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2023年12月の記事一覧

全てのことに、意味を持たせようとしたって。

全てのことに、意味を持たせようとしたって。

仕事も休みに入ったので、ここ最近は読書の日々を続けている。
普段の多忙な日々に身を任せていると、自分の気持ちを感じる心とか、直感とかが鈍くなって、本当にやりたいことをやらずに日々を過ごしてしまったりする。

ただそんなことを言っても、
本当にやりたいことなんて、実はあんまりないというのが最近の実感で、
好きな本を読んで、
好きなところに出かけて、
好きな人と好きなだけ話して、
好きなものを好きなと

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ただそこにあるだけで

ただそこにあるだけで

シンガポールに旅行に行った時、
あのカジノで有名な、マリーナベイに訪れたことがある

見たときに、圧倒されたというか、
思わずこれがあのマリーナベイなのかと感慨深いものがあった

東京スカイツリーもそうだったけれど
大きな建築物は冷たい扱いをされることが多い
あんなものはいらないとか、なんで作るんだとか・・・

もちろんそういう意見もあると思うけれど
東京タワー派の自分も、スカイツリーも悪くないと

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井の頭公園で、リッスントゥザミュージック。

井の頭公園で、リッスントゥザミュージック。

井の頭公園には、何度もお邪魔していたけれど
それはジブリミュージアムに行く為で、公園全体を回ったことはなかった。

井の頭公園と聞くと、いつもエレカシのリッスントゥザミュージックという曲を思い出してしまって、この曲が別れの話なので、一緒に行く人とは、長く良い関係でいたいと思うほど、公園を回ってみようという気持ちにはなれなかったのです(汗

なので、先日思い切って一人で井の頭公園を散歩してみた。

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あたりまえのように。

あたりまえのように。

朝ごはんをしっかり食べると
じぶんのなかの幸福度があがる

今朝は新米のごはん、ワカメと豆腐のお味噌汁、肉野菜炒め、梅干しのシンプルな朝ごはんを作った。

テーブルマットをひいて、富士山の箸置きにお箸を乗せて、料理を並べる。

ただ机の上に料理を並べてばくばく食べるよりも、不思議と心が落ち着くし、食べ物に関する感謝の気持ちが、たったこれだけの工夫で胸に溢れてくるから、不思議なものです

樹木希林さ

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「遊びをせんとや生まれけむ」のココロ。

「遊びをせんとや生まれけむ」のココロ。

樹木希林さんの本を読んでいて、
「遊びをせんとや生まれけむ」という言葉を知った。

元ネタは、平安時代末期(1180年頃)後白河法皇によって編まれた「梁塵秘抄」の中の有名な一句。

原文
遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん
遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動がるれ

大意
人は遊びをしようと生まれてきた。
戯れにただ興じようと生まれてきた。
遊んでいる子供の声を聴いていると、
感動のた

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シャムキャッツ、Travel Agency

シャムキャッツ、Travel Agency

最近はリコメンド機能と言って、
自分がサブスクで聴いた曲をベースに
システムがお勧めの曲を選んでくれたりする。

これはこれで新しい発見があったりする。

だけれど、あまりにたくさんの曲が紹介されるので全部消化しきれないし、なんだか実も知らぬ人に曲を自動的に紹介されてる感じが、ちょっと違和感があったりする。

先日、シャムキャッツについて記事を書いたら、読者の方にコメントをいただいた。

そこで紹

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面白く受け取って、愉快に生きる。(樹木希林さんの言葉に学ぶ。)

面白く受け取って、愉快に生きる。(樹木希林さんの言葉に学ぶ。)

人生100年時代になります
こういうニュースや記事を見つけるたびに
本当にそうなるのかな、そうなることは幸せなのか
そんなことをいつも考えています

人間って恐ろしいくらい怠け者で
自分に甘くて人には厳しい生き物だから
あたかも100歳まで今の健康で
ある程度何でも続く状況があるだろうと勝手に想定する

でも現実は自分の祖父母や両親を見てもわかるように
毎年1つずつ年を重ね、ここが痛い、あそこが痛

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雲の絨毯に寝そべって

雲の絨毯に寝そべって

社会人になって初めての出張で
上司の飛行機の席を窓側にして
すごく怒られた思い出がある

社会人になるまで
窓側の席にしか乗ったことがなかった
なぜなら、空の移り変わる景色が好きだから

真っ暗闇から朝日が見えたり
夕暮れ空がどこまでもつづく景色を見たり
雲の上の世界と下の世界を比べたり
ミニチュアみたいな建物や車を見たり
大きな山や深い森を見たり
海に反射する太陽の光に感動したり

窓から見える

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5分間の演説

5分間の演説

徳川夢声さんの「話術」という本を読んでいる。徳川夢声さんは、1894年生まれのマルチタレント。

1950年に第1回NHK放送文化賞を受賞されるなど、1971年に亡くなるまで、ラジオ、テレビだけでなく多数の著書も発表し、役者としても活躍した。

そんな徳川無声さんが、「話術」で、話すことという分野について切り込んでいる。

読んでいて面白かったのは、5分間の演説のはなし。第一次世界大戦当時のウィル

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デヴィッド・ボウイ-最後の5年間

デヴィッド・ボウイ-最後の5年間

アマゾンプライムを観ていたら、デビッド・ボウイのドキュメンタリーを見つけた。

最後の5年間というタイトルにも惹かれて、思わずクリックして観始めたのでありました。

デビッドボウイを知ったのは、ジョンレノンが彼と共作したFameという曲を彼が歌っていたから。独特な雰囲気の楽曲で、ジョンレノンぽさはあまりないと思ったけれど、ファンキーなリズムが好きな曲だった。

肝心な映画なのですが、最後の5年間を

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行動すれば、それが何かに結びつく。

行動すれば、それが何かに結びつく。

皆さんは、どんな2023年を過ごしましたか?
少しずつ振り返りが流行る季節になってきましたが、
私も、年末に近くなり、振り返り始めた、そんな一人でございます

ばななさんの『サーカスナイト』を冒頭で引用したけれども
まさに30歳になって自分が感じたことが、文章にされていて驚いたのです

大きな会社から小さな会社へ転職したのだけれど
自分がやったことが、波紋のように広がっていく感覚がいつもある

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鞆の浦さんぽ。

鞆の浦さんぽ。

先日、広島県福山市に旅してきました。
人生初の広島県でしたが、とてもよい場所で、
また訪れたいと思える旅になりました。

特に好きだったのが、鞆の浦。
瀬戸内海沿岸ののほぼ中心に位置する港町

四国に行ったときも感じたのですが
瀬戸内海は、透き通ったエメラルド色で
とてもうつくしく、見てるだけで癒されます

鞆の浦に向かう途中で知ったのですが
宮崎駿監督が崖の上のポニョの舞台として
参考にした場所

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マーク・トウェインの、辛辣な正直さ。

マーク・トウェインの、辛辣な正直さ。

自分だけが特別で、何か新しいものを作り出したい
オリジナルでありたい、自分だけの人生をあゆみ成功したい

これって意外と最近の考えかもしれないと思っている
なぜなら、昔は身分社会で、生まれた瞬間にある程度の人生は見えていて
それを受け入れて、その中で楽しみや喜びを見つけていたから

今は逆に無限の可能性があるように錯覚させられて
実はそこまで選択肢はないと言う残酷な事実に
ある程度の年を重ねてから

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デパ地下で、かずのこを見るたびに。

デパ地下で、かずのこを見るたびに。

いつまでも続くことなんて、
永遠に続くことなんて1つもないって、
わかっているけれど、わかっていないワタシたち。

そうは言っても、聖人になんて慣れないのが実情で
自分に都合が悪いことは永遠に続くのか?
なんて考えたりするくせに

周りの家族や友人のこととなると
まあ、大丈夫だろう
なんて人間は、いかに自己中心的で

どーしようもない存在なのか
そんなことを考えたりもします

デパ地下のかずのこは

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