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【エッセイ】 風味を保っているココア
正直にいっちゃうと、私は50代後半になっている。
勤めている職場は定年延長なんていう話になっていて、今年60歳で定年となるはずだった同僚は、あと1年働くことになった。職場でそれに近い年齢が集まると、この話題になることも多い。「人生設計が変わった」とか、「もう疲れた」「もういい」「気力、体力が追いつかない」とか、60歳を過ぎると給与が下がるのだが「給料が下がってまで働かされるのか」と不満が収まら
【エッセイ】 SDGsとスキンケア
スーパーのプライベートブランドの洗顔料を使っていた。
適当な年齢になると、”てきとう” にしていたスキンケアも細やかにしなければならないと強く思うようになった。
スキンケアに気配りするなら、ナショナルブランドを使えばいい話だが、そうそうお金も使えないので、プライベートブランドを買っていた。それが悪かった。
ボトルの中身がなくなったので買いに行くと、それが売ってなかった。
そのお店でたまた
【エッセイ】 世界一おいしいパン ~山梨、恐るべし!~
市川三郷町 清真堂の「はちみつバター」めずらしく食べ物の話…
InstagramやXで食べ物を並べるのは、私はあまり好きでない。
地方にいると、ローカル番組やタウン誌はグルメの情報ばかりで、地方はそんなに話題に乏しいのか? 関心はそれしかないのか? と寂しい気持ちになってしまう。
そんなことを常々考えているが、今日はパンの話をしたい。
お気に入りのパンを、「このパンが、世界で一番おい
【エッセイ】 SIZUYAの「カルネ」を買って帰ろう ~ 京都・奈良に行く話 ② ~
学生時代の授業で引っかかったもの
小中高と授業のなかで印象深く、引っかかったものがいくつかある。
英語の細川先生が「フランク・シナトラ(米 歌手)はいい」と話した。どんな楽曲かと思った。今のように検索すればすぐにスマートフォンでそれが聞けるわけでないので、わざわざシナトラのLPレコードを買ったことがある。
日本史の菅原先生が石器のことで、「二上山のサヌカイト」と話した。そのひとことで、“サ
【エッセイ】 賀来賢人の視線の先は… ~京都・奈良へ行く話 ① ~
昨日、右の人差し指の先を包丁で傷つけてしまった。絆創膏を貼っているためキーボードを打ちにくい。剥がせばくっついているだろう。そんな程度の傷だった。絆創膏を取ってしまおうか。指先が不快なためか、「傷」と打つのにも、何度も「木津」になっている。
この夏、東海道新幹線の車内メロディーがTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN」からUAの「会いにいこう」に変わった。
以前は「鉄道好き」を公言す