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おきにいりの本棚

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尊敬するnoterさんの、好きすぎて何度も読みたい!!noteたちです。
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#note

プラダを脱いだ天使

プラダを脱いだ天使

今、人生最後の、歌のレッスンが終わりました。

20代までと決めたことを、29歳ギリギリまで楽しむと決めたすべてのことを、やり切って、ちゃんと、おしまいを選びました。

本当に、楽しかった。

それと同時に、夢のような時間を、終えたという実感があります。

20代を、自分のためだけに、ただ楽しいという気持ちだけで、たくさんの人に出会って、たくさんの経験をして、たくさんの寄り道を選んで、思うがままに

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じんせいを人生と書いてみたい、8日間だった。

じんせいを人生と書いてみたい、8日間だった。

ずっとnoteもおやすみしていて。

メンタルも弱っていて。
メンタル補強してからじゃないと、泣き言を書いてしまいそうなので。

その機会を待っていました。

母の介護。
やっと8日目を迎えられました。

まだ新米の新米だからなんもいえねーわけですが。

思ったよりはしんどくはなかったのに。
労働的に。

でもしんどかったのは、心でした。

作業の合間に、そのぽっかりした余白に
泣きそうになったり

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家族って減点ゲームじゃなかったんだと、知った。

家族って減点ゲームじゃなかったんだと、知った。

熱い心はもうどこかに置いて
きたのかもしれない。

昔もっていたかもしれない野心とか
負けん気とか。

熱すぎたり、自己顕示欲が過ぎたりして
自分のバランスを崩しがちだった
あの頃からしたら今はとても
静かな心なのかもしれない。

母が倒れてから、日常がすこしずつ変わって
いった。

ふたり暮らしが独り暮らしになった。
ごみの量が減った。
電気代も半分になった。
新聞を読むのがわたしだけになった。

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人生で覚悟を決める場面はそんなに無いけれど、今。

人生で覚悟を決める場面はそんなに無いけれど、今。

母の誕生日だった。

誕生日だからと言って、きまって電話する習慣はなかったけれど、今年はなんでか母の声が聞きたくなった。

「誕生日、おめでとう」

そう言うために電話をしたのに、最近ようやく覚えたビデオ通話に出た母の第一声は「わぁ〜メメちゃんの顔見れた〜!ちょっと痩せた?もう晩ご飯食べたの?ちゃんと食べないとだめよ。」いつまで経ってもおんなじの、そんな言葉だった。お母さん、もう私、29歳にもなっ

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雨の日の図書館とことばたち。

雨の日の図書館とことばたち。

若い頃は本が嫌いだった。

唯一読めるのは谷崎潤一郎の『痴人の愛』
だけだった。

それが中学生のはじめの頃。

きっかけは、この原作をわたしが通っていた
卒業生の方が女優になられて演じたことが
きっかけだった。

本を後に回して、キネマ旬報のシナリオから
読んだら、はまった。

字だけなのに映像がもう動いている世界って
おもろいなって思って、夢中になって
学校から帰ると部屋にこもって読んでいた。

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はじめての絵本を作りました!『どこかでだれかが』。

はじめての絵本を作りました!『どこかでだれかが』。

noteに来てから3年目になります、ゼロの紙と
申します。

はじめての絵本を憧れのイシノアサミさんと
ご一緒させて頂き創ることができました!

この絵本は。
すてきなとある方からのリクエストから始まりました。

御縁をつないでいただき、心より感謝申し上げます。

福岡で開かれるひと色展が、明後日からスタートします。
そちらにも絵本を額装して飾らせて頂いています。

今日は一足はやく共作絵本
『ど

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こうして私は、noteをはじめた。

こうして私は、noteをはじめた。

30歳になったら、きっとアタシ死んじゃうから、今日から自叙伝を書いていこうと思います。

( 14歳 memeの中学生日記より引用 )

自叙伝

14歳の頃に書いた日記が出てきた。

あの時そんなふうに思っていたなんて、自分でも思い出せないくらいに、その刹那的な思いとか感情の部分を、もう忘れてしまっていた。

だから。今この瞬間の思いもきっと、時が経てば無くなっちゃうんだって思った。

感覚とか

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ひと色展@横浜、しあわせな希望のカタチ。

ひと色展@横浜、しあわせな希望のカタチ。

わたしも絵本のコラボ作品で
参加させて頂いていた
「ひと色展」@横浜が、
無事閉幕しました。

今は少しぽっかりしています。

もう大倉山になら目をつぶってでも
行けそうな
ぐらい、迷わない場所になりました。

午後3時。

何度もおやつをいただきました。

pianoのある休憩室で。

piano付き休憩室ってところが素敵だなって
思います。

ここでは、さちとピースさんの素敵に
やさしいpia

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母の呼吸をつないでくれる人たち。

母の呼吸をつないでくれる人たち。

書いている時って、すこしだけ
息を止めてしまっている時がある。
昔からの癖だ。

あ、今息を止めていたんだって気づくたびに
少しだけ息のこと、呼吸のことを考える。

母は9年ぐらい前から、酸素ボンベのお世話に
なっている。

外出するときは、ショッピングバッグの小型版の
ような縦長の酸素ボンベと歩く。

いつもどこかに出かける時は急いでいるので、
玄関先をゆっくり眺めることはないけれど。

この間

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たった3%の

たった3%の

未来を思い描くとき
いつもワクワクしていた。

今私は病気になり
一人で出かけることもできない。
ひどい痛みやブレインフォグがあり
身体を動かすのが大変なため
働くこともできない。

自分が病気になり
動く事が難しくなるなんて考えてもいなかった。

今の私にできることは
限られている。
みんなを幸せにしたい!とか
大きな事はできない。

出会ってくれた方々の幸せを願い
家族と笑いながら
時々ケンカ

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自分で歩くことが出来なくても

自分で歩くことが出来なくても

今年の夏は
やらなきゃいけないことや
家族に迷惑かけちゃうからやらない!と
思う気持ちを封印して
やりたいことをたくさんした。

家族のつきそいがなければ
外に行けないし車椅子だって使う。
でもよくわからない病気だからと
普通の生活が出来ないのに
障害者手帳はもらえない。
かなり遠くの病院にいき診察をすることも
私にはハードルが高い。

毎日毎日痛みやだるさで
休まる暇はない。

出かけたら必ず病

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旅の途中で友達を思い出す Part2

旅の途中で友達を思い出す Part2

七田の旅行中、写真でノート友達発見Part2!ふふふ。ふとした瞬間に あっ!!これ!!とノート友達を思い出す:):)普通の旅行写真より楽しいでしょう:):)(バナー写真は...ただ単に上手く撮れた写真...笑笑)

● さて、これは誰でしょう?!?分かる人はいるかしら:):)

これが人なの??って思うでしょう?でも私の中ではこんな可愛いイメージです:)所々にあのお方が...街歩きが楽しかった:)

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