#ライター
夏祭りが開かれると、私は夏祭りブルーになる。
幼い頃の夏祭りは、いつもひとりで行っていた。
お小遣いは十分もらったけれど、とてもとても寂しかった。
周りの友達は、「夜から◯◯ちゃんと一緒に行くんだよ」なんて自慢げに話す。
私を誘っても、行かないことはわかっているから誘わない。
昼間の祭り会場は、人が少ない。ひとりでいると、なおのこと。そして、ひとりでいることが恥ずかしくて、クラスメイトがいると、そっと隠れた。
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屋台を見ても
夢を叶える場所は決まっているのかどうか。
東京じゃなきゃ、夢が叶わないって思ってた。
なんとなく、ネットやSNSで活躍している有名な人たちは、東京に住んでいるから。
生まれも育ちも田舎だった私は、東京に住む人が幼い頃からとても羨ましかった。
将来は、絶対に東京に住むと決めていたけれど、今はどうだろう。
東京に住めてないし、相変わらず行きたいイベントは、東京の方でしか開催されてない。
そんな悔しい思いを未だに抱いている。
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葛藤と死は隣り合わせ。
私は、人生を諦めたときがある。一度だけ…と言えたら、それはどんなに良いことだろうか。私は何度か自分を追い込むほどに、真面目すぎたのだ。
覚えているのは高校生の時、19歳の時、22歳、そして23〜25歳。
その分岐点で、私は何度選択肢を間違えきたのだろうとふと考える時がある。
今日は、そんな過去の自分を振り返りたい。
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進学するかどうかで失敗した。進学するにしても、もし専門学校ではな
誰かのために作ることが、幸せだとあの時の私は知らなかった。
彼と一緒に住んでから、ご飯を作ることが多くなった。ひとりの時は、外食とか、インスタントラーメンとかコンビニ飯がとても多かった。
同棲を始めた頃も、なんやかんや彼が作っているのに甘えていた。だって、料理が上手いんだもの。そして、何もしなくても料理が出てくる様子が小さい頃を思い出して、なんだかワクワクした。
初めて彼に料理を作った時は、とても緊張した。
その日のメニューは、ジャーマンポテトと白菜
同棲解消のデメリットは、誰も教えてくれない
本当はこんなこと書きたくなかった。
できるなら穏便に済ませたいかったし、私だって好きでメンタルをやられてるわけじゃない。
同棲をするとき、きっと別れまで見据えてするのは、一部の人で、大体はもう「この人と一緒になるぞ」という気持ちでするものだと思う。
でも私は違った。
ひとり暮らしって、何かと不便だし、誰かと一緒に住んだら貯金とかできるんじゃない?と、自分にとってだいぶ都合の良い考えで進めた