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「浪江とウクライナを地続きに」~昨年の振り返りと今年の抱負
2022年、個人の振り返り 2022年は、世界も日本も、自分個人にとっても激動の年でした。
私の住む福島県浪江町では、震災前2万1000人いた人口が一度ゼロになりましたが、帰還者・移住者が徐々に増えて、昨年末には2000人弱まで回復しました。私の行政区(自治会)では再建された神社で櫓を組んで盆踊りが震災後初めて行われました。
そして、隣の双葉町では8月末に復興再生拠点の避難指示が解除となり、
Human Legacy Dining in Paris プレゼンテーション骨子(パリ五輪につなぐ東北の食の生産者のレガシー)
2011年3月11日、14時46分。マグニチュード9.0の巨大な地震が発生しました。
そして30分後、15mを超す巨大な津波が東北地方を襲いました。
翌3月12日。東北沿岸の町は廃墟と化していました。
そして15時36分。福島第一原発が水素爆発を起こしました。
明白な危機でした。現代社会の人類が直面した危機で最大のものの一つではと思います。
日本の食を支えてきた食糧庫の東北地方の農業、漁業、食
今起こっている「緊急事態」は何か。
今日から、3度目の緊急事態下に入りました。
今、何の「緊急事態」が起こっているのか。
もちろん、政府により宣言された緊急事態は、コロナの感染状況、医療体制のひっ迫状況が緊急事態ということです。
一方で、飲食業・観光業をはじめとする産業への打撃も緊急な状況です。
そして、この2つの緊急事態は二項対立的に語られがちで、不幸な対立も生まれています。
でも、ここでは、その話ではなく、そこに挙がってこないも
怪獣「クラーケン」を封じ込めよう ~アメリカの分断と混沌は対岸の火事ではないから、行うべき3つのこと。~
2021年1月6日。米大統領選のバイデン勝利を確定する手続を阻止するため、連邦議会議事堂にトランプ支持の暴動者たちが大挙して乱入するというアメリカ憲政史上に残る事件が発生しました。この衝撃的な映像を見ながら、自分が20代の半分を過ごし、政治を学んだ国が、このような分断と混沌に陥ってしまった悲しさと憤り、何もできない無力感に打ちひしがれましたが、少なくとも日本は同じ轍を踏んではいけない、微力でも何
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