臼井 隆志|Art Educator

0歳から大人までのアートエデュケーション、および組織開発を専門としています。定期マガジン「アートの探索」では、日々の日記を公開しています。 著書『意外と知らない赤ちゃんのきもち』(スマート新書)

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    このマガジンは、アートエデュケーターの臼井隆志が、様々なアートワークショップを思索・試作していくマガジンです。ご購読いただいた方には、日々のリサーチ日誌を週次で公開していきます。

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「ケア理論」から組織開発を見つめ直す

今日ここに書く文章は、向こう半年間でぼくが探索したいと感じているテーマの仮説のような、非常に曖昧なものです。ただ、「向こう半年このテーマに取り組もう」とふと決意したので、その旨をここに書き綴ります。 そのうえで、ここに書く組織開発や学習理論に関して、ぼくは博士・修士号をもっているわけでも、学術的な手続きをへて先行事例を調査しているわけでもありません。よい先行研究をご存知の方には、ぜひご教示いただけますと幸いです。 ただ、ふと感じてしまった違和感と、それをほぐしてくれそうな

    • 6月の目標と、6月第1週の日記:イライラ悪魔の当事者研究

      5月をふりかえると、仕事と家族のケアとで忙しく、後半は本格的に体調をくずしてしまった。業務量を調整してもらい、回復(というか、身体の回復機能の回復)に努められる状況を整えられたのはとてもありがたい。所属組織が、経済機能だけでなく人の活動としてのコミュニティ機能も兼ね備えていることに、本当に救われる。 6月最初の週は、感情が乱高下する1週間だった。疲労感と興奮。イライラとゲラゲラ。その乱れをパートナーと振り返る中で、向き合うべき一つの対象が浮かび上がってきた。 そんなわけで

      • 5月4週の日記:体調不良と、私固有の文脈について

        5月は体調を崩してしまい、日記の更新が6月に食い込んでしまいました。申し訳ありません😭 体調を崩しながら、考えていた1週間の日記です。

        • 体調を崩して感じた組織文化の重要性

          先週から今週にかけて、なんだか体調が思わしくなく、会社の方で業務量の調整をお願いしました。みんな素早く動いてくれて、ミーティングや作業時間を減らすことができ、本当に助かりました。 「体調が悪い」と言っても、「熱がある」とか「咳が止まらない」とか「お腹が痛い」と言った症状はなく、「なんとなくだるい」「頭が働かない」といった類のものでした。 直前まで、子どもが熱を出してケアし、今度はパートナーが熱を出して看病しながらワンオペし、そんなことをしながら仕事を猛烈にこなしていたので

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          子どもと美術館に行くときに考えていること

          ぼくは今、2歳と4歳の子育てをしながら美術館に足を運ぶことを楽しみとしています。 美術館はぼくにとって、現代の様々な問題について感じ、考える場所です。生と死、政治と信仰、技術と社会の在り方などについて、美術作品を通じて奇妙な高揚が得られます。そうして、仕事や生活を見る目を澄まし、ぼく自身も様々な問題に気づき働きかけることができるようになっていると感じます。 森美術館で開催中の「ワールドクラスルーム展」でも出品されているアーティストの藤井光さんは、震災やコロナなどの事象をも

          5月第3週の日記

          ざまざまなドタバタがあった1週間だった。息子が熱を出し、治ったと思ったらパートナーが熱を出し、ワンオペと夜の講座と、仕事でのミスとが重なって、ストレスがピークに達した1週間だった。 他方で、美術館に子連れで行くことの経験について、キュレーターの方と話ができたのはとてもケアされる時間だった。 2023/05/15 息子発熱緊急お迎え

          問いは渦のかたちをしている 5月第2週の日記

          ゴールデンウィーク明けの1週間はものすごい忙しさだった。半年前から準備していたワークショップの幕開けがあり、CULTIBASE Schoolがあり、MIMIGURIの全社会議があり、さらに個人仕事のワークショップがあった。よく倒れず過ごせたとは思うものの、だいぶ削ってしまった感じがある。 2023/05/08 耳鼻科とはなまるうどん

          ライフエンディング、即興、疲労 ーゴールデンウィークの1週間

          ゴールデンウィークから始まった5月、こんな目標を置いている ❶ケアのまちづくりの活動を行い、気づきを書き留める ❷佳境を迎えるプロジェクト、ブレずに焦点を睨む ❸セルフケア、相互ケアを、遊び心をもって 5月の最初の1週間は、連休で少し出かけたが、娘の熱で自宅にいることも多かった。ライフエンディング事業というものについて、太田市美術館でみた「なむはむだはむ展」の感想と、遊ぶヴィゴツキーについて。

          4月のふりかえりと、5月の目標

          毎月、なんらかの目標を掲げて振り返る活動をしている。これがいいんだか悪いんだか、立てた目標にしばられるとめんどくせぇ気持ちにもなる。日々の活動の中で生まれた気づきと、過去に立てた目標を結びつけるのは、やり方を間違えると退屈な作業になる。 そんなわけで、4月はこんな目標を立てていた。 4月の振り返りその目標にどうつながるかはわからないが、4月にあってよかったことを書いてみる。 ひとつめは、有賀薫さんのワークショップに参加したこと。「井戸端会議を新しいかたちでつくりなおす」

          4月4週の日記

          4月の目標は、こんな感じ。 先週から4時おき21時寝のルーティンを始めたが、夜のSchoolが続くとそのルーティンが崩れてしまいがちだ。が、どうにか朝型を保ちながら大型連休前の慌ただしい1週間を過ごした。 自分の時間や会話、ケアの時間は、今週は不足してしまったかもしれない。

          4時起き朝型生活! ー育児期リモートワーカーの24時間ルーティンの改善

          今日は4歳と2歳の子どもの子育て中&共働き家庭&リモートワーク中のぼくが、24時間の過ごし方を変えたら生活が滑らかになってきた話をかきます 新型コロナが第5類に移行するにあたり、コロナ禍で変化した働き方ももとにもどりつつあるといいます。 そんななか、ぼくが所属する株式会社MIMIGURIは完全リモートワーク企業に切り替え、その方針を継続しています。このリモートワークによって、明らかにぼくは家事と育児と仕事の両立を試行錯誤できるようになりました。 その背景には「勤務時間1

          男性のための新しい井戸端会議 ―ファシリテーションを場に埋め込むために

          4月9日(日)、スープ作家の有賀薫さんとフードスコーレ主催の「これからの家事を探求するゼミ 炊事から考える家事の世界」に参加しました。その参加レポートを書かせていただきます。(写真はフードスコーレさん、有賀さんよりご提供いただきました。) 告知文にはこんなふうに書かれています。 このイベントは、千駄木にあるKLASSで開催されました。マンションの一室をリノベーションしたシンプルな空間で、オープンキッチンと20人ほどが座れるスペースが用意されていました。 同じ釜の飯を囲う

          4月第3週の日記:朝型生活、ごっこ遊び、教育

          4月の目標は、こんな感じ。 今週から3時50分起床→21時就寝という生活ルーティンをはじめてみた。これは非常によい。4時から6時までじっくり作業や読書ができるし、6時から食事や弁当の準備をすれば朝余裕をもって子どもたちを送りに行けるし、寝かしつけから起床して生産性の低い作業をせずに思い切り寝てしまえるのも最高だ。 疲労感を抱えつつも群像劇状態になりつつある仕事、そして、朝型生活のリズムを整えつつ、自分の時間を作ったり、パートナーとの会話をしたり、ケアのまちづくりの活動を少

          愛すべきマネジメントの反面教師。Aさんとの出会いから学んだファシリテーション型マネジメント

          ぼくはいまCULTIBASE Schoolというサービスでラーニングファシリテーターとして講座を運営しています。 そのなかで「ファシリテーション型マネジメントコース」を担当しており、そこで課題を出しています。「ファシリテーション型マネジメントと矛盾するが、自分に影響を与えたマネージャー」というお題で「作文」を書くというものです。 その課題のサンプルとして、本記事を執筆しました。 この記事では、ぼく自身がかつて参加していた事業のリーダー的存在であったAさんとの出会いから学

          4月第2週の日記:怒り、井戸端会議、運命と意志

          4月は、個人的にこんな目標を掲げている。 ❷について、はからずもキャリア相談から「井戸端会議」のメタファーが心に浮かんだ。ケアのまちづくりのために、ファシリテーションをあらゆる空間に埋め込むことを意識してみたいと思った。 ❸の「会話」について。今週はひととよく話をした。目的を持って、ビジネスを進める会話ではなく、ただお互いのはなしを聞く時間を多くとることができた。だが、楽しいばかりの時間ではなく、痛みや怒りも伴う一週間だった。毎日格闘したいわけじゃない。ただ、こういう格闘

          4月第1週の日記:家事、組織開発、(Don't)Be Creative

          2023年4月第1週を振り返る。新年度が始まった最初の週で、家族もどこかそわそわした春のいたずらな空気を感じる。相変わらず仕事と育児をぐちゃぐちゃと往復する毎日だが、日曜日、早朝にサウナにいくひとり時間をとったことと、珍しく参加者としてワークショップに行ったことがよかったのか「休んだな」という気持ちで今を過ごしている。 今週は、組織開発についての持論を綴ったり、家事育児の葛藤をボロボロと書いたり、