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料理が苦痛な理由と対処法とは!?「食の本③」

昨日、一昨日と地元のお祭りだったので(ここからは毎週末お祭りラッシュが始まる)子どもが友達とお祭りに行っている間に夫婦でお寿司屋さんへ。

2日間も夕飯を作らず、好きなお店でお酒と食事を堪能できるだなんて〜。おかげでたっぷりエネルギーチャージすることができました。

お祭りが続くと野菜不足になるので、今朝はキャベツとズッキーニのペペロンチーノと玉ねぎととうもろこしのお味噌汁を作りました。それと、エッセイストの松浦弥太郎さんが紹介していたツナとコーンのチャーハン。これ、味付けは塩味だけ!なんです。それなのに、美味しい!

家族が起きるのが遅かったので、朝食というよりブランチでしたが、パスタとチャーハンをそれぞれ食べたいぶんだけ自分のお皿によそって食べるスタイルにしました。

2日間夕飯を作らなかったことで料理を作るエネルギーが充電されたので、これらを作りながら夕飯の準備もしました。
朝はまだ疲れていない時間帯だから、夕方に疲れた状態で作るよりもサクサク調理が進みました。

今夜はピーマンの肉詰めと夏定番のナスの煮浸し(ついでにオクラもプラス)。煮浸しは保存容器に入れて冷蔵庫へ。ちょうど夕飯のときには食べ頃の味になっていることでしょう。

夏野菜大好き!

ナスの皮には抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれているので、積極的に食べたいところ。ただ、ナスは油をとても吸収するので、揚げるのは時々にしています。でも、揚げると美味しいんですよね。。。

オクラはカロテン、ビタミン、ミネラル、食物繊維のほか、オクラ特有のぬめりが食化促進の働きや胃の粘膜を保護する働きがあるので、冷たいものを飲みすぎて胃腸が弱っていたり夏バテ気味だったりする人にもおすすめです。

汗をかく夏の時期はカリウムやミネラルが不足しがちなので、カリウムが含まれた夏野菜やスイカをいただきたいですね!


さて、前回紹介しようと思ってできなかった食の本は、こちら。『料理が苦痛だ』(本多理恵子/株式会社自由国民社)。

著者は、驚いたことに資格・経験ゼロそして料理嫌い!でありながら自宅カフェを開業し、料理教室も営んでいるという変わった経歴の持ち主。それだけに本のタイトルにも納得です。

料理を仕事にしているくせに、料理が嫌いで苦痛に思うことがたびたびある。「苦痛に思う」から嫌いなのか、「嫌いになるだから」苦痛に思うのかわからないが、料理をしたくないと心から思う時がある。
もうキッチンにすら立ちたくない。
食材を切りそろえるのも、フライパンを洗うのも……当然コップ1個すら洗いたくない。
 私の「料理を苦痛に思う」理由は明確だ。
 料理を作り続けているからだ。

『料理が苦痛だ』(本多理恵子/株式会社自由国民社)より引用

主婦のアルアルですよね。確かに「作り続けているから苦痛になる」というのは、ごもっともだなぁと。

では、「料理が苦痛だ」というときにどうしたらいいのかというと、【大切なことは勇気を持っていったん「作り続ける料理」をやめることだ。そこから始まる】と書かれているのですが、この一文を読んで、ちょっと笑ってしまいました。

確かに、やめればいいんですよね!作りたくないなら。そりゃそうだ。でも、それができない…という人も多いのではないでしょうか?

そこでここからは、家族の不満や自己嫌悪につながらない料理をやめる方法の手順が紹介されていきます。
「毎日違うものを食べる」という呪縛や「「インスタ映え」という呪縛など、いろいろな呪縛を呪縛を解いてから、料理をやめる手順を具体的に解説しています。

毎日料理をしている方なら共感してくれると思うのですが、私ですら昨日、一昨日の2日間料理を作らなかっただけで、朝から朝食だけでなく夕食のぶんまで一気に料理をするエネルギーが湧いてきたんですよね。

さらに無性に「作ったものが食べたい」と思う自分がいるから不思議です。
数日旅行に行って料理しなかったときやコロナで起き上がれず、5日間レトルトや冷凍食品を食べていたときも、無性に「作ったものが食べたい!」という思ったものです。

なので、料理が苦痛な人は本書を参考に料理をやめてみるのも一つの手かもしれません。その先の変化を楽しみに実験してみるのも面白いですし、きっとなんらからの発見がありそうです。。

ラストには料理が苦痛な人に向けた「全部を一度に鍋やフライパンに入れて作る」お助けレシピが載っており、これは本当に便利で役立ちました笑。

毎日子どものお弁当を作っている人達のことを心から尊敬しています。当たり前のように作り、当たり前のように食べていますが、本当にすごいことですよね。

明日からお仕事が始まるうえに、子どもの夏休みが始まる週ですね。。。給食って本当にありがたい😭
みなさん、おつかれさまです!!

それでは、また。




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