マガジンのカバー画像

東京修行僧日記

67
カンボジアで得た学びを東京でも体現できるよう、日々と格闘する修行僧の日記です。
運営しているクリエイター

#自分らしく生きる

「何者かになりたい」と思っていた私が、何者でもない自分のまま生きていけると思えるようになるまでの話

「何者かになりたい」と思っていた私が、何者でもない自分のまま生きていけると思えるようになるまでの話

6年くらい前の私は、何者かになりたかった。
だからひたすら自己分析をしたり、自己啓発の本を読み漁ったり、活躍している人たちの話を聞きにいったりして、「いつか私も何者かになるんだ!」と思っていた。

何者かになって、自分はすごいんだーーーって思えるような、すごさを証明できるような"何か"が欲しかった。

当時は、そんなツッコミを入れられるほどの冷静さも客観性も持ち合わせておらず、何者かになることをド

もっとみる
わたしは、わたしを置き去りにしない

わたしは、わたしを置き去りにしない

いつからか、"シャカイ"の中で比較的うまく息ができるようになった。

「あかるい人だよね」「話しやすいよ」って、言ってもらうようになった。

でもそうなるまでの長い間は、ずっと海の底のほうに沈んでいるか、もしくはおぼれているか。いずれにしても、比較的ですらなく"シャカイ"の中で息ができない人間だった。

さかのぼると中高生くらいから、まわりの人たちとうまく関係を築けなくなったようにおもう。それは、

もっとみる
はせがわ みかの自己紹介とお仕事のこと

はせがわ みかの自己紹介とお仕事のこと

キャリアコンサルタントとしてカウンセリングをしてみたり、カンボジアで屋台をやったり、現職の外資系人材会社で会社公式noteを立ち上げて運用してみたり、Jリーグチームの横浜F・マリノスとのパートナー契約を締結するために爆走したり……。
ありがたいことに、最近たくさんのタグを自分に付けてもらえる機会が増えた気がします。

そうなると徐々に「じゃあ、なんの人なの?」と思われる機会も増えるかなと思い、ここ

もっとみる
あきらめが早い私と自信のつけ方

あきらめが早い私と自信のつけ方

自信がある人っていいな〜と常々思っている。

私も自信があるように見られるけど、私の場合は何かの物事に対して自信があるというより、自分自身のことをよく知っている、自己理解ができているという点がそう見せている気がする。(それも大事な要素だけどね!)

じゃあ一体、何かの物事に対しての自信ってどこから生まれてくるのか?

改めて自分が持っている自信たちを考えてみたら、「何度もやって、何度も失敗や挫折を

もっとみる
私の家には、開かずの間があった

私の家には、開かずの間があった

ホラーじゃないけど、
少し怖いかもしれないハナシ。

私が小さい頃に住んでいた家は一軒家だった。

2階建てで、昔の一般的な広さの都内の家。

その家の2階に、
たぶん12畳くらいの開かずの間があった。

誰の気にも留められない開かずの間私が物心ついた時から、その部屋は開かずの間だった。

その部屋は当たり前のように誰も開けなかったし、誰も気に留める様子もなかった。
だから、まるでそこに部屋なんて

もっとみる
愛に生きること

愛に生きること

カンボジアに行く前の私は、自分にとって本当は何が大切なのか、わからなかった。

当時の私には、それが地位かもしれないし、名声かもしれないし、安心かもしれないし、達成感、優越感、他者からの承認や賞賛、自己実現、成長、回復、安定、お金‥‥かもしれなかった。

とにかく、そういう上滑りしていくようなキーワードに縋るしかない自分に焦っていて、本当に大切にしたいものが何なのかわかっていなかった。

カンボジ

もっとみる

感じるニューノーマル

毎日、朝9時から出社するって、
すごい神経削られるな・・・と思った。

今日の結論は、もう、この一言に収束する。

新しい環境での日常のことかれこれ、在宅勤務が導入されて1年が経った。

私の会社は、完全在宅に始まり
週2出社~週3出社を繰り返し、
ついに週5出社に戻ることは無かった。

でも営業は在宅日でもお客さんや
スタッフさんに呼ばれたら外出する。

純粋に在宅日に在宅する日々ではなかったし

もっとみる