オンライン会議での"認識"について
コロナ以前、会議室で行う会議のように、オンライン会議を行っていて、大きな問題を抱えています。
議題に対し、認識具合が会議参加者によって違い、議論が噛み合わないのです。
議論を行う前に、各自「何が課題」なのか認識する必要があります。
しかし、提議者の伝え方が足りない。参加者の集中力が続かない。
認識を深めるための質問が差し込みにくい。
などの問題により、参加者全員の課題認識のレベルが同じでない場合があります。
一番多く見かけるケースは、提議者が課題について、資料を使いながら、長らく説明するパターン。
会議室と違い、参加者の雰囲気を感じないまま、一方的に進められる。
そして、最後にこう言われる
「これこれについて、皆さんと議論したい」
カリフォルニア大学の心理学名誉教授アルバート・メラビアンの「メラビアンの法則」によれば、情報が与える影響は
視覚情報55%
聴覚情報38%
言語情報7%
つまり、口頭と文面だけでは、情報影響が半分以下でしかなく、認識不足があって当然。
逆に言えば、視覚情報があれば、情報影響は高い。
最近、私は、説明資料の他に、議論をする上での課題を表した「絵」を見せています。
課題の構造図や課題を取り巻く関係図。
これ一枚で、参加者全員、何について話しているのか認識できます。
課題を解決することが目的で重要ですが、まずは「課題認識」を合わせましょう。
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