やまざき 想太

異空間ライター/編集者/作家/作詞家 表現をする人。出版チーム『余白者』として「文学フ…

やまざき 想太

異空間ライター/編集者/作家/作詞家 表現をする人。出版チーム『余白者』として「文学フリマ東京38」に出展。茨城県大洗町在住。1stシングル『コトノハノハナビ』8/11リリース(https://linkco.re/G4zHEDbZ

マガジン

  • 余白者の所感

    あなたは、日々、何を思うの? 余白と共に生きる日常の中で生まれる疑問や問い、思うことをまとめた所感の記憶。 些細なことから、ちょっと深い話まで、できるだけ鮮度感高く、ラフに。 思い付いたら書くので、基本不定期便。

  • 続・文学フリマへの道

    ゼロから文学フリマに出展するまでの実体験をまとめています。不定期更新ですが、2024年12月に開催される文学フリマ東京39を目指し、その中で生まれる葛藤や本づくりの製作過程を綴っていけたら。

  • 文学フリマへの道

    ゼロから文学フリマに出展するまでの実体験をまとめています。不定期更新ですが、2024年5月に開催される文学フリマ東京38を目指し、その中で生まれる葛藤や本づくりの製作過程を、無理なく書いていけたら、と。

  • ぼくのうちがわ ~散文詩~

    自由に、思うがまま、感じたこと、思ったこと、自分らしく、紡ぐ。 ぼくの奥底に眠る言葉を広い集めた、散文詩のまとめ。

記事一覧

自分で引き寄せている

「生きる」というテーマを、自分で引き寄せているのかもしれない。 今年、執筆した本『僕があなたに最期に伝えたいこと』では「生と死」について自らに問い続け、もがき、…

生きているからこそ

今の胸の内を言葉にしたら、どんな風になるだろう。 noteの記事で、とても考えさせられる記事と出会った。 その内容はリアルタイムの話で、あまりにもリアルで その記事を…

動き、もがく日々

「動く」とは、なにも距離の話だけではない。 noteの更新頻度が落ちたけれど 何もやっていないわけではなくて いま、それなりに動き、もがいている。 目まぐるしく状況が…

誰にも言えないこともある

誰かに話せば楽になることもあるかもしれない。 話したいと思うことも、もちろんある。 話を聞いてもらいたいな、と、思うことも。 ただ、人を選んでしまう話があることも…

ここ数日のこと

何か書こうと思っていたんだけれど この数日、言葉にならない。 いろいろなことで動いていたのもあるし 正直、地震が起きて予期不安がすごいのもある。 外に出るのも、家…

1stシングル『コトノハノハナビ』をリリースしました

今日という日には、2度と出会えないから 忘れないように、残しておきたい。 やまざき想太の1stシングル『コトノハノハナビ』をあらゆる音楽配信サイトよりリリースさせて…

4

言葉はカンタンに誰かを傷つける

2年前に、誹謗中傷について書いたことがあった。 ずっと、言葉を大切にしてる。 そんなこと、言わなくても大切にしている。 そういう人もたくさんいると思うけれど あえ…

3

ひとつ、思うこと

書くという時間の「余白」が無いまま 8月を迎えていた。 インプットの時間が増えたり 書くこと以外のアウトプットが増えたり 表現をすることへ思考を巡らせるタイミングが…

3

2020年、8月12日、忘れられない言葉

「やまざきさんが、怖いと思う時があるのよ」 2020年、8月12日。 14時32分、東京、渋谷。 「クールな時の、君の込めているものというか。肉で言うと、すごいジューシーな…

7

開運日の今日に、書き残すこと

Official髭男dismの『Sharon』という曲にハマっています。 歌詞もメロディも、一発だった。 髭男のこういう曲が大好き。 なんというか、ひとことで表すと「どうしようも…

3

"良かれ"が刺さることもある

「これ、やっておいてもらえる?」 任されたと思っていた。 なのに、その人は、僕がやる前に、自分でそれをやってしまった。 任せたんじゃ、ないんだろうか。 それは"良…

5

呼吸が、合うかどうか

呼吸が、合うかどうか。 とても大切なこと。 感受性を大切にしてきた。 直感を大切にしてきた。 自分なりにいろいろな人と出逢ってきて 実際に逢った瞬間に あるいは、…

3

「リモートワーク終焉」のトレンドを見て

「フルリモートができる人材はレア」 「フルリモートできる人材はコミュ力が高い」 「フルリモートできる人材は勤勉で積極的」 朝に起きて、Xのトレンドをクセでチェック…

5

ちゃんと読んでいるか、読んでいないか

書いた記事を、公開する。 すると10秒後。 ピンっと、数字の「1」が表示される。 もう読まれたのか。 すごい。 1500文字くらいは書いたんだけれど、10秒で読めるんだろう…

3

過去の話をしよう

少し、過去の話をしよう。 2022年の春先まで、別名義で文章を書いていた。 その頃にたまたま、出版社時代の話を連載として書いた記事が noteの公式に拾われて、その記事が…

6

比べない

あれは、18歳のとき。 高校卒業のタイミングで、1歳年上の先輩から 卒業祝いにと、本をプレゼントしてもらった。 その本が、絵本作家・葉祥明さんの「比べない」という本…

8
自分で引き寄せている

自分で引き寄せている

「生きる」というテーマを、自分で引き寄せているのかもしれない。

今年、執筆した本『僕があなたに最期に伝えたいこと』では「生と死」について自らに問い続け、もがき、言葉にして一冊の本にまとめあげた。

それはとても簡単なことでもなく、けれど期間としてはとても短い時間であっという間に形になった。どうしてかと自問自答した時に、もう何年も前から自分自身で「生きること」にもがいていたことが、たまたまこのタイ

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生きているからこそ

生きているからこそ

今の胸の内を言葉にしたら、どんな風になるだろう。

noteの記事で、とても考えさせられる記事と出会った。
その内容はリアルタイムの話で、あまりにもリアルで
その記事を読んだあとに出てくる言葉のすべてが情けなく感じてしまって
とてもじゃないけれど、言葉を紡ぐことなんてできなくて
ただ、読んだあと、想うことしかできなかった。

十人十色、桜梅桃李。
人の数だけ、いまこの瞬間も物語がある。
自分ももち

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動き、もがく日々

動き、もがく日々

「動く」とは、なにも距離の話だけではない。

noteの更新頻度が落ちたけれど
何もやっていないわけではなくて
いま、それなりに動き、もがいている。

目まぐるしく状況が変わる中で
自分に何ができるのか。
何をやってみたいのか。

常に問い続けながら、進んでいる。

あえて、以前の自分とは真逆の思考を取り入れて
「できない」じゃなくて「できる」と思い込むように信じて
とにかく徹底的に "楽しむ"

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誰にも言えないこともある

誰にも言えないこともある

誰かに話せば楽になることもあるかもしれない。
話したいと思うことも、もちろんある。
話を聞いてもらいたいな、と、思うことも。

ただ、人を選んでしまう話があることも事実。
タイミングだったり、気持ちだったり、どれだけ整理できているか。

すべては自分で選べばいい。
その決断ができない時が、一番苦しい。

目の前の扉を開けてから、考えればいいのに。
開ける前からごちゃごちゃと考えてしまって、苦しくな

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ここ数日のこと

ここ数日のこと

何か書こうと思っていたんだけれど
この数日、言葉にならない。

いろいろなことで動いていたのもあるし
正直、地震が起きて予期不安がすごいのもある。

外に出るのも、家の中にいるのも怖いし
音に敏感になってしまっていた数日。

2月にも同じような状況に陥っていた。
あの時は不確実な憶測の情報に振り回されて
メンタルがとても不安定になってしまって。

ちゃんと生きているんだろうか。
ちゃんと呼吸できて

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1stシングル『コトノハノハナビ』をリリースしました

1stシングル『コトノハノハナビ』をリリースしました

今日という日には、2度と出会えないから
忘れないように、残しておきたい。

やまざき想太の1stシングル『コトノハノハナビ』をあらゆる音楽配信サイトよりリリースさせていただくことになりました。

今日8月11日は、そのリリース日です。
すでに各音楽配信サイトより
購入・ストリーミングにて視聴可能となっています。

視聴可能な音楽サイトは
・Apple Music
・iTunes Store
・Sp

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言葉はカンタンに誰かを傷つける

言葉はカンタンに誰かを傷つける

2年前に、誹謗中傷について書いたことがあった。

ずっと、言葉を大切にしてる。

そんなこと、言わなくても大切にしている。
そういう人もたくさんいると思うけれど
あえて、ちゃんと、言葉にして、自分にも言い聞かせている。

人は、忙しない日々の中で
大事だと思っていることを失ってしまうことがあるから。

どれだけ大事だと、大切だと思っていても
ふとしたキッカケや、何かの拍子に、無くしてしまう。

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ひとつ、思うこと

ひとつ、思うこと

書くという時間の「余白」が無いまま
8月を迎えていた。

インプットの時間が増えたり
書くこと以外のアウトプットが増えたり
表現をすることへ思考を巡らせるタイミングがなかったり
進んでいないように見えて、見えないところで進んでいる日々。

あまり書きたいことが浮かばないけれど
たぶん、次の週末には時間をたくさん取って
書くことで表現することに、真っすぐになりたいと思う。

ひとつ、思うことがある。

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2020年、8月12日、忘れられない言葉

2020年、8月12日、忘れられない言葉

「やまざきさんが、怖いと思う時があるのよ」

2020年、8月12日。
14時32分、東京、渋谷。

「クールな時の、君の込めているものというか。肉で言うと、すごいジューシーなわけ。だけど、このステーキすげえ、みたいな。狂気に似たような、すごさをね、感じる時があるんだよね」

8月の暑さはとても厳しくて、渋谷のあの人混みをかき分けて入った本屋が併設されたカフェで、15歳という歳の差の先輩から言われ

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開運日の今日に、書き残すこと

開運日の今日に、書き残すこと

Official髭男dismの『Sharon』という曲にハマっています。

歌詞もメロディも、一発だった。
髭男のこういう曲が大好き。

なんというか、ひとことで表すと「どうしようもなさ」みたいな感情が心の内側から漏れているようなメロディと、サビのピークにやってくる "響き" がたまらない。思わず、リピートし続けたくなる。

そして、こういう曲から創作意欲も湧いてくる。
音楽ってすごいクリエイティ

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"良かれ"が刺さることもある

"良かれ"が刺さることもある

「これ、やっておいてもらえる?」

任されたと思っていた。
なのに、その人は、僕がやる前に、自分でそれをやってしまった。

任せたんじゃ、ないんだろうか。
それは"良かれ"と思ってやったのかもしれないし
「この人に任せても遅いから、自分でやろう」だったのかもしれないけれど。

任せたのなら、最後まで任せてほしい。
それは、意図しなかったとしても
それなりに心に"刺さったり"するんですよ。

気付か

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呼吸が、合うかどうか

呼吸が、合うかどうか

呼吸が、合うかどうか。

とても大切なこと。

感受性を大切にしてきた。
直感を大切にしてきた。

自分なりにいろいろな人と出逢ってきて
実際に逢った瞬間に
あるいは、言葉を受け取った瞬間に
「呼吸が合うか、どうか」わかることがある。

誰にでも優しくしたい。
誰とでも仲良くしたい。
ずっとそう思ってきたから
「合わない」と思った人にも、ついつい良い顔をしてしまう。

忖度が苦手だ。
今まで、たく

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「リモートワーク終焉」のトレンドを見て

「リモートワーク終焉」のトレンドを見て

「フルリモートができる人材はレア」
「フルリモートできる人材はコミュ力が高い」
「フルリモートできる人材は勤勉で積極的」

朝に起きて、Xのトレンドをクセでチェックしたら
そんな言葉たちが並んでいるのを見た。

もう、1年と半年フルリモートをしている。

けれど、僕はまったくそれらの言葉に当てはまらない。
とても消極的に、かつ、運が良くリモートが続いている。

「通勤に5時間かけて、意味あるの?」

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ちゃんと読んでいるか、読んでいないか

ちゃんと読んでいるか、読んでいないか

書いた記事を、公開する。

すると10秒後。
ピンっと、数字の「1」が表示される。
もう読まれたのか。
すごい。
1500文字くらいは書いたんだけれど、10秒で読めるんだろうか。

明らかに読まれていないタイミングで押されるハートマークに
僕は少しだけ、残念な気持ちになる。

こんな気持ちになるのは僕だけかもしれないけれど。
読んでいるか、読んでいないか。

もちろん「後から読みたい」からハートマ

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過去の話をしよう

過去の話をしよう

少し、過去の話をしよう。

2022年の春先まで、別名義で文章を書いていた。
その頃にたまたま、出版社時代の話を連載として書いた記事が
noteの公式に拾われて、その記事が注目された。

いわゆる「バズった」というのか。

その時の1か月のビュー数が、メインビジュアルに載せている数字だ。
だいたい、3万ビューくらいだった。
あれよあれよと数字が伸びて、その連載は多くの人に読まれた。

内容も、ネー

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比べない

比べない

あれは、18歳のとき。

高校卒業のタイミングで、1歳年上の先輩から
卒業祝いにと、本をプレゼントしてもらった。

その本が、絵本作家・葉祥明さんの「比べない」という本。

当時の僕は本が苦手で、まったく読まなかった。
文字が多い文章を読むことが、とにかくつらくて
本を買うとしても詩集とか、散文詩とか、名言集ばかりで
いま思えば、あの頃から「言葉」への愛を自分なりに育んでいたんだと思う。

そうそ

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