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#オールカテゴリ部門
1991年の可能世界
一九九一年、もしも彼がまばたきをしていたらこの世界は大きく違っていた、と僕は思う。
今この部屋には箱が十六個、椅子が五脚ある。床一面は適度な具合につるつるとしていて、三枚ある窓はどれも漸進主義的な等差数列のようにくすんでいる。僕はそれらが多少でも改善されることを真底望んでいるが、それは無理というものだ。一人ごとの悲しみをたたえたエンハーモニックが時折通り抜けるこの部屋は、今少しずつ死にかけ
【映画感想文】「うんこ召し上がれですわ」中島らも原作の未配信でDVDも出ていない映画が嘘みたいに面白かった - 『Lie lie Lie』監督:中原俊
それはYouTubeのレコメンドで勝手に流れてきたんだと思う。公式なのか、定かではないからリンクを共有はしないけれど、ある映画のワンシーンだった。
テレビのトーク番組らしき落ち着いたセットに若き日の豊川悦司と佐藤浩一が座っている。向かいには評論家然としたおじいさんが座り、ある文学作品について語っている。
これに対して、インテリっぽい豊川悦司が答える。
状況を察するに豊川悦司と佐藤浩一
[実体験] 女神からのメッセージ 第946幕
この話は、2021年4月頃に、息子に起きた不思議な出来事である。
そして、女神からあなたへ送るメッセージである。
実は、今回の記事は私の初期の記事『[実体験] あなたは そのままで価値がある 第88幕;2022年3月14日投稿記事)のリメイク版である。
今、日本人の多くの人たちが、常識という名の”正しさ”にがんじがらめに囚われており、心のままに、ありのままで、そのままで良いということを忘れてし
創作大賞の応募何万件って、絶対全部は審査してないでしょ
とおもったら、Q&Aで1人で1万件見た人がいると聞いて
すげえ、と思った反面ちょっと引きました
働き方大丈夫なんかな、と
というわけで、文章と違って音楽は時間芸術なので
読み手の都合で読み飛ばせません
選考のかた、かったるいとは思いますが
何卒ご了承の程よろしくお願い申し上げます🙇♂️
【創作大賞2024応募作オールカテゴリ部門】松山行きのバスに乗る。#4新しい人生を生きる事にする。(3/5)
■
朝、起きると、愛美はもう自分の部屋にはいなかった。
私が部屋を出ていくと、愛美はパジャマ姿のままで、キッチンでコーヒーを淹れていた。
「おはよう」
「おはよう、お父さん、早いね。」
時計を見た。5時50分。
「全然早くないよ。いつもなら5時前には起きる。お前は、どうしたんだ?」
「私、昨日ストレッチをしてなかったんで、さっきまでやってたの。ベランダで。今からシャワーを浴びるわ。」
「そうか、じ
一休さんとゆかいな仲間たち 第2回
本編を、ご覧いただく前に少しだけ寄り道。
さて、本編へと行く前に。
これからお届けします、
今回のお話の中で、
本編ナレーションにおいて、
説明がありますが、
この後、アニメ「一休さん」の、
長い長いお話において、
「そもさん」「せっぱ」という、
やりとりが、色々な場面で、
色々な人たちの間で、
日常のように、行われる事になります。
ほんの少しだけ、お時間を頂戴いたしまして、
にわかではござい
【創作大賞2024応募作オールカテゴリ部門】松山行きのバスに乗る
【あらすじ】
六浦敏郎は、東京・兜町にある証券会社の投資部門の部長だ。
彼の部署ではある大型の海外投資案件を抱えている。
その案件にとって大事な局面を迎えている晩、彼はどうしてもオフィスを出て、旅をしなければならなかった。
翌日に実母の七回忌の法要があるからだ。
彼は後ろ髪を引かれる思いで、新宿バスターミナルへ向かった。
松山行きのバスに乗るためだ。
【本編】
■
夜の新宿のバスターミナル。
【失敗から、どん底再生中!】#4 もしかしてPTSD?
私は現在60歳です。
会社倒産、自己破産を経て早7年が流れました。
震災もだいぶ落ち着いたと思えば、今度はコロナ禍です。
コロナ禍を経て、何とか生きています。
ここは東北の北の果て、と言えば想像がつくでしょう。
故郷とあまり変わりませんが、岩手から青森へ来ることになったらしいです。
「らしい」とは人事のように聞こえるかもしれませんが、正直なところ断片的にしか記憶がありません。
今思い返せば
ヤンキースの5番を空振り三振に仕留めた、マリリン・モンローの記録と記憶(1)”STRUCK OUT…”
まえがき、
このnoteは、佐山和夫さんの著書『ディマジオとモンロー 運命を決めた日本での二十四日間』(河出書房新社)や、筆者所有の日米野球雑誌etcに、推察や憧れを交えた《野球浪漫解説》である。そんなジャンルあるのかミステリアスですが...
「三振(struck out)だったわ…」
振り返って、そう洒落ながら笑ってみせたマリリン・モンローと、元ニューヨークヤンキースのジョー・ディマジオとの初
贈る幸せ・贈られる幸せとともに🎁 ~私のハンドメイド生活~
先日、某大手ネット通販の手芸品店にて、布地を複数注文していた。
昨夜その注文品の配達があり、さっそく荷物を開封。
すると、注文した覚えのない北欧柄のステキな布が目に飛び込んできた💖
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この布、注文品とは別の小袋に入っていたので、どうやらショップスタッフさんのお心遣い、ということらしい(私の大好きな色柄💛✨✨)。
ネットの生地屋さんや手芸専門店で買い物すると、こんなふうにオマケの品が