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本の棚 #250 『すごい言語化』

「伝わる言葉」が一瞬でみつかる方法

このサブタイトルが本当ならば

ビジネスパーソンはもちろんのこと

人間関係に悩む人も読んだほうがいい。

それほどまでに

「伝える」と「伝わる」は違う。

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ハーバード大学のジェラルド・ザルトマン教授によれば、人間の意識の95%は言語化されていない

学校で習った国語は「読み取る力」を鍛えることに重きを置いている。

表現することに対してぼくらは

そこまで多くの時間を割いてきていない。

ただしそれは後天的に身につけることができるものだ。


言語化の最終ゴールは、自分が頭の中で描いているものと同じものを描けるような言葉にすること

それができないから困っている人がいる。

インテリアのイメージなんてものは

その最たるもので、

なぜこの空間がおしゃれに見えるのか

これを言葉にすることは難易度が高い。

それを巧みに言語化できるものが

お客様からの信頼を勝ち得る。

ではその方法とは?

PIDAの法則
purpose目的を整理する
item項目を選定する
defineその項目を定義する
applyその定義が伝わる表現に当てはめる

この手順で考えて、書き出す。

具体例は著書を読んでほしい。


言語化とは「どう表現するか」ではなく「何を表現するか」

言語化するときくと、HOWばかりに

目がいってしまいがちだが

著者曰く、Whatが大事なんだとのこと。

意外にも多くの人が「何を」伝えたいかが

わかっていない。


ビジネスでは
「なぜそれを」
「なぜ今」
「なぜ私から」
買うべきかが示されていればいい

シンプルな答えだ。

価値、タイミング、感情など

顧客の頭の中を想像して

ことばにすることで最高の信頼関係が

その場に形成される。


memo〜メラビアンの法則の誤解〜
①いっていることと態度・表情で表していることが矛盾している場合を前提にした法則
②伝えたい内容を自分で明確に把握していることが前提
③メラビアンの法則は自分の感情や印象がどう伝わるかの話

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#言葉 #推薦図書 #指示

#教育 #あいまい #思考

#木暮太一

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