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「目が愉しいように」生きる上での極上のスパイス♪

生活すること、生きること 著者:有元葉子さん

自分の中で料理は優先順位が低いにもかかわらず、料理本を読むのが好き。正確には読むというより、眺めているほうが多いかもしれない。

美しく彩られた料理写真にうっとりするし、細かな手順にフンフンとうなずきながらいつかやりたいなぁと思うことで満たされてしまう。そう、私にとって料理本は実践的ではなく、心の糧になるものである。

最近は材料が少なく、時短というコスパが重視されている中、私は料理をするためのモチベーションを上げてくれる本を求めている。
料理がすんなりできない人の言い訳かな、ハイ。

そんな私にぴったりだったのが本書で、からだや住まい、仕事のエッセイとともに、有元さんの調理器具や家具の写真が掲載され、ありのまま、素である有元さんがここにいるよう。

そして、いくつかのページに表れるのが「目が愉しい」という言葉

「目が愉しい」ことを意識すると、家の中の空間が快適になって、料理がおいしくなり、しいては「心が鎮まるに通じる感覚」と提唱。

人間の五感による知覚の割合は視覚が83%と言われているので、目に見えるものが心を動かすということは理にかなっているのでしょう。

生きるために食べることは欠かせない。
そのための料理とは。。。


料理研究家という肩書に抵抗があるという有元さんは、料理だけでなく、生きる上での極上のスパイスも授けてくれました!😋

よし、今日は豆たっぷりの野菜スープを作るぞ!


「目が愉しいように」というキャッチコピーとともに



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