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#今年のベスト映画

人気の記事一覧

2023年の振り返り 映画編

noteから、2023年の振り返りと2024年の抱負などの連続チャレンジのお知らせが届いたのでちょっとやってみます。 今回は映画です。色々観てきたのですが、せっかく3か月ほど前から「最近観た動画の一言」として投稿してきたので、その中から選んでみました。 そして選んだのはこれです。 この映画は、結末が予想できないという、私好みの映画でした。見放題になったら間違いなくもう一度観ると思います。 #今年のベスト映画

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漫画「SLAM DUNK」がバイブルだったバスケ少年は、如何にして映画『THE FIRST SLAM DUNK』の作画監督になったか 〜またはアしやの異常な愛情〜

その1. 「SLAM DUNK」と少年映画の制作発表−−まさに青天の霹靂 それは、2021年の夏のことでした。 ある大作映画の予告映像が解禁されます。 このブログタイトルのテーマ作品でもある、映画『THE FIRST SLAM DUNK』の予告編です。 予告編の公開当時は、まだ正式なタイトルも未定で、映画『SLAM DUNK』(タイトル未定)とされていました。 この30秒の決して長くはない予告ムービーには、これまでのアニメ映画にはあまり類例のない仕掛けが示されていました

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ラーメン(映画「素晴らしき世界」)

(かなりネタバレしています。これから見る人は要注意)。 在宅終日缶詰なお仕事の日、休憩時間もあまり避けなくて、食糧棚からまたカロメ取って食べるのかなあ? と思いきや、家族がテイクアウトのラーメンを買ってきてくれました。お店で食べるものと遜色なくて美味しかったという。今どきのテイクアウト文化も侮れません。 カップ麺が登場する映画はいろいろありますが、プライムビデオにありました「すばらしき世界」。第56回シカゴ国際映画祭の観客賞、最優秀演技賞受賞。第47回シアトル国際映画祭の

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世界100億突破の「ゴジラ ー1.0」の快挙は、日本の実写映像作品の反撃の狼煙になるか

ゴジラ生誕70周年記念映画として公開された映画「ゴジラ-1.0」が、次々に快挙を成し遂げています。 「ゴジラ-1.0」が日本で公開されたのは、もう1ヶ月半以上前の11月3日のことですが、コアなゴジラファンを中心に、CGのクオリティの高さや、「泣ける」ゴジラとして話題を集めていました。 それが、12月1日に米国で公開されると、日本以上に大きな反響で、わずか5日で34年ぶりに米国における邦画実写作品の全米興収の歴代1位の記録を更新。 さらには、そのままの勢いで、19日にはイギ

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2023年 今年の映画の思ひ出

気付けば今年もそろそろおわり。年の瀬ですね。 今年はコロナが5類に移行したことで、映画館にかつての客足が戻り、私自身昨年に比べて劇場に足を運ぶ頻度が多かったです。おかげで劇場で観るからこその感動をたくさん味わえましたし、良い作品とめぐりあうことも出来ました。『オッペンハイマー』の公開が先延ばしになったり、『ゴジラ-1.0』がアメリカでヒットしたり、その他今年は巨匠と言われるような有名な監督の作品がたくさん公開され、映画ファンとして楽しい年だったなあと感じています。っていうか2

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女子映画大賞2023

女子映画大賞とエブリシングクールの映画賞、今年は総評をSpotifyで公開しています。長いので三分割になっています。 私の分の全ノミネートのリストは以下の通り。★印がウィナーです。 映画の中のフード賞 ・ベラが甘いものの官能に目覚めるポルトガルのエッグタルト(哀れなるものたち) ・チョコレートの胸像が乗っているシックなバースデーケーキ(エリザベート1878) ・王女を虜にする薔薇の香りの揚げ菓子ベニエ(古の王子と3つの花) ・バンズだけ捨てられるマクドナルドのエッグサン

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ベスト映画2023と総括

 さて、2023年もあとわずかとなったのでベスト映画発表と簡単な総括をしておきたいと思います。その前に昨日の買い出しのことなど。今年も府中の大東京総合卸売センターへ行ってきました。お目当てのマグロ専門店「吉村商店」は大行列だったので諦めて、「おさかな食堂うおよし」で氷見のブリ漬け丼。脂がのっていてマグロのことが一瞬で吹っ飛ぶ美味しさ。あら汁も美味しくて満たされました。  買ったものの一部。餅を買ったら何故かおまけでザーサイが付いくる、そこが市場のいいところ。塩気が程よくて美

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2023年の人気記事として取り上げられ、ランキング1位に返り咲きました。

波乱の幕開けとなった2024年。 震災などに遭われたかたに心からお見舞いを申し上げます。 私は、新年早々コラムの締切がありました。 毎週掲載のコラムは、年末年始のお休みもなく、載せていただいています。 私が毎週コラムを書かせていただいているのは、ゲンダイさんの「コクハク」。 先日、こちらの「2023年人気記事」の10本のうちの1本に、私の記事を紹介いただきました。 こちらです! 以前、この記事が出た時も、何週間かにわたってランキング上位でしたが、 今回も・・・ この記

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『ゴジラ−1』を観てきましたよ!

 アメリカで日本映画が熱いです。『ゴジラ−1』と『君たちはどう生きるか』、評判いいんですよ。批評家の評価も非常に高い。  正直なところ、前作『シン・ゴジラ』を映画館で観たものの、微妙…という感想を抱いたため、こちらを観に行くつもりはありませんでした。しかし、日本映画とSF映画をこよなく愛する夫に押され、そこまで言うのならと予定変更。観に行くことと相なりました。  隣町の映画館へゴー!  ああー『君たちはどう生きるか』も観たい!  しかし本日のお目当ては君だ、ゴジラよ。 …

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2023年 映画ベスト10! <外国映画編>

あけましておめでとうございます。 2023年もいろいろと映画をたくさん観ました。 ギリギリまで観て、年末にベスト10を外国映画、日本映画に分けてそれぞれ10作品ずつ絞り込みました。 10位 『TAR/ター』 世界最高峰ベルリン・フィルの首席指揮者、リディア・ター。 権力者としての振る舞いにやがて綻びが見えはじめる… このターを演じたケイト・ブランシェットがなんと言ってもすごい! 圧巻の演技力でアカデミー賞の主演女優賞最有力候補であったことも納得です。 徐々に問題が発覚し

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誰も踏みつけにしない世界を望む(映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』感想)

ゲゲゲの謎を6回観ました。 6回観て、水木が本当に欲しいものって「誰にも踏みつけられない力」じゃなくて「誰も踏みつけにしない世界」じゃん、と思いました。 なのでその話をします。 水木は戦争で心と体に深い傷を負い、そのことについてこう言います。 「戦争で俺は見たんだ。お国のため、銃後の家族のためと駆り出されたはずなのに、理不尽に部下を打つ政府上官たちに、どう見ても意味のない戦争に駆り立てられて多くの仲間たちが死んでいくのを。戦争が終わって夢にまで見た内地に帰ってみればお袋は死

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PERFECT DAYS

役所広司の演じるこの映画の主人公は初老の男だ。 彼はスカイツリーの見えるエリアの古びた家に住んでいる。場所は押上らしい。 彼は独身らしく早朝に起きて、フトンを畳み、植物に水をやり、歯を磨き、飯も食わずに、自動販売機で缶コーヒーを買い、それを飲んで掃除道具を満載したバンで時代遅れのカセットで音楽を聴きながら仕事場に向かう。 仕事は先鋭的なデザインのトイレ掃除だ。彼の住む古びた家との対比が鮮烈だ。男はそのトイレ掃除を驚くほど丹念にやり、昼には近くの公園の木洩れ日の漏れるベンチ

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ゴジラ2回目&『君たちはどう生きるか』へ行ってきた

(*ネタバレを含みますのでご注意ください)  どれだけ好きなんだという感じですけれども、『ゴジラ−1』2回目を鑑賞しました。だってもうアメリカでは上映終了なんですよ…。  2回目もですね、控え目に言って最高でした。  夫は「映像も音楽もシナリオも非の打ち所がない!」と帰り道もゴジラ愛がダダ漏れ状態。DVDはもちろんだけど、サウンドトラックも買わないと、ということで意見が一致しました…(笑)。   息子も一緒に鑑賞しましたが、楽しんだ模様(夫のSF英才教育により、ゴジラも初期

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2023年 映画ベスト10! <日本映画編>

あけましておめでとうございます。 2023年の映画ベスト10、<外国映画編>に続いて、<日本映画編>です。 こちらもかなり観た中からの厳選10作品となります。 では早速どうぞ。 10位 『首』 北野武監督による待望の新作! 本能寺の変に向かう戦乱の世を秀吉、光秀など跡目を狙う面々がしのぎを削り合う。 中でも加瀬亮の信長がセクハラにパワハラという完全なるブラック企業の社長という感じで狂っててかなり良かったです。 秀吉については相当調べたらしく、曽呂利新左衛門など落語の始

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再生

クリスマス

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映画館とアマプラと金ローに感謝

子どもが生まれてから、映画をほとんど見なくなってしまいました。 待っていれば必ずと言ってもいいくらい、ジブリ作品はテレビで放映されるので、機を逃さず記録しておいて、子どもの求めに応じて再生できるようにしています。 そんなふうにして観せた『となりのトトロ』は、子どもが初めて出会ったジブリ作品でもあり、もっとも多く見続けている作品です。テレビをつければトトロ、という時期が数ヶ月あったほどです。 やがて子どもが大きくなって(とはいえ3歳とかだけど)、映画館に行けるようになって

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映画館へ‼️

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2023年も映画が面白くてよかった!!(今年観た映画振り返り)

この映画まとめ4年目にして初めて年末にまとめて書いてないです、褒めて欲しい。 ※ここに年間ベスト10入れる ↑はい、ここまでです!↑ 今年もここまでを2月に書いた後、1本ずつ観た後に感想書くことも無く年末まで放置してました。 殴りたい!俺を! というわけで今年もまとめて書きます2023年観た新作公開映画を振り返り、全部やると長いんである程度絞り込んで!では行きましょう。 ↓今年のベスト10はこちら キラーカブトガニ「キモい裏側してたんだね 知らなかったよ」と思わずJ

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【コラム】PERFECT DAYS

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賢さ の多様性

格差のない社会を目指す人、願う人は現実に多くいるが、格差がなければ手に入らない幸せもあった。 公開から33年経った2023年に初めて「プリティ・ウーマン」を観た感想。 弱い立場にあるからこそ、人は少しでも強くなろうとエネルギーが生まれるし、人に擦り寄る賢さを身につけられる。 家柄などが始めから恵まれていたら、小さな達成感を達成感とも思わずに生涯を終えるのか、と思うと、格差とは、と感じることは常々ある。 格差と言うよりもお金の話だが、お金持ちはお金持ちで、盗られないよう

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