マガジンのカバー画像

大好きなnote

501
フムフム納得、心に響いたnoteを集めてます。
運営しているクリエイター

2018年11月の記事一覧

「誰かが何かをしてくれるのを待つ」のをやめる

以前、転職したくてたまらなかった頃、私の口癖は「何かいいことないかなぁー」でした。

会社員時代の友達にはこの口癖が流行っていました。
皆、集まれば、「何かいいことないかなー」って言ってましたね。

「何かいいことないかなー」の「いいこと」とは何かでは、「いいこと」とは何でしょうか。
会社員時代の「いいこと」はこんな調子でした。

例えば、誰かが突然結婚を申し込んでくれるとか、
彼氏が海外転勤にな

もっとみる
「面倒な出会い」が持つ可能性。

「面倒な出会い」が持つ可能性。

出会いは、面倒だ。

出会ってしまうと、他人事ではいられなくなる。だけど、そうして他者と出会うことで、人は主体的になり、やりたいことが見つかるのだと思っている。

逆に言うと、やりたいことがないというのは、他者と出会っていないから、他者を通じて自己を見つめられていないからなのかもしれない。

今、他者と出会える場が、どれだけあるのだろう。

多くの情報はアーカイブされ、出会いはアルゴリズムで規定さ

もっとみる
いっぱい努力してスキルを身につけたひとが勝つとは限らない、という人生哲学をヤマメとサクラマスは教えてくれる

いっぱい努力してスキルを身につけたひとが勝つとは限らない、という人生哲学をヤマメとサクラマスは教えてくれる

ぼくは、大学で心理学を専攻している。

今学期は、履修している授業のひとつに「比較心理学」があるのだけど、そこで観たビデオが、人生哲学的な観点から、すこぶる興味深かった。

観たビデオは、こちら↓

ちなみに、『ヤマメ』と『サクラマス』の違いは、みなさんわかるだろうか。

ぼくもこの番組ではじめて知ったのだけど、実は生物学的には、全く同じカテゴリらしい。

では、いったいなにが違うのか。

それは

もっとみる
一万枚のはがき

一万枚のはがき

デザイナー脇阪克二さんの本「脇阪克二のデザイン」を読んだ。

脇坂さんは、1968年に単身フィンランドに渡り、マリメッコのデザイナーとして活躍。その後ニューヨークでジャック・レノア・ラーセン社の仕事を初め、ワコールインテリア ファブリックのテキスタイルデザインも平行して行っていた。

そして京都でオリジナルブランドのSOU・SOUを始め、今に至る。

脇阪さんのデザインはビビッドな色、可愛らしいフ

もっとみる
ちょっとブレイク なぜえんえん嗚咽するくらい心の中で喜びの涙を流すのか

ちょっとブレイク なぜえんえん嗚咽するくらい心の中で喜びの涙を流すのか

今回の個展で展示即売させていただいた数百点のうつわは、おかげさまでみなさまにお選びいただき手元から笑顔でさよならしていった。息子や娘が手から離れていく気分。育てた育てた!という達成感に近い。

生んで育てて(デザインして成型して)、いい子もわるい子も(いいものもわるいものも)ないんだよ「これが個性だよ」と育てる(つくる)ことは、時間や対価に代えられない。

太陽や月がない世界なんて

全日満員御礼

もっとみる
好き。

好き。

それはとても短くて
ありふれた言葉だけど

伝える想いは果てしなくて
伝わる想いは限られていて

それでも それでいいと信じて。

自分の居場所がないと感じる原因

自分の居場所がないと感じる原因

「自分の居場所がない気がする」
そう感じるようになったのは、結婚、出産を経て数年後くらい。
毎日が家事と育児でいっぱいいっぱいだった。

家族がいて、子供がいて、普通に生活できてるのに、
どうして「居場所がない」だの「ほしい」だのと思ってしまうんだろうか。

それが何故なのか、わからなかった。家族の仲が悪いわけではない。夫との会話もあるし一緒にいる時間もある。それなのに
「居場所がないようにかんじ

もっとみる

自分で「駄文です」なんて、口が裂けても言うなよ。

一億総クリエイター時代。どんな人間も、文章を書いてそこらへ発表でき、写真を撮って世に知らしめられるようになった。最新スマートフォンのカメラ機能は、今や一眼レフカメラに勝るとも劣らないほどのクオリティになったと言う。

僕には写真がわからない。日の丸構図しか知らん。手前の物にピンを合わせてシャッターボタンを押せば、何やら奥の風景がぼやけてくれるらしい。僕はよく知らん。だからあまり大きなことを言えない

もっとみる
【創作漫画】初心者の心得

【創作漫画】初心者の心得

皆さん、こんにちは。

今日はどんなジャンルでも、避けては通れない「初心者」であるときの、良い過ごし方を考えて、漫画にしてみました。

なぜこういったものを書こうかというと、初心者であるという状態は実はハードルが高いからです。出来ることも少なくて、つまらない上につまづきやすいので脱落しやすいのではないでしょうか。しかし、それはもったいない。

初心者向けの教科書はジャンルごとによくありますが、初心

もっとみる
他人に「ダメ出し」してしまう人へ ー新しいゲームの提案

他人に「ダメ出し」してしまう人へ ー新しいゲームの提案

こんにちは。ワークショップデザイナーの臼井です。

教育サービスをつくっていると、よく保護者の方にこんな質問をもらいます。

「よくないことはわかっているんですけど、子どもがやろうとしていることについ手出しをしちゃうんです。どうすればいいですか?」

これに対して「簡単なことです。手出しをしなければいいんです」と、言うは易く行うは難し。これって実は超難しいことですよね。

この話、よく仕事で話題に

もっとみる
誰もが簡単に誰かと繋がれる時代に「独り」でいること(あるいは魂の獣道について)

誰もが簡単に誰かと繋がれる時代に「独り」でいること(あるいは魂の獣道について)

写真を始めた頃のことです。僕はもともとあまり人とコミュニケーションを取るのが得意な方の人間ではないので、撮影地にはいつも独りで行って、独りで撮って、独りで帰ってきました。まだまだ写真とSNSはそれほど緊密な関係を築いておらず、Instagramがなかった時代の話です。

あの頃は大変でした。撮影地を見つけるにしても、情報なんてほとんど出回っていません。なんとなく地図で目星をつけた場所に行ってがっく

もっとみる
自分を「すり減らさない」生き方を。

自分を「すり減らさない」生き方を。

先日ペンネームを本名に戻した。

それがきっかけになったのか、今のテーマらしきものがようやく見えてきた。それが、「自分をすり減らさない生き方を」だ。

わたしは長年、自分をすり減らす生き方をしてきた。じゃあ、「すり減らす生き方」って一体どんな生き方?

<自分をすり減らす(ボロボロにする)方法5選>
衣食住を大切にしない。
疲れたのに休まない。
周りからの評価=自分の価値だと考える。
自分より他人

もっとみる
ファッションと思考の選択とロイヤルミルクティーについて

ファッションと思考の選択とロイヤルミルクティーについて

ツイッターをながめていたら、友人が「身にまとうものは思想の表明だ」と書いているのが目にとまった。

そうかもな、と3秒ほど考えて「今日はいつもとちがう格好をしよう」と決めた。ここ数日、ちょっと考えが偏っているなと感じていたので。

ベージュのチノパンを履いて(いつもはスカート)、アイラインを引いて(いつもはしない)、髪の毛を内巻きにすこし巻いて(いつもはブローすらしない)、ゆっくり歩いて(いつもは

もっとみる