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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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#釣り

わかおの日記227

わかおの日記227

ここ最近釣りをしていなかった。バイトを始めたりして時間もなかったし、釣りには不向きな季節だったからだ。人に「最近釣りしてる?」と聞かれるたびに、半年くらい「いまは時期がね〜、、、」と言ってお茶を濁していた。逆にいつ釣りをするんだという感じだ。流石にそろそろいいんじゃないかと思い、田村くんを誘って放課後芝浦運河に釣りに行った。

しつこく声をかけてくるエッチなマッサージのお姉さんを強固な意志で振り切

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わかおの日記155

わかおの日記155

昨日Kが家に来て、料理をしてもらって食べた。

うんざりするほどエビフライと唐揚げを食べた。友達と家でご飯を食べるのはとても楽しい。知らない人との飲み会はあれほど辛いのに。でも世の中には知らない人との飲み会が楽しいという人種もいるのだから不思議だ。ぼくたちは分かり合えない。とても酔っ払って、ぼくが来客に必ず見せている永野のコントを見せて、「面白いでしょ〜😏😏」という得意気な顔をして寝た。

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わかおの日記番外編3

わかおの日記番外編3

大学の友だちと旅行をする計画がずうっと先延ばしになっていたのだが、春休みも終わろうとしている4月になってようやくその計画が実行に移された。

和歌山に行こうとか、いやさすがに遠すぎるから熱海に行こうとか、2転3転したのちに、ぼくらは静岡県にあるサウナの聖地、「サウナしきじ」を目指して旅立つことになった。サウナを愛する者であれば1回は名前を聞いたことがあるだろう聖地だ。天然水の水風呂が至高だという。

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わかおの日記145

わかおの日記145

昨日も相当早起きをして釣りに行ったにも関わらず、少し大きめのカサゴが1匹しか釣れないという惨敗を喫して、すっかり嫌になった。となりの貸竿で釣りをしてた明らかに初心者の女子大生は、昼前くらいから来て余裕ででっかい鯖を釣り上げていた。釣れないというのは本当になんか惨めで、交通費や釣具代、餌代のことが頭をぐるぐるしてくる。

最近は人恋しいけれど、かといって空気を読んだり、相手に気を遣ったりしてまで人と

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わかおの日記144

わかおの日記144

きのうは午前3時に起きて、高校時代の友達と釣りに行った。友達は免許を持っているので、三浦半島まで車で連れて行ってもらった。

あんなに早起きしたのに午前中には何も釣れず、釣竿を海に投げ込み、ただぼーっとしていた。まあぼーっとすることが釣りの醍醐味なので、それでよかったんだろう。

午前中のようすから、ボウズ(なにも釣れないこと)が見えてきたので、「なんかうまいものでも食べようぜ!」と無理に明るくふ

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わかおの日記 番外編1

わかおの日記 番外編1

少し前に、「めがね」という映画を観た。離島へ羽を休めにきた女性が、ただのんびりとしているうちに、心にゆとりを取り戻していくという話である。特に面白い映画ではなかったけれど、劇中の離島のようすがなんだか心に残っていた。

家に引きこもるぼくに対する冷遇や、鬱陶しい弟などから離れ、ただ1日釣りをしながら海を眺めていたい。温泉なんかあったらさらに最高だなあ......そういった欲望は日に日に高まり、つい

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わかおの日記96

わかおの日記96

れいの若洲海浜公園へ釣りに行った。途中から友人の車に拾ってもらって、楽ができた。やはり車というのはいいものだなあと思う。けれども我が家には車がないし、ぼくの周りのひとたちはぼくが運転する車には乗りたくないと言うので、免許を取る気になかなかならない。

祝日ということもあって、やはり釣り場は混雑していた。そんななか、奇跡的に空いているスペースを見つけて釣り座を構えることが出来た。ぼくはサビキ釣りの仕

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わかおの日記93

わかおの日記93

今までで1番長い1日だったと思う。朝早く起きて貯水池へ赴き、トレーニングに精を出した。瞬発力のトレーニングとして、メディシンボール投げを取り入れ始めた。3キロの重さのボールを遠くまで飛ばすには、全身の力を総動員しなくてはいけない。普通のボールを投げるときとは違って、腹筋をにとても力が入る。良い練習になったような気がする。

家に帰って一息ついたあと、Netflixで配信された実写版「カウボーイビバ

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わかおの日記80

わかおの日記80

ここ最近の釣行は、散々な成果に終わっていた。過去3回ほどは、意気揚々と釣りに赴いたものの何も持ち帰ることができずに撃沈してしまった。しかし今日の釣りはひと味違う。初めての船釣りである。ぼくは野球部であった頃以来の早起きをして、荻窪駅に赴いた。

そこから車で2時間ほどかけて、三浦半島に到着した。どうして急に船釣りなどできる運びになったかというと、小学校以来の友人が誘ってくれたからだ。小学校のときの

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わかおの日記77

わかおの日記77

昨日は床につくころにはすっかりへとへとになっていたので、日記など書けるわけもなく寝てしまった。というわけで昨日のことを書こうと思う。

「佐久間宜行のオールナイトニッポンゼロ」を聴きながら大学に行って授業を聞き流しまずい家系ラーメンを胃に流し込んで午後の授業を消費した。ここまではなんてことないぼくの冴えないキャンパスライフの一環である。

大学近くの多摩川ではウナギが釣れるらしい。そんな噂を耳にし

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わかおの日記57

わかおの日記57

海に向かってずっと釣り糸を垂らしていた。ずっとずうっと垂らしていたが、全く魚の気配はなかった。なんだか海に嘲笑われているような気分になった。

魚が釣れたからなんだというのだろう。釣りにとって最も重要な要素は、釣りをしているという事実のみである。海と対話ができればいいじゃないか。そんな負け惜しみじみたことを考えながら、しぶしぶ後片付けを始めた。

友だちと夕食を食べようとして、見知らぬ横浜の地をう

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わかおの日記46

わかおの日記46

朝早く起きて、オンデマンドの授業を消費し学校へ向かった。道中、昨日友人に勧められた、川上未映子「乳と卵」を読んだ。文体や扱うテーマなど、とても才気ばしった小説だった。頭の中で映像が浮かんでくるような描写が見事だった。フェミニズム的なテーマの小説で筆者が女性ということもあり、ぼくのようなガキンチョは多少「ウッ…」となってしまうようなところもあったが、それもまた文学である。

久しぶりにドイツ語の授業

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わかおの日記41

わかおの日記41

特にやることもなかったので、朝から映画を観ていた。今日は、親に勧められて「ニューシネマパラダイス」を見た。派手な面白さのある映画ではなかったが、じわじわ心に残るようないい映画だった。イタリア映画を初めて見たが、非常に風情があってよかった。結局ぼくは、成就しない恋愛に感情移入してしまうのである。マインドが負け犬なのだ。すこしあの人のことを思い出して悲しくなった。

それから適当に昼ごはんをすませ、昼

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わかおの日記36

わかおの日記36

朝起きたら、弟の飼っていたハムスターが息絶えていた。案の定弟は泣き叫び、家の空気がお通夜のようになってしまった。どう考えても死因は、弟が構いすぎたことによりハムスターにストレスが蓄積したことである。弟はハムスターを溺愛していた。ハムスターが寝ていてもお構い無しに四六時中撫で回し、客人がくるとハムスターを見せびらかしていた。しかし彼のハムスターへの愛は、自己中心的なものに過ぎない。愛玩動物としてハム

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