裸形の排中律、論理の解剖学。入不二基義哲学。それか、それの否定か。
存在が思考から逸脱する。

裸形の排中律、論理の解剖学。入不二基義哲学。それか、それの否定か。 存在が思考から逸脱する。

何かしらのものごとを考える。青く透明な水の中で、緑の風に騒めく葉と葉が擦れ合う間で、鉄が燃えプラスチックとガラスが柔らかく形を変えてゆく空の無い空間の中で、光と影の間で、沈黙と音の間で、静止と動きの間で。 あれこれの中から、これとあれが取り出され、これかあれか、二つにひとつが選ばれ、ひとつが残り、ひとつが捨てられる。残ったひとつがひとつのまま、そこにある。ひとつがひとつのまま。じっとしている。動くことなく割れることなくひとつが、ひとつのまま、二つになることなく、そこにある。

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「具体」化の時代に「抽象」を見つめる

「具体」化の時代に「抽象」を見つめる

「具体」と「抽象」を比べる時、世の中には「具体」の方が溢れている。そして私たちは、その具体を何よりも重視して生活している。具体というのは、例えば ”物質”、例えば ”言動”、例えば "現象" といった、目に見えたり聞こえたりするようなものだ。そして更に言えば、この世にある具体はもっと概念的なものも含んでいる。それは例えば "中身"、"理論"、"目標" 等の頭の中にあったり、何か物事を一意に指した結果であったりする。  具体は、この世の中にたくさんある。この世の中は、具体ででき

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感覚か、論理か。

感覚か、論理か。

みなさんこんにちは、ヘルスケア&フィットネスのお仕事や学びをサポートしている工藤です。 私がnoteを発信してもうすぐ1年が経過しようとしています。 振り返ると、感覚的な内容と論理的な内容がそれぞれ行ったり来たりしています。 心の中で無意識にバランスを取っていたのだと思います。 この2つはしばしば対比の対象になります。 かつ、その時々で微妙に表現が変わったりします。 例えばこちらの記事。 「ファスト&スロー」という書籍を題材にしたもので、ここでは直感的な思考のシ

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経営×感情論=〇?×?

経営×感情論=〇?×?

”女の子って感情論で動きがちじゃないか” これはいったいいい意味なのか悪い意味なのか、私はこの言葉を言われた日からずっと心に引っかかっていた。 私は個人的な目標として、OODAループのように行動できるようになりたい!!と立てていました。。 O =Observe(観察) O=Orient(状況判断、方向づけ) D=Decide(意思決定) A=Act(実行) という四つのステップです。これは現場の状況に合わせて臨機応変な対応ができるというメリットがあります。 学生経営のカフェ

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UFOが空から舞い降り、実在が論理に先行する(現実をつかむ 2)

UFOが空から舞い降り、実在が論理に先行する(現実をつかむ 2)

UFOが地球の空を自由に飛行している(!?)。そのまだ名前を与えられてない名もなきものたちが世界を跳梁し、世界は黒と白のクリアなものから、灰色のものたちが漂い乱舞する混濁に変容してゆく。 名前なきものたちが存在しないというわけではない。言葉が与えられてないからといって、言葉が見つからないからといって、それが存在しないということではない。論理的にありえない、そのことはそれが存在しないという理由にも根拠にもならない。それを言い表す適切な概念が見当たらないといってそれを抹消しては

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なぜプールあがりで上手くズボンが履けないのか?

なぜプールあがりで上手くズボンが履けないのか?

地元のプールで泳いでいた日に脱衣場で着替えていた時、うまく服が着れずにイライラしてヒステリックな状態になった子供がいた。「どうして引っかかっちゃうの⁈」とグズる幼い彼を手伝いながら、父親は「それはプールに入って濡れてしまったから、ズボンが身体に吸いついて引っかかってしまうんだよ」と冷静に説明していた。脇でこの父親の言葉を聞いていて『なるほどな』と妙に感心。  人生うまくいかない時ってイライラする。しかしよくよく考えてみれば、うまくいかないのには理由がある。この少年を「いいから

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連載:「新書こそが教養!」【第30回】『「生存競争」教育への反抗』

連載:「新書こそが教養!」【第30回】『「生存競争」教育への反抗』

2020年10月1日より、「note光文社新書」で連載を開始した。その目的は、次のようなものである。 ■膨大な情報に流されて自己を見失っていませんか? ■デマやフェイクニュースに騙されていませんか? ■自分の頭で論理的・科学的に考えていますか? ★現代の日本社会では、多彩な分野の専門家がコンパクトに仕上げた「新書」こそが、最も厳選されたコンテンツといえます。この連載では、哲学者・高橋昌一郎が「教養」を磨くために必読の新刊「新書」を選び抜いて紹介します! 現在、毎月200

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矛盾オッケー。一貫性中毒から抜け出そう

矛盾オッケー。一貫性中毒から抜け出そう

僕は今35歳ですが、僕らの世代って、矛盾を極端に嫌う世代なような気がします。 学校では論理的で首尾一貫した文章を書くことを求められ、会社ではロジカルシンキングを求められ、少しでも矛盾したことをやったりすると信用を失う。 でも、その、「首尾一貫してること」とか「論理的なこと」って、なんなんでしょうか? それって、「我々が首尾一貫してると思ってること」とか「我々が論理的だと思ってること」ではないでしょうか? 論理の定義ってなんですか?と聞かれてきちんと答えられる人ってあん

『invert 城塚翡翠倒叙集』考える読書とは

『invert 城塚翡翠倒叙集』考える読書とは

皆さんお疲れ様です。 最近初めて『ミステリ小説』を読んでみました。 これまたびっくりこの本を読んで とても大切なことを考えさせられました。 今回書きすぎて長文になっているのですが それだけこの本はすごいということです!! ぜひ最後までよんでほしいです。 本屋に良く行かれる方は この『invert 城塚翡翠倒叙集』を目に することが最近多いのではないでしょうか 『medium 霊媒探偵城塚翡翠』の続編 2020年版国内篇第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版

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