初めてだと思う。

いつも記憶の真ん中にある、あの山々に囲まれた家。

久々に訪れられた、ずっと辿り着きたかった場所に、わたしは静かに興奮していた。

実際の祖父の家とは仕様が全く違ったけれど、印象的な家までの道中はよく似ていて、その光景にわくわくした。

夢の中の家には、素敵なアンティーク調の階段があって、その一番上にある窓からは、

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Sparkle

Sparkle

わたしは普段からどこかぼーっとしているので、自分が興味ある事以外は、殆ど見聞きしていなかったりする。

あまり目の前の現実に集中していないと言えばそうだし、地に足が付いていないとも言えるかもしれない。

大体、パジャマのズボンや部屋着のズボンは、前後逆になっていて、いつも娘に指摘されるまで気付かない。

今朝は上着が逆になっていて、それは鏡を見てなんとなく変だなぁと思い、無事気付くことが出来た。

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Fanfare Record

Fanfare Record

2024年、明けまして、もう1月も半分、あっという間に過ぎてしまいました。

遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします✨

冬至あたりから、デトックスデトックスデトックスのオンパレードで、フィジカルの方のデトックスがまだ続いていて、そろそろ落ち着いてほしいこの頃です。

最近は、0.5倍速のラジオ体操を始めました。

ゆっくりと身体を動かすことで、せかせかした心も落ち着き、身体がリラックスす

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あなたを忘れない

あなたを忘れない

先日、ふと気になって、自分のホロスコープの金星がどこにあるのか調べてみた。

時々無性にホロスコープを観てみたくなるときがあって、そういうときだけピンポイントで調べてみる。

わたしの金星は射手座にある。

インターネットなどでは参考程度にするだけで、あまり詳しい意味は調べ過ぎず、とりあえずは自分の持つ射手座のイメージで判断する。

なるほどね。自由が好きで束縛はNG。狩るのが本能的に好きなのはわ

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Rainbow Passage 〜虹の通り道〜

Rainbow Passage 〜虹の通り道〜

殆ど家にいるにも関わらず、踏んだり蹴ったりな日々を過ごしているこの頃です。

順調に浄化(手放し)が進んでいるということで、受け止めておりますが、ちょっと外出したりベランダから外をのぞいたりしたタイミングで、びっくりするシーンを目撃することが多く、内観への導きが顕著です。

あまりに立て続けにこんなシーンを見せられるなんて…自分はどこまでクズなの…と最近は、落ち込み気味で鬱々としていましたが、しん

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偶然は必然

偶然は必然

三連休最終日、娘とセブンイレブン&百均へ。

自転車に乗って二人で歌い出したのは、Mrs.の【ロマンチシズム】。

確認し合うでもなく、示し合わせたように同じ歌を歌い出すのはいつものこと。

🎵僕らはそうさ 人間さ

太陽の光を浴び、風に吹かれ、気持ちよく歌いながら目的地へ。

まずは、Mrs.のFCツアーが当たったので、チケット代の入金へ。
チケットが当たるまでの軌跡が奇跡的で、ちょっと不思議

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わたしの中のゴッホとピカソ

わたしの中のゴッホとピカソ

わたしの中にゴッホとピカソがいる、と気付いたのは、いつだったでしょうか。

以前、ピカソ本人が出演しているドキュメンタリー映画を観たとき、あぁ、彼の根底にあるもの、表現の真髄みたいなものは、わたしの中にもあって、これは意識で繋がってる気がするなぁ、と、ただそう感じました。

彼が絵を描く中で、どんな風にひらめき、どのように形にしていくか、というプロセスを捉えたその映画には、何も特別なことはなく、た

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KAGUYAの森

KAGUYAの森

タイトル『 KAGUYAの森 』

丸キャンバス(30㌢)/アクリル絵の具・ポスターカラー
2023年7月2日完成作品。

7月末提出締め切りのF20(727×606mm)サイズの作品の筆がなかなか進まず、気分転換に直径30㌢の色だけ塗ってあった描きかけの丸キャンバスに、何にも考えず自由に筆を進めて、4日ほどかけて出来上がりました。

誤解を恐れずに言うなら、適当に使いたい色を選んで線を引いてい

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夢の中で、あの日の続きを

夢の中で、あの日の続きを

長い間、よく夢に出てくる人がいる。

この3年の間にも、何回出てきただろう。

その人は、中学のとき一目惚れした、好きだった人だ。

彼にはずっと片思いだった。

一年生のときに隣のクラスで、廊下とかで見かけて好きになったのだと思う。

隣のクラスだったから、体育祭のフォークダンスで踊れたときは、とんでもなく緊張していた。

そして二年生になり、同じクラスになった。 
 
その時は、天にも舞い上が

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真夜中の覚醒

真夜中の覚醒

先日、ヤマト運輸の配送伝票をもらいに、コンビニへ行きました。

久々の外出(徒歩2分)、久々の外での人との会話。

コンビニに入って、奥のレジにいらっしゃったスタッフさんに、声をかけました。

「すいません、ヤマトの発払いと元払いの伝票、1枚ずつ頂けますか?」

…なぜか、きょとんとするスタッフさん。

そして、言われました。

「発払いと元払いは同じですね。」



自分でも何て言ったのかわか

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夢を生きた旅のこと 〜in Tokyo・展覧会〜

夢を生きた旅のこと 〜in Tokyo・展覧会〜

3月18日〜20日、二泊三日の旅を終えて、帰って来ました。

普段ののんびりゆっくりした生活からは考えられないくらい、ハードで濃密なスケジュールでしたが、何事もなく無事終えることができて、わたしこんなにも動けるんだっていう自分自身への自信にもなりました。

Arte de acoさん主催の『絵のある生活vol.23』in代官山アップステアーズギャラリーでのグループ展覧会に、お越しいただいた皆さま、

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魂のフィルム

魂のフィルム

自分の中真感覚や大いなるものの流れを信頼するということは、時に湧いてくる空想や妄想のようなものを信じなければならない場合がある。

それを信じなければ前に進めないような、あり得ないヴィジョンが浮かんだりするが、ただの夢物語や思い込みたいだけのくだらない欲望だと片付けて仕舞えば、それまでだ。

多くの人はそこで長く葛藤しているような気がする。

逃避ゆえの空想の場合ももちろんある。

そういう時、ま

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OH MY LIFE

OH MY LIFE

クリスマスはわたしにとって、夏の終わりと同じくらい、命の火を見つめたくなる特別なシーズン。

今年もツリーの絵を描きました。

タイトルは『OH MY LIFE』。

描きながら、ツリーを彩ることは、

自分の人生を祝福することなのだなと

気付きました。

誰のためでもなく、自分のために

目の前のツリーというあるがままの存在を慈しみ、

自由に飾り付けをする。

それはとても静かで満たされた時

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わたしはここにいる

わたしはここにいる

ずっと一人になれる空間が欲しいと思っていたのだけど、それは単なるわがままで、小学生の子どもがいる今、口にするべきではない言葉だと、口から出てしまいそうになる不満を、無意識に否定しつづけて過ごしてきた。

ぼんやりしてやる気が出ない。活力が漲らない。それは、単純に体調のせいだと思っていた。

しかし、新月前あたりに、火山が噴火するように爆発して、言いたいことをぶちまけたら、夫の部屋に娘が移動すること

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