八次涼太郎 Yatsugi Ryotaro

大学卒業直前に読書に目覚める。本は「紙派」のわりに家に本棚は置かない主義のためnote…

八次涼太郎 Yatsugi Ryotaro

大学卒業直前に読書に目覚める。本は「紙派」のわりに家に本棚は置かない主義のためnoteの場を借りて「本の棚」として貯蔵していく方針。 株式会社リビングハウス/人事責任者/プロコーチ/セールストレーナー/インテリアコーディネーター/30代2児の父親/香住町出身

マガジン

  • 本の棚 #ビジネスコーナー

    ビジネスを通して人間は形成される。そういっても過言はないかもしれません。本の棚のなかでもかなりのボリュームを占めるビジネスコーナーは古典的なもの〜最新の情報まで幅広く並べていきます。

  • 本の棚 #生き方コーナー

    生き方に絶対的な○はない。○に近い△くらいなら、あるかもしれない。

  • 本の棚 #小説コーナー

    ぼくの好きな小説をどんどん並べていくコーナー。 森博嗣さん、有川浩さん、三浦しをんさんは昔から好きで最近は時代小説にチャレンジしていく予定。おすすめの小説があれば是非おしえてほしいのである。

  • 本の棚 #健康コーナー

    健康のためなら死んでもいい。そんなバカなことは言わないけど、風邪を引いたときに健康であることが当たり前ではなく有難いことだと感じる。できれば大きな病気をせずに健康に暮らしてあるときぽっくり逝ってしまう。鎌田先生風にいうと「PPK(ぴんぴんころり)」を目指す。

  • 本の棚 #お金の勉強コーナー

    お金について正しい知識を勉強していくコーナー。原理原則から最新のお金についての情報を並べていきたい。お金は決して悪いものではない。使い方が悪い人がいるだけの話である。

最近の記事

  • 固定された記事

本の棚 #1 『◯に近い△を生きる』

『◯に近い△を生きる』〜「正論」や「正解」にだまされるな〜 鎌田實 タイトルを見たとき、衝撃が走ったのを 覚えている。 ここ数年あれこれ考えていたことの 「まとめ」を簡潔な一言で表現された。 いや、されてしまったのだ。 本の帯にはどこかで見たことのあるおじさんの 写真があり、最近書かれた本かと思ったら なんと2013年出版。。。 ただ...読書のいいところはこれなんだ、と思う。 著者が何十年という濃密な人生を生きてきた なかで絞り出したそれはそれは濃厚

    • 本の棚 #258 『人生は図で考える』

      「今、ここ」を生きるための教本。 人生を豊かに生きるために引出は多いほうが 何かと便利ではないか。 様々な思考法を図で捉えて 自分の人生の具体とつなぎ合わせる。 読みながらそんな感覚を持てる本。 −−−−−−−−−−−−−−−− 自分の判断軸がある人生 追われるよりも追いかけたい。 追いかけていたものだったのに いつしか追われるようになっている、 そんな経験はないだろうか。 与えられたゴールではなく、 自分のゴールは自分で決める。 そこには自分の判

      • 本の棚 #257 『人望とは何か?』

        人望とは? 〇〇とは?と問われると 意外と答えに困ることに気づく。 普段使っている言葉ですらそうだ。 言葉は便利だけど、いつだって曖昧で そのわりにパワーをもっている。 −−−−−−−−−−−−−−−− 人望がある人ってどんな人?と聞かれると… 「誰からも好かれる人、嫌われない人」 みたいに答えてしまいそう。 そこで大切なのが組織の価値観であり 価値観を明確に行動として落とし込み それを実践し続けている人こそ 組織の中での人望が厚いと言える。 ミッ

        • 本の棚 #256 『世界は経営でできている』

          この世界をどんなフィルターを通して見ているか。 そこに唯一の正しいものなんてないんだけど… どんなフィルターなのかを認識することは大切だろう。 本屋さんで初めて見た本だったけど 最初の数ページを読んだだけで筆者の文体に 惹きつけられる。 令和冷笑体エッセイ、と書かれているそのものだ。 貧乏、家庭、恋愛、勉強、就活などは すべて経営でできているという本書に 多くの読者が共感するなにかがある。 −−−−−−−−−−−−−−−− 学校、病院、家庭、個人… す

        • 固定された記事

        本の棚 #1 『◯に近い△を生きる』

        マガジン

        • 本の棚 #生き方コーナー
          108本
        • 本の棚 #ビジネスコーナー
          200本
        • 本の棚 #小説コーナー
          24本
        • 本の棚 #健康コーナー
          11本
        • 本の棚 #お金の勉強コーナー
          12本
        • 家の棚〜インテリアを楽しみたいあなたへ〜
          7本

        記事

          本の棚 #255 『EQ こころの知能指数』

          頭の回転が速い人が必ずしも 豊かな人生を送れるとは限らない。 この社会の中で成功している人は 「こころの使い方」がうまいようだ。 単なる知能、理性を凌駕する情動、感性と どのように付き合っていくのか。 まずはこころの動きの基本を知る。 −−−−−−−−−−−−−−−− 考える知性と、感じる知性と。 私たちが人生をうまく生きられるかどうかは、両方のバランスで決まる。 こんな事を言ったら勉強なんて意味ない族が 雄叫びをあげて喜ぶかもしれない。 しかし危機的

          本の棚 #255 『EQ こころの知能指数』

          「これからを生きる」ための人生まるっと振り返り

          これからの人生がどれくらいあるのかはわからない。けど、なんとなく生きる=現状維持で生存することはぼくにはできそうにない。じゃあどうすりゃあいいんだとなったときにmindset schoolでこの「人生の振り返り」に出会った。 未来に一歩踏み出す、飛び立つための土台がここにある。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 海と山と川とぼく~自然あふれる幼少期~ 兵庫県城崎郡香住町(現:美方郡香美町)という広い海と山に囲まれた田舎町で八次家の次男として産まれた。母親

          「これからを生きる」ための人生まるっと振り返り

          本の棚 #254 『人を選ぶ技術』

          採用活動においては 選ぶ側でもあり、選ばれる側でもあるが 選ぶ技術についてのプロとして どんな思考をもって取り組んでいくのか。 表面上のテクニックではなく 人を見るときに、どんな構造なのか こちらの頭の中をアップデートしない限り いつまでもミスマッチが続くように感じる。 −−−−−−−−−−−−−−−− 上になるほど変わりやすく 下になるほど変わりにくい。 上になるほど確認しやすく 下になるほど確認が困難だ。 下の階層にアプローチできることが 選

          本の棚 #254 『人を選ぶ技術』

          本の棚 #253 『人事と採用のセオリー』

          採用プロジェクトに入って 早くも3ヶ月が経とうとしている。 新しい領域に入ると時間が加速する。 組織や人を扱うことの複雑さを 身を持って体験できることに感謝しながら インプットとアウトプットのバランス 特にアウトプットを意識することが 自分自身の特性上(学習欲max)は いいだろうと思いながら、いつも通り インプットからスタートする毎日。 −−−−−−−−−−−−−−−− まさに今、組織はこの状態に陥っている。 フィールドを俯瞰したときに 「部門間連

          本の棚 #253 『人事と採用のセオリー』

          本の棚 #252 『世界一やさしい「才能」の見つけ方』

          「才能」ということばを聞くと 「ある人とない人」みたいな括り方が 世間一般ではされているように思う。 著書ではその視点で才能を語っていない。 才能について圧倒的なわかりやすさ やさしさをもってして教えてくれる一冊。 −−−−−−−−−−−−−−−− ぼくたちは言葉を使って思考して 言葉をつかってコミュニケーションをとる。 けれど、その言葉の定義、分類が曖昧で 使っている本人も実はよくわかっていない。 これは才能という言葉に限らずそうだ。 つまり誰かより

          本の棚 #252 『世界一やさしい「才能」の見つけ方』

          本の棚 #251 『60分でわかる新NISA超入門』

          お金に対する理解が浅いまま 資産形成を無視したまま 人生後半に不安を覚えるのは もう止めにしよう。 −−−−−−−−−−−−−−−− 非課税期間が無期限… 投資の利益に対して約20%かかる税が かからないということだけでも 大きなメリットなのに、 それが無期限となるのは凄まじい。 これは注意点。 つみたて投資枠120万、成長投資枠240万 この360万が年間投資限度だが 例えば200万投資したとして 枠として残っている160万は 翌年には繰り越せ

          本の棚 #251 『60分でわかる新NISA超入門』

          本の棚 #250 『すごい言語化』

          「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法 このサブタイトルが本当ならば ビジネスパーソンはもちろんのこと 人間関係に悩む人も読んだほうがいい。 それほどまでに 「伝える」と「伝わる」は違う。 −−−−−−−−−−−−−−−− 学校で習った国語は「読み取る力」を鍛えることに重きを置いている。 表現することに対してぼくらは そこまで多くの時間を割いてきていない。 ただしそれは後天的に身につけることができるものだ。 それができないから困っている人がいる。 インテリ

          本の棚 #250 『すごい言語化』

          本の棚 #249 『カモメになったペンギン』

          今まで住んでいた場所(氷山)が 実は危機的な状況に陥っている。 それを多くのペンギンたちは知らない。 そんなときこの事実を知ったあるペンギンが みんなを守るために動き出す。 −−−−−−−−−−−−−−−− そんなのできるわけがないんだ。 提案を否定して「No」と言わせる、 そこになにか意味はあるのだろうか。 あるとしたら威厳と権利を守る、保身のため 全体の最適のためには必要なのは 否定ではなく、議論だ。 個々の力だけではコロニー(集団)は 守りきれ

          本の棚 #249 『カモメになったペンギン』

          本の棚#248 『見抜く力』

          水泳金メダリストの北島康介さんを始め 数々のメダリストを輩出しているコーチ。 そのコーチとしての在り方、接し方に なにかの学びがあるはず。 −−−−−−−−−−−−−−−− 人はそれぞれ異なる資質をもっている。 一卵性双生児であっても やはり個性があり、同じようにはならない。 その本質を見抜くということは 簡単ではないはずで どんな感覚で接して、観察しているのか。 北島康介さんはオリンピックの場で 平井先生にこう話したらしい。 そこは「金メダルをとり

          本の棚#248 『見抜く力』

          本の棚 #247 『きみのお金は誰のため』

          お金についての本は久しぶり。 「しょせんは10キロの紙切れや」 目の前に1億円の札束がある状態から この物語はスタートする。 当たり前に存在している紙切れに ぼくらは「価値」があると信じている。 どうやってこんなことになったのか。 こういうことこそ学校で学びたい。 −−−−−−−−−−−−−−−− 奴隷は言いすぎじゃないか、と思いきや 本を読み進めるにつれて いかに自分が奴隷になっているかに気づく。 あらためて次の3つについて考えたい。 一つ目につい

          本の棚 #247 『きみのお金は誰のため』

          本の棚 #246 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

          社長のおすすめで読んだ本。 基本的におすすめしてもらったら すぐに購入して読んでみることにしている。 何やら有名企業の研修でも使われているとか そんな話を聞いたら読むしかない。 −−−−−−−−−−−−−−−− 誰もが自分に問題の種があるとは 思いたくないだろう。 気づいてはいても見えないように そっと隠してしまうだろう。 しかし多くは気づいてすらいない。 自分を客観視することは トレーニングがいるし、鍛えたとしても 自分のすべてが見えるときは 一

          本の棚 #246 『自分の小さな「箱」から脱出する方法』

          本の棚 #245 『企業文化をデザインする』

          「御社の企業文化は見えにくい」 以前こんな指摘を頂いたことがある。 そのときは正直意味がわからなかった… 今になってみると 「企業文化が薄まっている」 という意味に聞こえてくる。 少しずつ会社が大きくなるなかで 秘伝のタレが薄くならぬように 継ぎ足し継ぎ足し… 文化を継承していくにはどうすればいいのか。 −−−−−−−−−−−−−−−− これはドラッカーのことばである。 カルチャーの上に戦略がある。 カルチャーを無視した戦略は うまくいかないどころ

          本の棚 #245 『企業文化をデザインする』