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【連載小説】堕肉の果て ~アタシが聖女、だ、と……⁉ アラフォー肥満気味なのにぃ? まあ一丁やってやるわよ! 気分は世界最強! 幼馴染の彼とパーティー組んで、悪魔や魔王ついでに天使も喝だ! 喝ー‼ ~

第一章 悪魔たちの円舞曲(ロンド) 122.遠征 恩賜 上野動物園 ①  ホテルを出てコユキは上野動物園まで続く、湖畔を一人歩いていた。  不忍池の中には、色取り取りのスワンボートが浮かんで、お客さんの訪れを待っていたが、今のコユキには白鳥ちゃん達に答える事は出来ないのだ。    思わずコユキの口を吐いて出た言葉は、 「もう、よしおちゃんも来れれば良かったのにな~ ……ちぇっ! つまんないのぉ~」 であった。 本人が目の前にいない時には、存外に素直なコユキの姿を再発見

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【連載小説】堕肉の果て ~アタシが聖女、だ、と……⁉ アラフォー肥満気味なのにぃ? まあ一丁やってやるわよ! 気分は世界最強! 幼馴染の彼とパーティー組んで、悪魔や魔王ついでに天使も喝だ! 喝ー‼ ~

第一章 悪魔たちの円舞曲(ロンド) 121.Nightmare ②  だらだらと冷や汗を流しながら戦慄していると、 「よし、プロット変更完了! これでどうかな? 」 「「どれどれ」」 右側の人影が書き込んでいたコピー用紙を、残りの二人に渡し、それを見た二人が声をあげて読み始めた。 「何々、『コユキはドブネズミに噛まれて人知れず死んだ』、『その魂は妹達に譲渡され二人は復活』、か」 「『妹達は魔法を駆使して悪魔を駆逐』、『無事家族も復活』、『コユキは不忍池の底で腐乱し

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第一章 悪魔たちの円舞曲(ロンド) 101.兄弟 ①  善悪に言いつけられていた、各種名物のお土産を買い込みつつ、名古屋駅まで戻って来た時だった。  お買い物の為に一旦改札から出て、一路目的の店へと急ぐコユキの前方から、見るからにタチの悪そうな二人組みが歩み寄ってきた。 一人は顔の右脇全体がケロイド状になった男で、そちらには耳も頭髪も無く、酷い火傷だったことが窺えた。  もう一人は、一体何があったというのか、顔面にX字の傷跡が対角線上に走り、眉間の少し下で綺麗に交差してい

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【連載小説】私、悪役令嬢でしたの? 侯爵令嬢、冒険者になる ~何故か婚約破棄されてしまった令嬢は冒険者への道を選んだようです、目指すは世界最強!魔王討伐! スキルは回復と支援しかないけれど……~

127. 令嬢、別離に咽び泣く ⑤ はじめての方はコチラ→ ◆あらすじ◆目次◆世界観と設定◆  二月が過ぎた。  デニーやクリス、他にも多数の根回しが奏功し、デビットは辺境伯となり、イーサンの離爵も無事認められていた。  同時に南方の三都市、六町、十二か村を領地に加えたバーミリオン領は二つに分割され、二つの侯爵領に再編される事になった。  一つはエマの叔父であるスコット・バーミリオン侯爵のバーミリオン領であり、もう一方はトマス・スカウト侯爵が治めるスカウト領である。

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短編小説『咲きもせず、散りもせず』

できるだけ明るく、元気よく。何もなかったかのように。 そう心がけて、隣を歩く幼なじみに声をかけた。札幌駅から大通りにかけてのこの道は人が多い。しかもいまは一番混む週末の昼下がり。信号の表示に合わせて人ごみがうごめく。 「花なんてバイトで年中見ているけれど、やっぱ俺この季節好きだわ。桜も梅も一気に咲いて風情なんてないけどさ」 彼女はうつむいたままだ。 大学にいる間はうっすらとメイクして桃色の口紅をしていたのに、いまはすっぴんだ。まあ、あどけない感じで高校時代を思い出すから懐かし

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2021_1124_ハッピーエンドの向こう側

君は、 ハッピーエンドの向こう側で笑っている たくさんのひとに、囲まれて あかるく、輝いているように見える。 道を違えた僕の物語は、 128ページで止まっている。 編むことを放棄して 深く埋葬した続きの物語の 脱ぎ捨てた青春の 君は、向こう側で 僕は、追いつけずにいる 追いつくことも 許すこともしたくなくて 悔しさとも違う、到底美しくない濁りを 僕は今日も、大切に抱えている。 【photo】 amano yasuhiro https://note.com/hiro_pic09 https://twitter.com/hiro_57p https://www.instagram.com/hiro.pic09/

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今日のハッピーエンドを迎えるために

どうも〜黄色です ✌︎☺︎✌︎ 大寝坊から始まった1日 なんとか間に合ったけど焦った道中 やるべきことはいっぱいあるのに 追加でどんどん増えるタスク 周りのピリピリした雰囲気に いつのまにか飲まれ 嫌な記憶を思い起こしてもやもや。。 とことんうまくいかないなぁって しょんぼり。。 それでも、久しぶりに思い出の場所に おばあちゃんとご飯を食べに行けた 帰宅してから、いつもより音楽に触れる時間があった 全部がだめ!ってするのは雑すぎるよね( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) あら〜

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【連載小説】堕肉の果て ~アタシが聖女、だ、と……⁉ アラフォー肥満気味なのにぃ? まあ一丁やってやるわよ! 気分は世界最強! 幼馴染の彼とパーティー組んで、悪魔や魔王ついでに天使も喝だ! 喝ー‼~

第一章 悪魔たちの円舞曲(ロンド) 52.問答の沙門 ④ 「つまり、鏡を見たり、自分で自分らしさとか考えるよりも、他人が自分をどう見ているか、他人は自分に何を求めているのか、そんな事を見て、聞いて、その要求に応えていく方が簡単では無いかって事なんでござるよ。 現状だって、自分ってどうだろ? って想像するよりも他者の評価で、ああ私ってそんな感じなんだなって考えたほうが分かり易いでござろ。 自分を知る事って大変な割りに、大事な事であろ? 特にこれからの悪魔との戦いに於いては…

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【連載小説】私、悪役令嬢でしたの? 侯爵令嬢、冒険者になる ~何故か婚約破棄されてしまった令嬢は冒険者への道を選んだようです、目指すは世界最強!魔王討伐! スキルは回復と支援しかないけれど……~

107. 令嬢、魔王討伐 ④  やる気に満ちた表情に緊張を漲らせて祭壇に向かって構えを取るノブレスオブリージュ。    三十分程が経過した。 「なかなか現れないね、エマ」 「デニー気を抜いてはいけませんわ、皆もでしてよ! 」 「「「はいっ! 」」」  祭壇の周囲に怪し気な黒い霧が集まって行き収束していった。  やがて黒い霧だった存在は確りとした実在の肉体を持った漆黒の巨体へと変わっていく。  全ての霧を吸収した巨体は黒鳥の様な一対の羽を背に揺らめかした美形の異形であ

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【連載小説】堕肉の果て ~アタシが聖女、だ、と……⁉ アラフォー肥満気味なのにぃ? まあ一丁やってやるわよ! 気分は世界最強! 幼馴染の彼とパーティー組んで、悪魔や魔王ついでに天使も喝だ! 喝ー‼~

第一章 悪魔たちの円舞曲(ロンド) 51.問答の沙門 ③ 「自分の周りの人の顔を、表情を良く見てみるでござる、ってね。嬉しそうか、怒っているのか、悲しそうか、心配しているのか、友達でも、家族でも、会社の仲間でも、取引先でも、ご近所さんでも、子供や孫たちでも、ね。周りは敵ばっかりって思って絶望する前に、味方を探して見回してみようって言うのでござるよ。 そしてもし幸運にも味方を見つける事が出来たのならば、味方が喜んで笑顔になれるように行動すれば、自分自身も幸せになれるのでは

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