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京王永山駅のラーメン屋で後輩が言ってくれたこと
社会人になってから、一度だけボランティアサークルに入っていたことがある。ただ仕事でパワハラを受けた時期と重なってしまったり、それに伴って転職したり、なんかバタバタしてしまって、数回参加しただけで辞めてしまった。
なのでそこでの人間関係はほぼ出来なかったけれど、1人だけ、原山くんという大学生の男の子とは、連絡を取り合う仲になった。
原山くんは日本映画が好きで、愛嬌があって、ただ少し斜に構えた感じも
自由が丘で藤井隆(さん)のパーカー
私のテーマソングの一つに、藤井隆が椿鬼奴とレイザーラモンRGと一緒に歌うkappo!がある。なぜテーマソングなのかというと、私は自分が藤井隆に似ていると勝手に思っていて、なおかつ結構な頻度で周りからも言われることがあるからだ。
藤井隆との共通点は何か。それはジェンダーが不明という点だと思う。彼が過去に男性同性愛者的な役を演じたことや、アイドルのオタクであること、そして金髪のかつらをかぶって別人格
崎陽軒の読み方を知ったのは、新木場から帰った18の夜
TwitterあらためXの治安が悪い。
僕がはじめてTwitterに手を出したのは高校を卒業した2010年で、その頃はとてもほのぼのしているSNSだった。
たとえば、朝起きた時に「OCEANLANEの曲みたいな空だ」と呟いたら、会ったこともない人から「私もです!」とリプライが来たり、できたばかりのサッカーチームの公式アカウントをフォローしたらすぐにリフォローしてもらったり、それらが治安の良いエピ
2024年3月23日のZINE FEST出展決定!
みなさん、こんにちは。環です。
この度、2024年3月23日に吉祥寺PARCOで開催されるZINE FESTに参加することが決まりました!
noteで公開しているさまざまな物語を印刷し、ZINEにまとめて出展します!
もしかしたらnoteで公開していない新作もあるかも!?
今回は環、私の物語でよく登場する美香、そしてイラストレーターの友人と一緒に参戦します。
私も太も、読んでくださるみなさん
新宿歌舞伎町の喫茶店で行われた社会人予行演習
大学生の頃、音楽雑誌を作るという名目で集まって、ひたすらダラダラするサークルに入っていた。
音楽雑誌を作るという名目で集まった割に、音楽にはあまり詳しくない大学生の集まりだった。
それっぽいサークルの形をなぞって数年連続でフジロックに行ったこともあったけれど、大御所のヘッドライナーを観てもわかるのは名前だけで、高いチケット代をドブに捨てて都内に戻ってスーパー銭湯でぬくぬくしていた。
大してライブも
豊島園近くの生活には映画館と美味い焼き鳥屋があった
住んでいる家の近くに映画館があることは、確実に暮らしを豊かにする。
そのことに気づいたのは、自分が一人暮らしをはじめて、車や電車で数十分かけて移動しないと映画を見ることができない環境に置かれてからのことだった。
育った実家は自転車ですぐの場所に映画館があったので、夕飯を食べてから映画を観に行って、帰ってきたら風呂に入ってすぐ布団に入るみたいなことができた。
それから何度か引っ越しをしたのちに、一
同級生と芝公園駅に向かいながら、僕は東京タワーを変顔で見上げた
高校に入学して間もない春、同じサッカー部の同期が練習中に大怪我して入院することになった。
まだまだ、隣にいる同期が良いやつなのか、はたまた相性が合わないやつなのか、探り合っているような時期である。
そんな関係性だったけれど、誰かしらの発案でとにかく病院にお見舞いに行こうぜという話になり、10人近くで学校帰りにゾロゾロ赴くことになった。
場所は、御成門にある病院だった。
地下鉄で向かう途中、お互い