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チームリーディング

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チームリーディングに関する記述をしております。
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小さな成果が変革を促進させる

小さな成果が変革を促進させる

ハーバードビジネススクール名誉教授である、ジョンコッター著「リーダーシップ論」にて、リーダーが変革を成功させるための8段階のプロセスを提唱しています。多くの企業が変革に失敗しています。変革は直ぐに成功はしません。時間をかけ、すべてのプロセスでメンバーが関与し理解する必要があると説いています。

1 危機意識を与える
2 変革推進チームを形成する
3 ビジョンと戦略を作り出す
4 ビジョンを

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ジョブ型人事制度のマネージャー

ジョブ型人事制度のマネージャー

ジョブ型人事制度において、マネージャーが行うことはたくさんあります。自分のチームの目標を達成するためのジョブの明確化、ジョブの定義の明確化、ジョブにかかる時間、負担、成功率など鑑みてスケジュール構築などなど。その中でも、わたしが一番大変だと思っていることは、ジョブをこなしてくれる人を見つけることです。

メンバーシップ型であれば、オールラウンドに、既存のルールに基づいた仕事を、周りのメンバーと助け

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それは、自分の問題か、他人の問題か?

それは、自分の問題か、他人の問題か?

「困難な立場にある人は自分の問題にばかり目を向けがちだが、その答えはたいてい他人の問題を解決することにある」

5,640億ドルを運用する大手プライベートエクイティ投資会社ブラックストーン・グループの会長兼CEOスティーブ・シュワルツマンの言葉です。

社会生活やビジネスにおいて、ひとりで実行し完結することはできない。必ず、他人と相互に関連しています。

故に、自分が直面している問題は、他人とも関

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チームメンバーの反対意見を積極的に聴く

チームメンバーの反対意見を積極的に聴く

チームリーダーは、今までの経験と知恵を持って、チームをリードしています。しかし、そのやり方を進化させなければ、チームの進化はあり得ません。リーダーは、自ら創り上げたやり方、慣れ親しんだやり方を、部下の意見によって変えられるか?

オランダの心理学者ヘールト・ホフステードは、全世界で調査を行い「部下が上役に対して反論する時に感じる心理的な抵抗の度合い」を数値化しました。度合いが大きい日本では「部下に

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迷わず、前に進むため「目的」を再確認

迷わず、前に進むため「目的」を再確認

チームメンバーと、仕事の進め方で意見が異なることが多々あります。

この状態は、チームが活性化されていて、とても良いことと感じています。

メンバーが様々な観点から、チームを進化させようと考えているからです。

しかし、議論が長引き、肝心の仕事がはかどらないことは問題です。

こういった状況の時、チームをどうリードしていくべきか、悩みます。

日程に合わせ、今までのやり方で推し進めるべきか? 

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自由に意見が言えるチームは早く目標に到達する

自由に意見が言えるチームは早く目標に到達する

世間を騒がした元首相の発言「女性がたくさん入っている理事会は、理事会の会議は時間がかかります」

大変ひどい差別的な発言と感じますし、大きな問題と思います。

また、少しスコープを拡げると、日本の会議における「議論」のあり方にも問題を感じます。

議論によって課題を解決するそこでは、様々な観点からの意見、異論を持ち寄ってベストな回答を導き出されることが望ましい。

そのためには、会議に参加している

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相手に関心を持つこと

相手に関心を持つこと

相手を思いやる想像力があれば、

相手の立場が見え、相手のやりたいこと、もしくは苦しんでいることを

自分のことのように感じることができます。

同じ気持ちを持つこと、

それが「同情」であり、

同情が出来れば、自然と共感が沸き起こり、

相手の気持ちと行動が重なります。

まるで、二人三脚のように。

どんどん共感が重なることで、どんどん自然な行動にさせてくれます。

相手に関心を持って、自然

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ありがとうは、最高の言葉

ありがとうは、最高の言葉

ヒトは一人では生きていけない。

いつでも周りの多くの人たちに助けられて生きていると強く感じる。

だから、出来るだけ多くの人に

ありがとうの感謝の言葉を届けるように心掛けている。

そうすると、不思議にすがすがしく、自分自身もとても気持ちが良いのだ。

これは、脳科学的に証明されている。

人に感謝すると、脳の中で神経伝達物質

エンドルフィンが分泌され、快刺激により恍惚感が現れます。

また

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オンライン会議での意見のまとめ方

オンライン会議での意見のまとめ方

ここ最近は、オンライン会議ばかりです。

実は、意見のまとめ方に悩んでいます。

気になっているポイントは、参加者は内容を理解しているか、結論に納得しているかが、わかりにくい。

参加者の行動は二つのパターンがある。

一つは自分の意見を言う。

もう一つは言わない最初のパターンでは、Aという意見に対し、Bという意見をぶつけ、議論を続け、Cという結論に至る。

わかりやすい。

わかりにくいのは、

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オンライン会議での"認識"について

オンライン会議での"認識"について

コロナ以前、会議室で行う会議のように、オンライン会議を行っていて、大きな問題を抱えています。

議題に対し、認識具合が会議参加者によって違い、議論が噛み合わないのです。

議論を行う前に、各自「何が課題」なのか認識する必要があります。

しかし、提議者の伝え方が足りない。参加者の集中力が続かない。

認識を深めるための質問が差し込みにくい。

などの問題により、参加者全員の課題認識のレベルが同じで

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