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本の棚 #262 『運を支配する』

運って支配できるのか。

引き寄せの法則みたいなのは

人生で何度も経験しているけど

支配してる感覚はゼロ。

麻雀の鬼同士の対話の中に

人生における運の支配法があるのか。

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結局はシンプルに考え、シンプルに行動するのが一番強いのです。

人は複雑に考えたがる。

バカだと思われたくないから

たくさんKPIを並べてしまう。

制約理論で考えるといつだってシンプル。

どこがボトルネックなのか。

そこにリソースを集中させるだけ。

ボトルネックが移行するから

次はそこに注力、の繰り返しだ。

複雑だ、という人はおそらく

ストーリーが見えていない。

課題が山積み、というならば

それをバラしてストーリーをつくって

前から進めていく感覚が大切。


負けの99%は自滅

流れが悪いときは焦って動かない。

そんなときは耐えるのだ。

耐えることはまったく動かないことではなく

大きなリスクをとる、いわゆる博打はするな

ということだと思う。


逆風のほうが順風より遠いところに自分を飛ばしてくれる

鳥はなぜ高く飛べるのか?

スキーのジャンプと同様に

逆風をつかまえることで高く舞い上がる。

危機的な状況こそが人の可能性を引き出す。

順風、追い風は前に進むのにはよいが

飛んでいくには適していない。

逆境、逆風でこそ人は磨かれる。


会社の空気が仕事運を左右する


「空気」という目に見えないものこそ

細心の注意を払うべし。

カルチャーということもできるが

もっと手前の話だと思う。

空気を良くする人もいれば

意図せず空気を悪くする人もいる。

良い空気を創り出すチーム、組織が

仕事における運をつかみとる。


スランプに陥ったら意識的に「間」を置け

スポーツでもそうだが、スランプがある。

これはある程度打ち込んで取り組んだ人は

だれしも経験があるのではないか。

そんなときは「間」を使おう。

さらにトレーニングを積み重ねるよりも

気分転換、リフレッシュも大切だし、

基本に立ち返るのも大事だ。


「不調こそ、我が実力」

『怪獣8号』にもこんなフレーズあったな。

あらゆる環境下で下振れした力が

自分の真の実力であると認識する。

そう考えると

「こんなはずじゃなかった」とならない。

多くは自分の実力を見誤り

過度な期待を自らに課し続け

体調やメンタルの不調を起こす。

「これが自分の現在地」と自覚できると

じゃあどうする自分?と考えるだけ。

過去に囚われず、引きずらず。

過去にできた自分に期待するのではなく

未来にできる自分に期待するのだ。

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