マガジンのカバー画像

本の棚 #ビジネスコーナー

207
ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま…
運営しているクリエイター

#ビジネス

店長あるあるなあなあ日記〜師匠を見つけろ〜

店長あるあるなあなあ日記〜師匠を見つけろ〜

店長の孤独。

経営者の孤独があるように

店長には店長なりの孤独がある。

それに耐えきれずに部下の位置まで降りて

仲良しこよしのチームをつくってしまう。

悪気はないのだ。

孤独からの回避としての行動だ。

けれどもその行く先に

目指すゴールがあるだろうか?

到達したいゴールがあるならば

部下と横並びになっている場合ではない。

ではどうすればよいか?

それは…

師匠をみつけるこ

もっとみる
店長あるあるなあなあ日記〜拝啓:目の上のたんこぶ様〜

店長あるあるなあなあ日記〜拝啓:目の上のたんこぶ様〜

年上部下

年功序列の時代が終焉を迎えようとしている

そんな世の中においてその存在は

増加していくことは間違いない。

というか、自分もそうなっていくだろう。

年下上司のもとで働くことも想定したい。

誰もが組織のピラミッドにおいて

順調に上にのぼっていけるわけではない。

出世を目指すことは否定しないし

成長速度を加速させてくれる、

良き目標設定となることもある。

ただし、過度な出

もっとみる
本の棚 #262 『運を支配する』

本の棚 #262 『運を支配する』

運って支配できるのか。

引き寄せの法則みたいなのは

人生で何度も経験しているけど

支配してる感覚はゼロ。

麻雀の鬼同士の対話の中に

人生における運の支配法があるのか。

−−−−−−−−−−−−−−−−

結局はシンプルに考え、シンプルに行動するのが一番強いのです。

人は複雑に考えたがる。

バカだと思われたくないから

たくさんKPIを並べてしまう。

制約理論で考えるといつだってシ

もっとみる
本の棚 #237 『理想で部下は育たない』

本の棚 #237 『理想で部下は育たない』

組織、チームとして成果をあげていくうえで

常に優秀なプレイヤーばかりが

集まっている状態は続かない。

部下の中でも能力のばらつきは

出てくるし、組織が大きくなればなるほど

そのばらつきも大きくなっていく。

理想論ではなく現実に目を向け

地に足をつけて進んでいきたい。

そんなリーダーにはその本。

−−−−−−−−−−−−−−−−

教えても意味がないなら、教えないこと。

メモをと

もっとみる
本の棚 #234 『解像度を上げる』

本の棚 #234 『解像度を上げる』

ビジネスシーンでもよく使われる

この「解像度」というやつ。

カメラの画素数的な感じか。

解像度が高いほうがいいように思うが

逆にそこまでの解像度は必要か?

と思うこともあったりする。

ただし解像度を上げるスキルがなければ

調整ができないということにもなる。

要は上げ方さえ知っておけばいい。
(と現時点では思っている)

レイヤーがあがっていくにつれて

現場で起きている問題、本質的

もっとみる
本の棚 #231 『上司の心得』

本の棚 #231 『上司の心得』

組織マネジメントにおける難しさを

最近の某中古車販売会社から感じるのは

ぼくだけではないだろう。

組織が大きくなるにつれて

効率的でなくなったり

思いもよらぬエラーが発生したり…

どんな態度で、心持ちで

上司として生きていけばいいのか。

決定版という名にふさわしい一冊
(えらそうにすみません)

勝者とは利益を上げた者だ。

赤字続きでは会社は潰れる。

利益を出している経営者の言

もっとみる
本の棚 #228 『AI時代を生き抜くための仮説脳』

本の棚 #228 『AI時代を生き抜くための仮説脳』

データばかりを集める収集化がいる。

集めれば集めるほど正確な判断ができる

そういう錯覚に陥っている典型だ。

集めることに時間をかけて

集める作業自体の効率化に走り出し

なんの仮説もないままに進んださきには

たいした解決策は出てこないことが多い。

−−−−−−−−−−−−−−−−

網羅思考から仮説思考へ

網羅思考とは冒頭で書いた通り

考えうるあらゆる事象を抽出して

限りなく多く

もっとみる
本の棚 #227 『とにかく仕組み化〜人の上に立ち続けるための思考法〜』

本の棚 #227 『とにかく仕組み化〜人の上に立ち続けるための思考法〜』

「あなたがいないと困る」
この言葉は麻薬だ

こんなスタートから綴られる一冊。

その瞬間は感動し、涙するかもしれない。

しかし時間が経つにつれて

「ほんとうにそうなんだろうか」

という思いがまた生まれてきて

同じことを言ってもらえると安心し

言ってもらえないと組織を去っていく。

そんなつもりで言っていないことが

そんな麻薬的な症状を生んでしまう。

よい組織をつくっていくための指南

もっとみる
本の棚 #223 『金鉱まで残り3フィート』

本の棚 #223 『金鉱まで残り3フィート』

やっと購入できた。

かれこれ10年くらい読みたいと思いながら

手がつけられなかった本だ。

Amazonで中古品を見つけて購入したが

なかなか年季の入った風貌だ…
(ビニールシート貼られたり、破れてたり)

だが、それもまたいい感じ。

勝手に期待値MAXの本には

どんなお宝が眠っているのか。

−−−−−−−−−−−−−−−−

成果をあげているときが

成長を実感できるときとするならば

もっとみる
本の棚 #216 『時間最短化、成果最大化の法則』

本の棚 #216 『時間最短化、成果最大化の法則』

短時間で成果を上げるための黄金法則。

−−−−−−−−−−

思考アルゴリズムとは

考え方のクセとも言えるもので

スキルよりも何倍も差がつくという。

さらにスキルは分野分野で異なるが

思考アルゴリズムはどこにいっても

いくつになっても使えるものだ。

早いうちに良い考え方のクセを身につけると

人生の後半には投資の如く効いてくる。

ピッと反応してパッと行動に移す。

今すぐやるか、い

もっとみる
本の棚 #213 『付加価値のつくりかた』

本の棚 #213 『付加価値のつくりかた』

物価がどんどんあがっている。

コンビニにいくとよくわかる。

手軽に楽しめるはずの駄菓子も

どんどん値上がりを続けていて

ビックリマンチョコの値段に

びっくりさせられる始末。

ぼくたちはモノやサービスを買うときに

価値があると思うから買うわけだが

価格があがってもなお、その価値があるか

「そこまでの価値はない」と判断したら

買わなくなる、使わなくなる。

どうやったら価値を感じて

もっとみる
本の棚 #210 『編集思考』

本の棚 #210 『編集思考』

新しいもの、新しいサービスは

どうやって生まれるのだろうか。

そのヒントは、

すでにあるものの「組み合わせ」だ。

昨日コンビニにいったら

カップヌードルが既存の味を

ハーフ&ハーフでリリースしていた…
(ノーマル×味噌みたいな)

ザ・センターマン風のパッケージに

一瞬目を奪われたが、ぼくの手が

その棚に伸びることはなかった。

なんでもかんでも組み合わせたらいい

そうではないこ

もっとみる
本の棚 #209 『売上の地図』

本の棚 #209 『売上の地図』

売上があがる方法、ルートが書かれている地図、

そんなものはこの世にない。

しかし売上につながる世の中の仕組みを

わかりやすく描いた地図は、ここにある。

店舗、接客、ウェブサイト、広告…

あらゆるものが相互に作用し合いながら

ときには良いこともあるけど

良くないときもある。

でもどこかにきっかけがあるはずで

そのつながりを知っておくことで

命の危険を免れる…そんな地図ならほしい。

もっとみる
本の棚 #201 『マーケティングとは「組織革命」である。』

本の棚 #201 『マーケティングとは「組織革命」である。』

昨日の初耳学で教壇に立ち

キャリアに悩む人たちの声に

誠実に回答している姿に

ぼくは森岡毅さんという人に

ますます興味が湧いた。

日本は"マーケティング発展途上国"です。

そんな言葉が著書にあるように

まだまだ発展段階な部分があるこの世の中を

どんな切り口で切り拓いていくのか。

その思考プロセスやいかに。

−−−−−−−−−−−−−−

どんなに効果的な策があったとしても

もっとみる