記事一覧
死に損なった家族について
姉が、死に損なった。
私は、「ちゃんと死ねたら良かったのにね」と思った。
「死に損なう」なんて、家族である私が使う表現としてあまりにも薄情に映るんだろうか。死にたくて死にたくてしょうがなかった世界に、姉は無理やり連れ戻されて、重い障害を背負い自我をなくし、もう自分で死ぬことも叶わなくなってしまった。
自死について、なんで世の中では悪いことみたいな共通認識になっているのか、理解できなくな
小説と脚本とジム通いとお家作りとを頑張りすぎてというか無鉄砲にやりすぎて、noteが書けない...
たまに毒を吐きたくなる。これは揶揄や嘲笑に似ていて、誰かが私を見限ることは想像に固くない。なのに、吐きたくなるのはなんなんだろうな。悪意かな。悪意かも。私の、悪意。
使わない言葉に表れたのは、私のキモい自意識だった
ちびろさんの記事で「使わない言葉」について書かれておりとても興味深く印象に残っていました。日常のなかでふと、あ、これ「使わない言葉」だなと思い出したりしていたので、アンサーnoteというほどのもではないですが、ちょっと書いてみます。そして書いていたら自分のキモい自意識にぶちあたったという話。
フェミニズム的な観点
「主人」「旦那さん」「奥さん」「ライフステージ」「母性」
→このあたりは結婚し
関心領域を観て喪黒福造にドーンされる
映画「関心領域」を観た。
笑ゥセールスマンの喪黒福造に「ドーン」されたような気分だ。もしくは名探偵コナンないしは金田一少年に「お前だ!」と指をさされたような。
アウシュビッツ収容所の中の惨劇を見ずに、聞こえる悲鳴や銃声を聞かずに、立ち上ぼる煙や匂いといった殺戮の気配に気が付かないふりをして、無関心なのは誰だ?異様な光景に怒りがこみ上げる。この怒りは誰に向ければいい?収容所の所長のヘスか
剥がされた言葉は陳腐に響く
自分が感じたことを他者に伝えるのは難しい。
この言葉に救われた、この楽曲に救われた、この小説に大袈裟じゃなく命を救われた、そんな経験がある。でも、どうしても同じ温度で誰かに伝えることができない。言語化能力や文章力が低いのは言うまでもないが、それだけじゃない理由があるような気がして考えたのが
「剥がされた言葉は陳腐に響く」という一つの仮説である。
例えば、名言集。どんなにすごい言葉でも、
arikaの在り処【サイトマップ】
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都内在住30代、夫と子と犬と暮らしています。脚本の勉強をしつつ、小説を書きつつ、noteにはエッセイのようなものを投稿しています。頭蓋骨膨れ病ゆえ、書くことを始めました。子育てエッセイ、夫婦エッセイ、頭蓋の中で膨れ上がった言葉たち、社会問題について書いています。書くことを仕事にしたく、ライター/エッセイ
いつ我が子を好きになれるんだろう?
私は褒められた母親ではない。
子どもを産んだ瞬間に愛情がパチンと湧くことはなかったし、世界で一番愛する存在ができたとは思わなかった。 愛することにしようと決め、まだ中身を伴わない決意だけがあった。産んだ日を境に私の価値観や世界が一変するようなこともなく、ただただ産んだ日の翌日が始まっただけだ。もちろん、大切にしなけれ命として、お腹で育てている時からびくびくと、恐る恐る大事にはしていた。責任感
twitter(X)以上、ブログ未満/漫画AV女優ちゃん
私のnoteは「twitter以上、ブログ未満」の立ち位置にしたい。あまり推敲せず、書いては放って、書いては放ってしまいたい。書くということを、とにかくたくさんしたくて始めたので。キチンと完成するまで推敲してとなると私にとってはハードルが高く書くことが億劫になってしまいそう。
ツイ消しならぬ、ノー消しもします。私はそういう意志薄弱で軽率な人間です…。
今日はGWですね。いつもは保育園に通
でも、でも、でも、と煮詰まる心。
ちょっと素晴らしいレターを読んでしまった。Xのおすすめか何かで流れてきてたまたま目に止まったのだけれど、この方がどんな方で何をしているのか、何も知らないけれど、一気に好きに(ファンに)なってしまった。ポッドキャストとかしてらっしゃらないかしら。追いたいです。武田俊さんという方らしい。
Xには、「子どもと配偶者が寝たあとの昨日の深夜、堰を切ったようようにことばがあふれてきたので書きました」と記
リスセクシャルかもと思ったけど違うかものこと
自分のセクシャリティについて考える、ということを実はしたことがなかった。生きていて特に違和感も困ったこともない特権側だからではあるのだが、改めてちょっと考えてみたりしたら、「リスセクシャルかもしれないと思った。けど違うかも。」と思った話を書こうと思う。
まず、自分はシスジェンダーでヘテロセクシャルである。女子校に通っていた中学生時代、部活の先輩(女性)に淡い恋心を抱いていたから、バイセクシャ