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書く。 エッセイ/小説/脚本 を書く人になりたい。 子と犬と夫と暮らしています。 arikananami7@gmail.com

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死に損なった家族について

 姉が、死に損なった。  私は、「ちゃんと死ねたら良かったのにね」と思った。  「死に損なう」なんて、家族である私が使う表現としてあまりにも薄情に映るんだろうか…

arika
2か月前
110

小説と脚本とジム通いとお家作りとを頑張りすぎてというか無鉄砲にやりすぎて、noteが書けない...

arika
3週間前
8

たまに毒を吐きたくなる。これは揶揄や嘲笑に似ていて、誰かが私を見限ることは想像に固くない。なのに、吐きたくなるのはなんなんだろうな。悪意かな。悪意かも。私の、悪意。

arika
1か月前
17

使わない言葉に表れたのは、私のキモい自意識だった

 ちびろさんの記事で「使わない言葉」について書かれておりとても興味深く印象に残っていました。日常のなかでふと、あ、これ「使わない言葉」だなと思い出したりしていた…

arika
1か月前
64

関心領域を観て喪黒福造にドーンされる

 映画「関心領域」を観た。   笑ゥセールスマンの喪黒福造に「ドーン」されたような気分だ。もしくは名探偵コナンないしは金田一少年に「お前だ!」と指をさされたよう…

arika
1か月前
85

生まれ直してまだ2週間/羨望は失礼

 多分、私が本当に書きたかったことが、書けてしまった。  気づいたら前回投稿後2週間も経っていて驚いている。これだけ書かずにいたのは、書きたかったことが書けてし…

arika
1か月前
66

剥がされた言葉は陳腐に響く

 自分が感じたことを他者に伝えるのは難しい。  この言葉に救われた、この楽曲に救われた、この小説に大袈裟じゃなく命を救われた、そんな経験がある。でも、どうしても…

arika
2か月前
46

arikaの在り処【サイトマップ】

arikaの在り処へようこそ。所謂サイトマップです。 【自己紹介・仕事依頼はこちらから】  都内在住30代、夫と子と犬と暮らしています。脚本の勉強をしつつ、小説を書き…

arika
2か月前
60

コメントしたいスキ記事マガジンを開設したって話【コメスキ】

  本来嬉しいはずの、スキ。記事の下に表示される「♡20」などの数字。 これらが、無機質な数字の羅列に思えてくる現象、ありませんか? 【マガジンを開設しました】 …

arika
2か月前
39

私を知らないままでいて。

本田すのうさんの記事を読んで、素敵だったので乗っかってみます。目次も拝借しましが、書きたいことに合わせて少し変えています。 「自文紹介」 誤字じゃないですよ。私…

arika
2か月前
83

出産が大変じゃなかったと言ったら殺されそうだが

 殺さないでくれ。  私が幼子を残して殺されるのも、本来善良な人が罪に手を染めるのも、どちらも本意ではない。だから、ここから先は、殺さないでくれる人だけに読んで…

arika
2か月前
51

いつ我が子を好きになれるんだろう?

 私は褒められた母親ではない。  子どもを産んだ瞬間に愛情がパチンと湧くことはなかったし、世界で一番愛する存在ができたとは思わなかった。 愛することにしようと決…

arika
2か月前
130

twitter(X)以上、ブログ未満/漫画AV女優ちゃん

 私のnoteは「twitter以上、ブログ未満」の立ち位置にしたい。あまり推敲せず、書いては放って、書いては放ってしまいたい。書くということを、とにかくたくさんしたくて…

arika
2か月前
13

でも、でも、でも、と煮詰まる心。

 ちょっと素晴らしいレターを読んでしまった。Xのおすすめか何かで流れてきてたまたま目に止まったのだけれど、この方がどんな方で何をしているのか、何も知らないけれど…

arika
2か月前
35

パパイヤ期対策      

 子がパパイヤ期である。夫のストレスが爆発し、不快指数がたまり疲れている。私は夫が大好きなので、夫が悲しいと超絶悲しい卍。子から「ママがいい!」と贔屓されてい立…

arika
3か月前
19

リスセクシャルかもと思ったけど違うかものこと

 自分のセクシャリティについて考える、ということを実はしたことがなかった。生きていて特に違和感も困ったこともない特権側だからではあるのだが、改めてちょっと考えて…

arika
3か月前
32
死に損なった家族について

死に損なった家族について

 姉が、死に損なった。
 私は、「ちゃんと死ねたら良かったのにね」と思った。

 「死に損なう」なんて、家族である私が使う表現としてあまりにも薄情に映るんだろうか。死にたくて死にたくてしょうがなかった世界に、姉は無理やり連れ戻されて、重い障害を背負い自我をなくし、もう自分で死ぬことも叶わなくなってしまった。

 自死について、なんで世の中では悪いことみたいな共通認識になっているのか、理解できなくな

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小説と脚本とジム通いとお家作りとを頑張りすぎてというか無鉄砲にやりすぎて、noteが書けない...

たまに毒を吐きたくなる。これは揶揄や嘲笑に似ていて、誰かが私を見限ることは想像に固くない。なのに、吐きたくなるのはなんなんだろうな。悪意かな。悪意かも。私の、悪意。

使わない言葉に表れたのは、私のキモい自意識だった

使わない言葉に表れたのは、私のキモい自意識だった

 ちびろさんの記事で「使わない言葉」について書かれておりとても興味深く印象に残っていました。日常のなかでふと、あ、これ「使わない言葉」だなと思い出したりしていたので、アンサーnoteというほどのもではないですが、ちょっと書いてみます。そして書いていたら自分のキモい自意識にぶちあたったという話。

フェミニズム的な観点
「主人」「旦那さん」「奥さん」「ライフステージ」「母性」

→このあたりは結婚し

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関心領域を観て喪黒福造にドーンされる

関心領域を観て喪黒福造にドーンされる

 映画「関心領域」を観た。

  笑ゥセールスマンの喪黒福造に「ドーン」されたような気分だ。もしくは名探偵コナンないしは金田一少年に「お前だ!」と指をさされたような。

 アウシュビッツ収容所の中の惨劇を見ずに、聞こえる悲鳴や銃声を聞かずに、立ち上ぼる煙や匂いといった殺戮の気配に気が付かないふりをして、無関心なのは誰だ?異様な光景に怒りがこみ上げる。この怒りは誰に向ければいい?収容所の所長のヘスか

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生まれ直してまだ2週間/羨望は失礼

生まれ直してまだ2週間/羨望は失礼

 多分、私が本当に書きたかったことが、書けてしまった。

 気づいたら前回投稿後2週間も経っていて驚いている。これだけ書かずにいたのは、書きたかったことが書けてしまったから。でも、noteは好きなので毎日見ていた。

 ここ2週間、現実世界の私は、調子が悪かった。人と会っては疲弊して、他の予定をキャンセルして、キャンセルのための電話にまた疲弊して、キャンセルした予定をまた再度組まなければいけないこ

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剥がされた言葉は陳腐に響く

剥がされた言葉は陳腐に響く

 自分が感じたことを他者に伝えるのは難しい。

 この言葉に救われた、この楽曲に救われた、この小説に大袈裟じゃなく命を救われた、そんな経験がある。でも、どうしても同じ温度で誰かに伝えることができない。言語化能力や文章力が低いのは言うまでもないが、それだけじゃない理由があるような気がして考えたのが

「剥がされた言葉は陳腐に響く」という一つの仮説である。

 例えば、名言集。どんなにすごい言葉でも、

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arikaの在り処【サイトマップ】

arikaの在り処【サイトマップ】

arikaの在り処へようこそ。所謂サイトマップです。

【自己紹介・仕事依頼はこちらから】

 都内在住30代、夫と子と犬と暮らしています。脚本の勉強をしつつ、小説を書きつつ、noteにはエッセイのようなものを投稿しています。頭蓋骨膨れ病ゆえ、書くことを始めました。子育てエッセイ、夫婦エッセイ、頭蓋の中で膨れ上がった言葉たち、社会問題について書いています。書くことを仕事にしたく、ライター/エッセイ

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コメントしたいスキ記事マガジンを開設したって話【コメスキ】

コメントしたいスキ記事マガジンを開設したって話【コメスキ】

  本来嬉しいはずの、スキ。記事の下に表示される「♡20」などの数字。
これらが、無機質な数字の羅列に思えてくる現象、ありませんか?

【マガジンを開設しました】

 noteの良さって、数字じゃなくて温もりだと思う。
 コンセプトは「濃度と体温」。

 このマガジンにピックアップされた記事は、無機質な数字で測れない価値を 私が勝手に見出して、勝手に追加して、勝手にコメントします。一旦読み終えて、

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私を知らないままでいて。

私を知らないままでいて。

本田すのうさんの記事を読んで、素敵だったので乗っかってみます。目次も拝借しましが、書きたいことに合わせて少し変えています。

「自文紹介」
誤字じゃないですよ。私自身ではなく、私が書く文章についての紹介。

【想い・マインド】

 私は思っていること考えてることがたくさんあって、でもそれ表現する術を持っていなかった。そうすると、どんどん、頭蓋骨が膨らんでいく。私はこれを頭蓋骨膨れ病と名づけた。なん

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出産が大変じゃなかったと言ったら殺されそうだが

出産が大変じゃなかったと言ったら殺されそうだが

 殺さないでくれ。

 私が幼子を残して殺されるのも、本来善良な人が罪に手を染めるのも、どちらも本意ではない。だから、ここから先は、殺さないでくれる人だけに読んでほしい。

 私は一度出産を経験している。「出産おめでとう!」「大変だったでしょう」「頑張ったね」等々嬉しい言葉をかけてもらったが、なんだか申し訳なかった。申し訳ない。だって私の出産の感想はこうだ。

 「はー面白かった、楽しかった!」

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いつ我が子を好きになれるんだろう?

いつ我が子を好きになれるんだろう?

 私は褒められた母親ではない。

 子どもを産んだ瞬間に愛情がパチンと湧くことはなかったし、世界で一番愛する存在ができたとは思わなかった。 愛することにしようと決め、まだ中身を伴わない決意だけがあった。産んだ日を境に私の価値観や世界が一変するようなこともなく、ただただ産んだ日の翌日が始まっただけだ。もちろん、大切にしなけれ命として、お腹で育てている時からびくびくと、恐る恐る大事にはしていた。責任感

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twitter(X)以上、ブログ未満/漫画AV女優ちゃん

twitter(X)以上、ブログ未満/漫画AV女優ちゃん

 私のnoteは「twitter以上、ブログ未満」の立ち位置にしたい。あまり推敲せず、書いては放って、書いては放ってしまいたい。書くということを、とにかくたくさんしたくて始めたので。キチンと完成するまで推敲してとなると私にとってはハードルが高く書くことが億劫になってしまいそう。

 ツイ消しならぬ、ノー消しもします。私はそういう意志薄弱で軽率な人間です…。

 今日はGWですね。いつもは保育園に通

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でも、でも、でも、と煮詰まる心。

でも、でも、でも、と煮詰まる心。

 ちょっと素晴らしいレターを読んでしまった。Xのおすすめか何かで流れてきてたまたま目に止まったのだけれど、この方がどんな方で何をしているのか、何も知らないけれど、一気に好きに(ファンに)なってしまった。ポッドキャストとかしてらっしゃらないかしら。追いたいです。武田俊さんという方らしい。

 Xには、「子どもと配偶者が寝たあとの昨日の深夜、堰を切ったようようにことばがあふれてきたので書きました」と記

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パパイヤ期対策      

パパイヤ期対策      

 子がパパイヤ期である。夫のストレスが爆発し、不快指数がたまり疲れている。私は夫が大好きなので、夫が悲しいと超絶悲しい卍。子から「ママがいい!」と贔屓されてい立場である自分は狼狽えてしまった。夫が子に対して負の感情を抱いていることもしんどくて、なんだかとても絶望的な気持ちになってしまった。ちなみに子は夫のことが大好きだ。ただ、ママとパパが2人揃っているときに、ママではなくパパが子の世話を焼こうとす

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リスセクシャルかもと思ったけど違うかものこと

リスセクシャルかもと思ったけど違うかものこと

 自分のセクシャリティについて考える、ということを実はしたことがなかった。生きていて特に違和感も困ったこともない特権側だからではあるのだが、改めてちょっと考えてみたりしたら、「リスセクシャルかもしれないと思った。けど違うかも。」と思った話を書こうと思う。

 まず、自分はシスジェンダーでヘテロセクシャルである。女子校に通っていた中学生時代、部活の先輩(女性)に淡い恋心を抱いていたから、バイセクシャ

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