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お気に入り記事(他者さん):橘エリー

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橘エリーの橘エリーによる「他者さんが書いた」記事
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#障害者

本当の「うつ」から抜け出すと、全然違うよ。

本当の「うつ」から抜け出すと、全然違うよ。

「元気!!もう治ったんだ!!」って思う時。それは良くあって、その次の週、なんなら次の日とかには激鬱だ。だからいつしか私は「元気だ…ということはこれからまた鬱が来るんだ…」と思うようになった。
全部、今考えたら症状だ。でもその頃の私に、何も悪いことはなくて、むしろ「激鬱を耐え抜いてくれてありがとう」と褒めたい。

本当の「うつ」を抜け出すのは、このような「もう元気!治った!!」というような状態ではな

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健常者のふりはできない

健常者のふりはできない

※話し言葉なので音声だと思って読んでください。

最近難しいなと思ったことは健常者のふりをするということだ。どゆこと?って思うのは正常な判断だと思うが、私にとっては正常でもなんでもない。たぶん不得意なことは?と聞かれたら迷わずこれと答えるだろう。

おそらく中学生くらいから私は普通の人として生きることが難しくなっていた。何を持って普通とするかだが、、私の普通は皆さんにとっても普通だとは思わないでほ

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双極性障害とうつ病の人へ

双極性障害とうつ病の人へ

私は最近鬱なのかそうなのかよくわからない。
(そうって変換出てここないからひらがなでいくね)
そうの時っていろいろ話したくなったり、こうやってnoteを書きたくなるんだけど、今はそんなに元気なわけではない。今日は本当は就労移行支援の体験に行くはずだったんだけど行けなかった。実はこれ2回目。え、就労支援も行けないんですか?って思いました。はい。

私が就労支援を受けたいと市役所に相談しに行ったときに

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普通の人が障がいのある人と関わるのに専門性はいらないと思う理由。

普通の人が障がいのある人と関わるのに専門性はいらないと思う理由。


僕はいま、蚕都Grantsさんという団体に注目しています!
きっかけはSNSでご連絡をいただいたことです。
経緯などは下の方に書きます。

障害者とアートの特集を見て思ったこと。蚕都Grantsさんから”Picky”Vol.2を
ご厚意で送っていただけました。
今回はその内容の感想を書きます。
このマガジンの中に
京都の綾部市にある、
「ギャラリーきりん舎」の
オーナー、塩見篤史さんと
蚕都Gr

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障害者女性の透明化された「生きづらさ」

障害者女性の透明化された「生きづらさ」

「障害者について論じられるときは、たいてい障害者男性に、女性について論じられるときは、たいてい健常者女性にスポットライトが当てられる」

これは、家族社会学および障害学の専門家である土屋葉氏が、編著「障害があり女性であること 生活史からみる生きづらさ」の序章として書いた文章の一部です。

黒人女性フェミニストのベル・フックスの言葉を一部改変した文章なのですが、発達障害者であり女性である私には、非常

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