臼井 隆志|Art Educator

モノの見方が異なる他者と、同じモノを見ることは可能かを探究してます。 企業、福祉施設…

臼井 隆志|Art Educator

モノの見方が異なる他者と、同じモノを見ることは可能かを探究してます。 企業、福祉施設、美術館などで学びと創発の場づくり/株式会社MIMIGURIコンサル事業部+組織開発室/著書『意外と知らない赤ちゃんのきもち(スマート新書)

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    デザイン系の記事を収集してまとめるマガジン。ハッシュタグ #デザイン のついた記事などをチェックしています。広告プロモーションがメインのものは、基本的にはNGの方向で運用します。

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    妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。

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    このマガジンでは「モノの見方が異なる人と、同じモノを同じ見方で見ることは可能か?」を探究する。例えば親と子、顧客と作り手、上司と部下が、同じものを同じ見方で見ることは可能なのか。 ワークショップや組織づくりのファシリテーションを18年実践している筆者が、ファシリテーションの基本となる「同じものの見方の分かち合い」について思想と技法を探究する。

  • アート/ワークショップコラム

    臼井隆志のコラムをまとめています。アート、ワークショップ、ファシリテーションについて書いています。

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    意外と知らない 赤ちゃんのきもち (スマート新書)

    臼井隆志,ながしまひろみ
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最近の記事

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同じものを見るとは何か? ー子育て、アート教育から組織づくりまで

この素朴な問いに、いつもぼくの探索は帰結する。 ぼくはいまファシリテーター/アートエデュケーターとして活動している。株式会社MIMIGURIで組織づくりのコンサルティングを主要な仕事としながら、個人では美術館や福祉施設でのアート教育事業の開発支援をしている。 アート教育事業をはじめたキャリアの最初期である2000年代後半から、組織づくりのコンサルティングをするようになるまで、15年以上にわたって考え続けてきたことが、シンプルにこの問いに還元できることに気がついたのはつい最

    • 「自分のことが話せない」という難問

      「そうか、おれは自分のことが話が話せなくなっているんだ」 とふと気づいたのは昨日の朝の話で、仕事で泊まったゲストハウスで、ドイツやアメリカから来た人たちとビールを飲みながら拙い英語で話をしたら、自分のことをぽつぽつと話していることに新鮮な気持ちが芽生えた。 彼らは日本語も少し話す。しかし、日本語だと窮屈な気持ちになり、自分の悩みや気持ちをオープンな気分で話せなくなるという。「日本語で自分の悩みとか弱いところとか、話すの難しくない?」と言われて、そうなのかもしれないと思った

      • 「デザインの態度を学ぶ」とはどういうことか ー仲間になり、悩みに触れ、語ること

        最近、仕事でご縁をいただいて「デザイン教育」に関連するリサーチをしている。 「どうすればデザインを教えることができるのか」「子どもや若者、社会人がデザインを学ぶために最適な教材は何か」といった問いをめぐってあれこれ調べながらも、そこには「デザインとは何か」という沼のような問いがある。 今日は、デザインの重要な要素として語られる「デザイン態度」を軸に、『コ・デザイン』『わざ言語』という2冊の本を参照しながら、「物事に対する心的態度を学ぶ場のあり方」を考えてみたい。 デザイ

        • 回復の場所としての「職場」 ー映画『夜明けのすべて』

          ベルリン映画祭にも参加した映画『夜明けのすべて』、試写を見た友人に勧められて公開2日後にTOHOシネマズ日比谷で、パートナーと観賞しました。 自分自身を重ねて見る映画ぼく自身の話になってしまいますが、昨年から心の調子を崩し、疲れ具合によって、育児に対して強烈にイライラしてしまうようになりました。イライラしそうになったら自室に篭り、気持ちを落ち着けてまたリビングに戻る。時々メンタルクリニックに通って医師の方に相談し、漢方薬を処方してもらいながらイライラと向き合う日々です。

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        記事

          別の場所の、同じ記憶から ー井戸川射子『この世の喜びよ』

          大学時代から映画や小説を勧め合う友人がいる。その友人とは頻繁に会うわけではないが、LINEで「あれ見た?衝撃だったよ」と伝え合う。最近ではぼくは『夜明けのすべて』を勧めて、友人からは『哀れなるものたち』を勧められている。昔からそういえば、友人は狂気と優しさが同居したエマ・ストーンが好きだった。 その友人に勧められて、井戸川射子さんの小説『この世の喜びよ』を読んだ。 この小説は、あらゆる「場所」を作る人に読んでほしい小説だ。とりわけ、ショッピングモールやフードコートの開発・

          別の場所の、同じ記憶から ー井戸川射子『この世の喜びよ』

          「分業」とは何か? ーグループワークを改良する

          ぼくはたぶん「良い分業」の経験が乏しいまま大人になった。30歳すぎてから「良い分業」を経験したことで、世界を見る目が変わりつつある。でも、願わくば子どもの頃に経験しておきたかった。 「良い分業」とは、その場に居合わせた人と、目標を分かち合い、作業を分担し、互いにサポートをしあって調整し、つくったものを組み合わせて、モノ/コトを生み出していくことだ。単純な分業だけでなく、作業間の調整があり、統合があり、集団で良いアウトプットを創造できることが、良い分業の条件になる。 今日は

          「分業」とは何か? ーグループワークを改良する

          アートの探索:最終回 2023年と4年半をふりかえる

          定期購読マガジン「アートの探索」が、4年半の連載を経て今回で最終回となります。これまで毎週続けてきたマガジンをクローズする理由はこちらに綴っています。

          アートの探索:最終回 2023年と4年半をふりかえる

          ケアの創造力 ー傾聴と壁打ちによって物語を動かす

          他者をケアする人はクリエイティブだ。ある編集者との「壁打ち」について考察しながら、ケアをする人の創造力について書く。 「ケア」とは、他者の回復やマイナスをゼロにすることではない。人が新しいものごとをはじめるための補助線を引き、足場を作り、布石を打つことでもある。 さて、このような「人の創造的な活動を促進するケア」を、話を聴くことで実践する編集者がいる。元noteディレクターで、個人と会社のブランディングを支援するグッドバフ代表のみずのけいすけさんだ。 ぼくはnoteとい

          ケアの創造力 ー傾聴と壁打ちによって物語を動かす

          アート/ケア/組織づくりを、触発論と発達論のあいだで 2021年・2022年をふりかえる

          アートの探索マガジンの廃刊を決めて、この4年半を振り返る記事をかくことにした。この記事では2021年、2022年をふりかえってみる。

          アート/ケア/組織づくりを、触発論と発達論のあいだで 2021年・2022年をふりかえる

          「感想」を重ねる対話型鑑賞の問いと技

          見た作品について語れば語るほど、思い入れが生まれる。あまり面白くないと思っていた映画でも、感想を人と語りあうからこそ、対象への愛着が生まれる。 今日この記事では、個人の感想をおさえつけず、多くの感想が交わされる場の作り方として、対話型鑑賞のファシリテーションにおける姿勢と技法を紹介する。1万字越えの長文なので、じっくりお付き合いいただきたい。 筆者は、2015年から対話型鑑賞のファシリテーションを企業の研修や美術館のファミリーアワー、自身が主催するイベントなどで実践してき

          「感想」を重ねる対話型鑑賞の問いと技

          ロールモデルから相互触発へ ー2019年・2020年をふりかえる

          アートの探索マガジンの廃刊を決めて、この4年半を振り返る記事をかくことにした。まずは、2019年と2020年をふりかえってみる。

          ロールモデルから相互触発へ ー2019年・2020年をふりかえる

          アートの探索読者の皆様にお知らせ

          アートの探索をご購読いただいた皆様。いつも拙文を読んでいただき、ありがとうございます。 今日はこちらで、「アートの探索」マガジンの廃刊をお知らせさせていただきます。2024年1月をもって、本マガジンを停止させていただきたいと思います。これまでご購読いただいた皆様に感謝と、廃刊に至った心の経緯を書かせていただきたいと思います。 この一年の経緯このマガジンで日々の出来事や考えを書き出し、それを誰かに読んでもらえることは、ぼくの生活を励まし、日々変化する仕事に挑む勇気になってい

          アートの探索読者の皆様にお知らせ

          チームを動かすカレンダーのデザイン #新しいことの習慣化

          個人の習慣と、集団の習慣がある。集団の習慣をつくるには「カレンダーをハックすること」とぼくは教わった。 MIMIGURIで組織づくりのコンサルティングをしているが、70人の組織体制になり、自分たちの組織づくりも余念なくやっていかなければならない。そんななかで、「カレンダーのデザイン」は重要な位置を占めている。 たとえば、ぼくが所属しているコンサルティング事業の7人のチームでは、こんなふうにカレンダーをつくっている。 カレンダーデザインの4つのポイント❶カレンダーをつくる

          チームを動かすカレンダーのデザイン #新しいことの習慣化

          アクターたちを巻き込むシステムとしての「シナジー」

          東京都現代美術館の『シナジー 創造と生成のあいだ』を家族で見に行った。 以前から推しのやんツーさんの作品をここで鑑賞できると思っていたので、とても楽しみだった。 「シナジー」は、事業間のシナジーというかたちでビジネスシーンで頻繁に用いられる。ではそんなビジネスにおける流行語ともなっている「シナジー」を冠した本展はビジネスパーソンのヒントになるのか?を少し考えてみたい。 結論として「複数のアクター」を巻き込みながら「事物が生成されるシステム」が構築された作品が多いことから

          アクターたちを巻き込むシステムとしての「シナジー」

          目を合わせる、目線を合わせる

          「目が合う」と「目線が合う」の違いはなんだろうか? 仕事のなかで、「プロジェクトの目標について目線を合わせたいです」と頻繁に言っている。「目線」は見えない。合っているかはわからない。でも「目線が合った」という感覚はなんとなくわかる。 今日はこの不可視疑な現象について、「赤ちゃんと大人の目線」を追いながら、みなさんと目線を合わせていきたいと思う。 目が合う、この不思議な現象「目線が合う」のまえに「目が合う」という現象がある。 たとえば、生まれてすぐの赤ちゃんは、瞳の位置

          目を合わせる、目線を合わせる

          12月第2週の日記:シナジーと配置

          このマガジンは、アートエデュケーター臼井隆志の、表のマガジンでは書かない日常の試行錯誤について綴っていく日記である。 この週は正直に伝えると、看病が大変すぎて仕事を終わらせるのが手一杯で日記が書けなかった。たのしかったことといえば、東京都現代美術館『シナジー 創造と生成のあいだ』をみにいったことぐらいだが、なかなか印象にのこる貴重な展覧会だった。

          12月第2週の日記:シナジーと配置