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δ あのねのね δ ~日常おしゃべり~

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【日常の雑記】 よかったら、リアルの友達が少ない店主の日常を聞いてくれませんか? HSPなので、そんな話にもなりますが……。
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#眠れない夜に

わたしのオールで連れてゆく。

わたしのオールで連れてゆく。

『宙船(そらふね)』

作詞・作曲 中島みゆきさん
TOKIOが演奏・歌唱する楽曲で、中島さんもセルフカバーされています。

最近、久々にこの曲のことを思い出しました。

TOKIOの楽曲としてダウンロードできなかったので、中島みゆきさんのカバー曲をスマホにおとしました。

中島みゆきさんが、命を揺さぶるように
力強く熱唱する一曲です。

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【今日は何した?】誉めることと種抜き梅干し(10月2日・9/100)

【今日は何した?】誉めることと種抜き梅干し(10月2日・9/100)

今日のわたしは働いた。存分に働いた。
いやな思いをたくさんしながら、
でも、できるだけ感情をフラットにフラットに心がけて。
偉かった。
誰も誉めてくれないから、自分で自分を誉める。
そう、自分で自分を誉めていい。
そういう時代だ。
たくさんたくさん、わたしを誉めていい。

こういう時、SNSで「こういうことをしたわたし、頑張った」「頑張ったから誉めてください」とアピールできる人がたくさんいる。

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思いが物で届くこと。

思いが物で届くこと。

あなたの手元に、手書きの手紙やメッセージが届いたことはあるだろうか。
最近。
もちろん、商業用のDMを別にして。

わたしは、ある。
昨日のことだ。

宛名として、大切な人の直筆による、わたしの氏名。
メッセージの末尾には、わたしの大切な人の自署。

何度見返しても、胸が詰まる。

手書き文字は、世界で唯一のもの。
そんな独自性しかない文字で書かれた、
唯一無二の、わたしの名前。

間違いなく、彼

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noteも含めた最近の変化

noteも含めた最近の変化

いつだってプロフィール難民である。
特に、画像。
身バレは困る。自分の顔は出せない。
それ以上に、自分の容姿が好きじゃない。たいへんに哀しいことに。

SNS攻略法!みたいなものを通りすがりでちらりと読んだら、「プロフ画には顔を出した方がいい」と書いてあった。
わからなくはないけど、そう言われても、なのだ。

ゆえに、必然的に創作した画や、自分で撮ったものも含めて無料で使える写真を使うことになる。

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東京駅上空にて、不思議気分を振り返る。

東京駅上空にて、不思議気分を振り返る。

東京駅直結の高層ビル6階、そこは地上より間違いなく天空に近い場所。
だから、東京駅上空。

京都や北海道の真っ直ぐな道を思わせる十字路を見下ろすカフェで、みずみずしいフリュイのてんこ盛りをいただきながら、取り急ぎで書いている。

お客さん達の語らう声がそよそよと流れる店内。
わたしは、今は一人。
目の前にいる友は、ワイヤレスキーボードのみ。

さっきまで、そのまた少し前までまったく知らなかった女性

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くもり空のもとで菊池くんを見ていた

くもり空のもとで菊池くんを見ていた

緑ちゃんと一緒に校庭の隅っこの花壇の脇に腰を下ろして、部活をがんばる菊池くんをずっと見ていた。
 

あれは、遠い遠い昔の中学生の頃。

今にも雨が降りそうな曇天と、うれしかったことをわたしは覚えている。



緑ちゃんは、わたしの親友だった。

過去形なのは、高校生になってからは会わなくなってしまったから。

菊池くんは、緑ちゃんが好きだった同級生男子だ。

二人は同じクラスになったことも、面

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HSPのわたしの今日を散文で。2024.4.9

HSPのわたしの今日を散文で。2024.4.9

 朝からどしゃ降り。それでも、用事があって外出した。
 それだけでもう、充分偉い。
 HSPだからか、関係ないのか、とにかく雨に濡れるのがひどくストレス。
 それでもちゃんと任務を遂行したわたし。それだけでもう偉すぎる。



 行先で、子供達の清らかな歌声に出会う。混声の合唱だ。

 男子も女子も、透きとおった声を重ね合う。
 あの子たちの声は透明なのに、重なることで厚みと深みと存在感が間違い

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ヒトよりモノに惚れたかった。

ヒトよりモノに惚れたかった。

わたしには、恋愛依存なところがある。
好きな男がいることで、自分の一部を満たしている。

雑に言うと、常時『 推し 』がいないと気がすまない性質。
推しって言葉は好きじゃないけど、他の人より好意を抱く、という広い意味で使うなら、好きな人は推しと言える。

思い返せば、いつも誰かを想いながら生きてきた。
幼馴染みのカズくんに始まり、同級生のスズキくん、サイトウくん、クラモチくん、ゴトウくん、イワオカ

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お話泥棒

お話泥棒

あなたは、相手の話をきちんと聞いているだろうか?

相手は、自分の話を聞いてほしいから話をしている。

あなたのことを聞きたいのなら、相手は質問をしたり話を振ってくるだろう。

─────── 本当に、よくいるのだ。

こちらが話しているのに、何かキーワードに反応して自分の話にすり替えてしまう人が。

相手が先に話しはじめたなら、わたしも黙って聞けるのに、わたしの話から何かを連想し、こちらを遮って

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「若い人」を羨む言葉とさみだれな思い。

「若い人」を羨む言葉とさみだれな思い。

「若い人」が羨ましくてたまらない。
見た目も健康面も、フットワークの軽さも、これからの人生の可能性も。

ここで言う「 若い人 」の目安は、20代から30代。
文中の「 アラフォー 」とは、40を越えたイメージ。

わたしがしつこく使う「 羨ましい 」の言葉には、二つのニュアンスが含まれている。



一つは、

本当にシンプルに若さを羨むきもち。

自分と若い人をいつも比べて、やたらと指をくわ

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「生き直す」のは難しいけど。

「生き直す」のは難しいけど。

自分語りが許されるのは、よく言われる「ストーリー」がある時だ。
様子が伝わる具体的エピソードは、人の興味を惹きつける話に仕上がる。
そんなエピソードの積み重ねにより、読み手は書き手の人物像を描きやすくなり、親近感が生まれやすい。

note界の街中でモテるのも、「 自分 」をある程度見せている人。
仕事、家族構成、趣味など生活の一部が明らかになれば、読み手は書き手をイメージしやすい。圧倒的に親近感

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昨夜、金縛りにあいまして。それはいいけど残された軽い謎。

昨夜、金縛りにあいまして。それはいいけど残された軽い謎。

深夜1時。わたしの掛け布団の上に、何かがのしかかった。
明らかに重たい。
しかも、一部分だけ重いのではなく、人にのしかかられている感覚。

実は飼い猫が………、とそういう可愛い話じゃない。
第一、自分の部屋でひとりきりで寝ているのだから。
しかも、繰り返すけど自分の部屋でひとりで寝ていて、深夜にこっそり部屋を訪ねて布団に入って来るようなお相手も特にいない。
書いていて残念で仕方ないけど。

───

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夏果つ(なつはつ)の風鈴

夏果つ(なつはつ)の風鈴

梅雨明け宣言がされたかどうかがはっきりせずとも、陽射しが短時間で肌をじりじりと攻めてくるようになった頃、津軽びいどろの風鈴を買った。

以前から、どんなものでもいいから風鈴を欲しいと思っていた。
ささやかに、そして手軽に夏の風情のひとつを味わえるのが魅力だから。
そして、風鈴の涼やかな音色は邪気を払ってくれそうだから。

ネットでたまたま出会ったその風鈴は、びいどろの小ぶりなお椀型の外身の上の部分

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好きな人の夢を見た。

好きな人の夢を見た。

眠っている間にみた夢の話を人から聞かされるほど、つまらないものはない。
話している本人は、こんなに不思議なストーリーだったと興奮して饒舌に語る。
けれど、聞かされている方は脈絡のない展開についてゆけず、イメージしても感情移入しづらく、飽き飽きしてくるのだ。

───── と、何かに書いてあった。

確かに、人の夢に興味を持てるのは、夢占いをする人くらいだろう。

そのことを承知で、あえて書かせても

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