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チームメンバーの反対意見を積極的に聴く

チームリーダーは、今までの経験と知恵を持って、チームをリードしています。しかし、そのやり方を進化させなければ、チームの進化はあり得ません。リーダーは、自ら創り上げたやり方、慣れ親しんだやり方を、部下の意見によって変えられるか?

オランダの心理学者ヘールト・ホフステードは、全世界で調査を行い「部下が上役に対して反論する時に感じる心理的な抵抗の度合い」を数値化しました。度合いが大きい日本では「部下にとって上司は近寄りがたく、異論を唱えることはほとんどない」という結果が出ています。(英国35/米国39/日本54)

イノベーションの世界では、パラダイムシフトを起こす人物の特徴として「年齢が若い、もしくは、その領域に入って日が浅い人」と言われ、組織の中において相対的に立場が弱い人がパラダイムシフトにつながるアイデアを持ちやすいと示唆しています。

部下からの反対意見があった場合、耳を傾けるという消極的傾聴の態度だけでは不十分。より「積極的に」自分に対する反対意見を探して求めるという態度が必要であり、チームの進化、組織の進化において重要であると感じます。

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