マガジンのカバー画像

本の棚 #ビジネスコーナー

200
ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきま… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

本の棚 #258 『人生は図で考える』

本の棚 #258 『人生は図で考える』

「今、ここ」を生きるための教本。

人生を豊かに生きるために引出は多いほうが

何かと便利ではないか。

様々な思考法を図で捉えて

自分の人生の具体とつなぎ合わせる。

読みながらそんな感覚を持てる本。

−−−−−−−−−−−−−−−−

自分の判断軸がある人生

追われるよりも追いかけたい。

追いかけていたものだったのに

いつしか追われるようになっている、

そんな経験はないだろうか。

もっとみる
本の棚 #257 『人望とは何か?』

本の棚 #257 『人望とは何か?』

人望とは?

〇〇とは?と問われると

意外と答えに困ることに気づく。

普段使っている言葉ですらそうだ。

言葉は便利だけど、いつだって曖昧で

そのわりにパワーをもっている。

−−−−−−−−−−−−−−−−

人望がある人ってどんな人?と聞かれると…

「誰からも好かれる人、嫌われない人」

みたいに答えてしまいそう。

そこで大切なのが組織の価値観であり

価値観を明確に行動として落とし

もっとみる
本の棚 #256 『世界は経営でできている』

本の棚 #256 『世界は経営でできている』

この世界をどんなフィルターを通して見ているか。

そこに唯一の正しいものなんてないんだけど…

どんなフィルターなのかを認識することは大切だろう。

本屋さんで初めて見た本だったけど

最初の数ページを読んだだけで筆者の文体に

惹きつけられる。

令和冷笑体エッセイ、と書かれているそのものだ。

貧乏、家庭、恋愛、勉強、就活などは

すべて経営でできているという本書に

多くの読者が共感するなに

もっとみる
本の棚 #255 『EQ こころの知能指数』

本の棚 #255 『EQ こころの知能指数』

頭の回転が速い人が必ずしも

豊かな人生を送れるとは限らない。

この社会の中で成功している人は

「こころの使い方」がうまいようだ。

単なる知能、理性を凌駕する情動、感性と

どのように付き合っていくのか。

まずはこころの動きの基本を知る。

−−−−−−−−−−−−−−−−

考える知性と、感じる知性と。

私たちが人生をうまく生きられるかどうかは、両方のバランスで決まる。

こんな事を言

もっとみる
本の棚 #254 『人を選ぶ技術』

本の棚 #254 『人を選ぶ技術』

採用活動においては

選ぶ側でもあり、選ばれる側でもあるが

選ぶ技術についてのプロとして

どんな思考をもって取り組んでいくのか。

表面上のテクニックではなく

人を見るときに、どんな構造なのか

こちらの頭の中をアップデートしない限り

いつまでもミスマッチが続くように感じる。

−−−−−−−−−−−−−−−−

上になるほど変わりやすく

下になるほど変わりにくい。

上になるほど確認

もっとみる
本の棚 #253 『人事と採用のセオリー』

本の棚 #253 『人事と採用のセオリー』

採用プロジェクトに入って

早くも3ヶ月が経とうとしている。

新しい領域に入ると時間が加速する。

組織や人を扱うことの複雑さを

身を持って体験できることに感謝しながら

インプットとアウトプットのバランス

特にアウトプットを意識することが

自分自身の特性上(学習欲max)は

いいだろうと思いながら、いつも通り

インプットからスタートする毎日。

−−−−−−−−−−−−−−−−

もっとみる
本の棚 #252 『世界一やさしい「才能」の見つけ方』

本の棚 #252 『世界一やさしい「才能」の見つけ方』

「才能」ということばを聞くと

「ある人とない人」みたいな括り方が

世間一般ではされているように思う。

著書ではその視点で才能を語っていない。

才能について圧倒的なわかりやすさ

やさしさをもってして教えてくれる一冊。

−−−−−−−−−−−−−−−−

ぼくたちは言葉を使って思考して

言葉をつかってコミュニケーションをとる。

けれど、その言葉の定義、分類が曖昧で

使っている本人も実

もっとみる
本の棚 #250 『すごい言語化』

本の棚 #250 『すごい言語化』

「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法

このサブタイトルが本当ならば

ビジネスパーソンはもちろんのこと

人間関係に悩む人も読んだほうがいい。

それほどまでに

「伝える」と「伝わる」は違う。

−−−−−−−−−−−−−−−−

学校で習った国語は「読み取る力」を鍛えることに重きを置いている。

表現することに対してぼくらは

そこまで多くの時間を割いてきていない。

ただしそれは後天的に身に

もっとみる
本の棚 #249 『カモメになったペンギン』

本の棚 #249 『カモメになったペンギン』

今まで住んでいた場所(氷山)が

実は危機的な状況に陥っている。

それを多くのペンギンたちは知らない。

そんなときこの事実を知ったあるペンギンが

みんなを守るために動き出す。

−−−−−−−−−−−−−−−−

そんなのできるわけがないんだ。

提案を否定して「No」と言わせる、

そこになにか意味はあるのだろうか。

あるとしたら威厳と権利を守る、保身のため

全体の最適のためには必要な

もっとみる
本の棚 #247 『きみのお金は誰のため』

本の棚 #247 『きみのお金は誰のため』

お金についての本は久しぶり。

「しょせんは10キロの紙切れや」

目の前に1億円の札束がある状態から

この物語はスタートする。

当たり前に存在している紙切れに

ぼくらは「価値」があると信じている。

どうやってこんなことになったのか。

こういうことこそ学校で学びたい。

−−−−−−−−−−−−−−−−

奴隷は言いすぎじゃないか、と思いきや

本を読み進めるにつれて

いかに自分が奴隷

もっとみる
本の棚 #245 『企業文化をデザインする』

本の棚 #245 『企業文化をデザインする』

「御社の企業文化は見えにくい」

以前こんな指摘を頂いたことがある。

そのときは正直意味がわからなかった…

今になってみると

「企業文化が薄まっている」

という意味に聞こえてくる。

少しずつ会社が大きくなるなかで

秘伝のタレが薄くならぬように

継ぎ足し継ぎ足し…

文化を継承していくにはどうすればいいのか。

−−−−−−−−−−−−−−−−

これはドラッカーのことばである。

もっとみる
本の棚 #244 『デザインとビジネス』

本の棚 #244 『デザインとビジネス』

「設計する、編集する」

「ストーリーをつくる」

2023年にやってきたことを表すと

そんな感じだ。

2022年までの自分とは明らかに違う感覚で

アップデートしてきている。

きっかけは自分の人生の「デザイン」を

考えたからかもしれない。

よくキャリアについて相談されるが

会社の既存路線にのったキャリア設計が

必ずしも自分の人生に効果的かどうかは

わからない。

効果的なキャリア

もっとみる
本の棚 #243 『実践するドラッカー[思考編]』

本の棚 #243 『実践するドラッカー[思考編]』

何度読んでも読み足りない…

学生時代の『もしドラ』から始まった

ドラッカーとの出会いは

その後会社の研修で使われた『マネジメント』につながり

また最近実践編なるものに引き寄せられる。

もはや『7つの習慣』とドラッカーの本の

無限ループである。

それほどに奥深く、本質的だと感じる。

−−−−−−−−−−−−−−−−

真摯さだけは身につけることができない。

その他は後天的に身につけ

もっとみる
本の棚 #242 『物語思考』

本の棚 #242 『物語思考』

すべてはストーリーのなかにある。

このゴールに向けてあなたはどんなストーリーを考えている?

半年前、こんな質問された。

そのときは「えっ?ワッツストーリー?」

という状態であったが、

ここ数ヶ月でかなり鍛えてもらった。

この半年とのリンクがこの本にあるだろうか

−−−−−−−−−−−−−−−−

何をあなたの成功とするのか。

これすらも決めるのはあなたである。

けんすうさんが

もっとみる