見出し画像

生涯現役宣言! ~「年を取るのが楽しくなる教養力」~

30、40代を迎えるのは仕事でも働き盛りを迎える頃なので別として、50、60代になってくると年を取ることにネガティブなイメージしかなくなってしまう。

僕も、このまま年を取って仕事が定年を迎えて第二の人生を歩み出すとき、どうなるのかと考えたりします。

定年後は、何もすることが無くなり、寂しいというイメージが刷り込まれているものの、本書によって前向きなイメージに変えることができました。

今現役の間に、家族、趣味、仕事の人間関係を築いておくと同時に、好きなことを見つけておくことで、現役引退後は生産性を気にせず、一つのことを心置きなく追及できる時間に回せる。

仕事一辺倒でなく、学びや遊びに目を向ける余裕が必要とされそう。

死ぬまで人生を楽しみたいものです。


○家族、仕事、趣味の3本柱

定年を迎えて、余りある時間をどう使うかがポイントだと思います。

友人もいないし、趣味も特にない…

路頭に迷わないためには今のうちから、家族や友人とのプライベートの付き合い、会社の仲の良い人たちの付き合い、趣味や習い事等でのコミュニティ、特定の付き合いだけでない、様々な交友関係を作って置く。

年を重ねると習い事は、できないところを見せるのが恥ずかしいと思いがちですが、そう思って躊躇してしまっていることがもったいない。

自分はこんなもんだとさらけ出すくらいの大人の余裕を持てることが、逆に良い人間性と考えます。

これで人間関係を広めておけば寂しい老後もなくなるし、仕事がなくなった分、長い時間を学びや趣味に費やせるようになるので、豊かな第二の人生を歩めそうです!

僕も人見知りなので、中々積極的にいけませんが、まだまだ定年まで何十年もあるので、頭の中に常に留めておいて、少しずつ実行していこうと行動中。

○趣味を突き詰める

マラソン、テニス、ゲートボール、高齢になっても楽しめるスポーツや、一人でも楽しめる読書、映画など様々な娯楽が現代には溢れ返ってます。

仕事が忙しくてあまり手をつけれていなかったものも、時間があれば、好きな作家さんや映画監督の作品を観まくって、作品に込められた想いや、どんな意図で作られたか、細かいところまで追及していけます。

学ぶことは本来楽しいもの。

これが楽しくなってくると、逆に時間が足りなくなってくるではないかと希望を持てました。

そうなるためには、少しでも長く健康でいないと。

○孤独と付き合う

とはいえ、子供も手を離れているし、必ず一人の孤独な時間はあるもの。

そんなときは、

・読書で、その世界観に没入する

・ペットや花のお世話

世話をすることでやりがいになり、面倒をかけると同時に自分を支えてくれるものとなる。

僕の両親も長年飼っていた犬が亡くなってしまい、その後は猫を飼い始め、今では2匹の猫を飼っています。

僕が見る限りでは、二人ともまだ仕事をしている現役でもあるので、常に忙しそうで寂しさを全く感じさせません。

ペットは効果高そうですね。

○まとめると

仕事はある程度でこなし、家族や友人との時間を大切にする。

楽しそうなこと、興味ある習い事などはとりあえずやって種をまいておく。

色々なことにチャレンジして今を精一杯楽しみ続けることで、年を取るネガティブなイメージがポジティブなものへと変わっていく。

恥をかくのは厭わず、どんどんやりたいことをやる。

こう考えると楽しそうですね。

僕も何か始めよう!

最後までお読みいただきありがとうございました。


おしまい。

#読書 #読書感想文 #齋藤孝 #老後 #趣味 #読了 #図書館 #仕事 #推薦図書 #家族

この記事が参加している募集

#推薦図書

42,791件

#読書感想文

192,370件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?