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#推薦図書

あなたのおすすめしたい本の感想やあらすじ、その本にまつわるエピソードなどを、ハッシュタグをつけて教えてください。

急上昇の記事一覧

『おやつとスプーン』を読んで黒糖のドロップクッキーをつくってみた

川地あや香さんの『おやつとスプーン』を読みました。 まずこの表紙にうっとりしてしまいます。 美味しそうなパンケーキと温もりを感じる金色のスプーン。 素敵だなぁと思いながらページをめくると、川地あや香さんが今まで気分転換に作ってきたというお菓子が季節ごとに紹介されています。 川地さんは金工作家であり菓子作家。仕事の合間の休憩時間を大切にしているのだとか。 紹介されているお菓子は卵やバター、白砂糖は使わず甜菜糖や菜種油、豆乳などを使った素材の味を楽しむようなものが多く、

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青春も、恋愛も、そして蹴りたい気持ちも、この1冊に詰まっている【書籍紹介】「蹴りたい背中」(綿矢りさ)

今回も読書会で紹介した本をこのnoteでも紹介します。 今回は2003年の芥川賞を受賞した綿矢りささんの「蹴りたい背中」です。 そう、この「蹴りたい背中」で芥川賞を受賞した時に綿矢りささんはなんと19歳、史上最年少での受賞となって当時大きなニュースということで、非常に世間的にもニュースになったと思います。 当時はそんなに小説を読んではいなかったのですが、そのニュースを見てこの小説を読んだ記憶があります。それが20年前です。今回20年ぶりに読んで新しく手に入れた視点をお伝え

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『推しの素晴らしさを語りたいのに「やばい!」しかでてこない 自分の言葉でつくるオタク文章術』

アニメ好きな私。3カ月に1度、つまり1クールごとにnoteでおすすめアニメをアウトプットしています。 が、 「うまくおもしろさを伝えられない!」とすごく悩んでいました。本のアウトプットはすんなりできるのに、なんで!? そんなときに本書のことを知り、「私が欲しかったの、これやん!」と思い飛びついて読みました。 みなさんも、推しの素晴らしさをうまく語りたくありませんか? 一緒に学びましょう!💪 「好き」の言語化を学ぶ自分の「好き」を伝えるときに大切なことは、語彙力・観

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おだしやミックスジュースやお好み焼きやだしまき、そして、てっちり

かわいいという言葉に違和感を感じることやときがある。 かわいいという言葉に「対象物を下にみる」意味が時に含まれているような。 とは、ちいさきもの、みたいなところからの連想かもしれないが。 例えば「あのおじいちゃん、かわいー」とかに「ん?」ってなったりすることも少なくない。いや、悪い意味じゃなく褒め言葉やよね。でも。あ、言い方かな、それだけかな。せやな。 ほな「かわいげ」はどうだろう。 これも、上とか下とかが付いて回る? かもなあ。せやな。 なのに、なんでやろ、おせいさん、 田

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【遠藤周作】神と対話し続けた男が生誕100年

遠藤周作は、いつまでも古びない作家だ。 『沈黙』や『深い河』を読むと、 まるで今、一緒に生きている 同時代作家にすら思えてしまう。 彼はいつだって、 弱い人を描いた。 臆病な人を描いた。 自分に絶望する人を描いた。 孤独に向きあう人を描いた。 だけど、遠藤周作は一度も、 成功しようとは描かなかった。 新しい未来のステージに立とうとは 描かなかった。 トップになろうとも言わなかった。 遠藤周作がいつまでも古びないのは、 その辺りにあるのかもしれない。 そんな遠藤周作は、

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海外から見た日本マーケットのポテンシャルとは?『企業進化を加速する「ポリネーター」の行動原則』読みどころ紹介(後編)

前回に引き続き、『企業進化を加速する「ポリネーター」の行動原則 スタートアップ×伝統企業』を刊行した中垣徹二郎氏と東芝テック鳥井との対談をお届けします。 前編では伝統企業とスタートアップの間を取り持ち、オープンイノベーション推進に貢献する役割を持つ「ポリネーター」のマインドをご紹介しました。後編では鳥井がポリネーターとして心がけていることや、海外から見た日本企業のポテンシャルについて伺います。 ポリネーターに必要なのは、常に相手の立場を想像し、既存ルールへのリスペクトも忘

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「生きるヒント」 五木寛之

「ふつうの人間の、ありふれた生活の片隅に、小さな真実のカケラを見いだし、それを生きていく上のささやかなヒントとして役立てることができないだろうか」 「生きるヒント」 五木寛之 本棚の奥の方にあった五木寛之さんの「生きるヒント」 何十年も前に買って一度読んだと思うのですが、ほとんど内容を覚えていませんでした。 何十年かぶりに読んでみると、今の自分にちょうどよく、心地いい文章でしたので、毎日寝る前に少しづつ読みました。 この本は、話し言葉のように書かれていて、各章ごとに

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リセット力で弱い自分を克服

私は、今まで有名経営者やアスリート等の自叙伝を300冊以上読んできました。その中で自分が共感でき、最も腑に落ちた本の1つが、当時フランスの名門クラブでプレイしていたサッカーの酒井宏樹選手の「リセットする力」でした。 酒井選手は、自らを弱気で人見知り、自分に自信がなく、豆腐メンタルと自負しております。 その中、酒井選手が自分の心の弱さを克服した考え方や方法について本書の中で紹介しています。 人生は、全て自分の心のとらえ方次第 私が、本書の中で共感したのは、「人生は、全て自

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漢詩

 ある晩、酒を飲みもしないのに衝動買いした、ホタテのアヒージョ(缶詰め)をちょびちょびつまみながら、同じく勢いで買った『白楽天詩集』を読んでいたら、ふと「俺はいつからこんな人間になったんだろう」と思った。  唐揚げやハンバーグなど、がっつり目の料理しか受け付けなかった人間が、今ではアヒージョを、しかも自腹で購入している。「缶詰めサイズじゃ、お腹いっぱいにならないよ」と、10代の私がぶつぶつ言うのが聞こえてくる。  『白楽天詩集』については、アヒージョの数倍理解できないだろう

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週末読書メモ131. 『確率思考 不確かな未来から利益を生みだす』

(北海道十勝の農家6代目による週次の読書メモ) 「意思決定の質と、運の存在である」 意思決定とは、未来に対する賭けである。 そう述べるのは、本書の筆者でありプロポーカープレーヤーのアニー・デュークさん。 不確実性溢れる世界で、意思決定を繰り返し、最善の結果に到達するための思考法。ポーカーの世界で磨き上げられてきたその所作を、本書を通じて、垣間見ることができます。 まず重要なのは、意思決定と結果を区別して評価すべきだと言います。なぜなら、結果には、否応なしに運の要素が

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「問う力」を手に入れるための1冊を紹介しました【書籍紹介】「問うとはどういうことか」(梶谷真司)

今回も読書会で紹介した本をこのnoteでも紹介します。 今回は東京大学の教授で哲学者の梶谷真司さんの書籍「問うとはどういうことか」という本の紹介をしたいと思います。 なぜ深く考えずに、わかりやすいものに飛びついてしまうのか? この書籍は、私たちが日常で感じる「なぜ深く考えずにわかりやすいものに飛びついてしまうのか?」という悩みに対して答えを与えてくれます。 「もう少し考えてから発言すればよかった」と自分の発言を後悔することはよくあると思います。そこでその後悔を繰り返さな

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心の平穏を得るには?

みなさん、こんばんは!! SUMIREです( ^ω^ )🌸 このnoteではPTG(心的外傷後成長)について語っていきます! また、私の経験から役立ったセルフケアやワークについてシェアして参ります! 心の課題がある方に、お力になれるようなnoteを目指して投稿しております(⌒▽⌒) 自分を自分で癒すことをテーマによく記事を書いています! 過去の記事も良かったら、合わせてご覧下さい♪ 今日のテーマは心の平穏を得るには? 私の答えは愛すること( ´ ▽ ` )❤️‍🔥✨

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『堤未果のショック・ドクトリン』でショックを受ける

わたしは「声の良い人」「声が大きい人」「肩書きがある人」「地位がある人」「難しい言葉を使う人」の言うことを信じてしまう傾向にあります。 ショック・ドクトリンにすぐ飲み込まれてしまうタイプ…と自覚的です ※「ショック・ドクトリン」とは、カナダのジャーナリストのナオミ・クラ インによる造語。テロや大災害など、恐怖で国民が思考停止している最中に、為政者や巨大資本がどさくさにまぎれに過激な政策を推し進める手法。 おまけに「この人信頼できるな、尊敬できるな」と思うと丸ごと信じてし

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【第1回】 なぜ「新書」を読むべきなのか?

「知的刺激の宝庫」としての新書連載第1回から拙著を取り上げるのはおこがましいことを十分承知しているが、本書には2019年7月〜2023年7月に刊行された約5000冊の新書の中から私が責任を持って選び抜いた「新書100冊」を紹介してあるので、ぜひご一読いただき、「視野を広げる新書」のエッセンスを味わっていただけたら幸いである。 本書の書評は、世間に普及する一般的な書評のように、単純に新書の中身を紹介するだけではなく、世間話のようなエッセイから始まって、いつの間にか新書の重要な

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【学研まんが】ジェネリックのひみつ オススメ度:★★★★(1〜5)

テーマ特化してます。医薬品系だと、『ドラッグストアと調剤のひみつ』『ビタミン剤のひみつ』などもありますが、特定の薬品ではなく先発と後発の区切りでテーマにしてきました。 実用性実用的。ジェネリック医薬品の利用が進むと、家計も社会もうれしい、ということが易しく(しつこいくらいに)説明されています。 ストーリー風邪を引いた男の子主人公が、家族や妖精との会話を通して、ジェネリック医薬品について学んでいきます。女の子主人公なしの単独主演で、友達・きょうだいの描写もありません。冬休み

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メディア、出版社の皆様へ届け!イジメられのカリスマ!!!

アタシ、Mr.ランジェリーの実体験をもとに描かれた イ ジメられのカリスマ。 2月某日(決意の日)、とある出来事がきっかけとなり今から自殺をする小学6年生。 何故そうなったのか過去を振り返る。 小学1年生の時、すぐ泣く事を理由に周りはチョッカイを出し始める。親友との別れをきっかけに彼は殻に閉じこもり、チョッカイがイジメへとなり、 【イジメられっ子】の道を進み、小学4年、完田の転入により【イジメられのカリスマ】に覚醒する。 厳しい親のもと、不登校も許されない彼は、毎日学校へ行

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平日に学びたいマーケティング(231002)

シゲクです。 「マーケティング」について学ぶことの重要性は増し続けています。 平日にこそ「マーケティング」について学んでみてはいかがでしょうか。 ※記事にある商品リンクはAmazonアソシエイト・プログラムを利用しています。 今回は、この辺で失礼します。

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嫉妬

 読書をしていると、「できれば、10代の頃に読みたかった……」と思える文章に出会うことがある。  例えば、次の文章。  こういう指摘は、人並みに嫉妬心を持っていた10代にこそ響くはずで、もはや嫉妬心が枯れかかっている今となっては、うんうんと頷くだけで終わってしまう。 *  嫉妬の旺盛さは、自身への期待度と比例する、と勝手に考えている。自分の能力や将来性に、未知数の期待を抱けるからこそ、「あの人より、私の方がうまくやれるはずだ」「もっと注目されていい」と思える。  私は先

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【観察力】鋭い観察力を味わえる色川武大『怪しい来客簿』

今、無人島に一冊だけ、本を 持参するなら、私は 色川武大『怪しい来客簿』を選びたい。 この本は、 15〜20ページの作品が17編、 集められた短編集です。 どれも、実話で、 作者が回想するスタイルをとり、 出会ってきた知人奇人変人たちを 一筆書きでさらさら、 スケッチしていくんです。 スケッチのタッチや 対象人物との距離感が なんとも絶妙にして精緻なんです。 だからか、気持ちが鎮まるんです。 少し本文を紹介させて下さい。 「来客というものはおかしなもので、 不意の来客

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親と子の心を育てる170の魔法の習慣|その128 あなたも観音さまの化身かもしれない

こんにちは。長野県茅野市の工務店エルハウスです♪ エルハウスは「子育て世代の家づくり」を応援する工務店です。 今日は「子どもは観音さまの化身かもしれない2」をお届けします。 前回の続きとなります。 実は、この楽しそうに遊んでいる子どもたちは、「観音さまの化身かもしれない」ではなく、観音さま、そのものである。 それを笑顔で楽しそうに見ている私も、観音様の化身かもしれない。 実は、それを笑顔で楽しそうに見ている私は、「観音さまの化身かもしれない」ではなく、「観音さま」その

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