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わかおの日記

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わかおが日々の出来事や思ったことを書き連ねる日記です。太宰治におれはなる!
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わかおの日記279

わかおの日記279

風邪をひいた。季節の変わり目に風邪をひくのはありがちすぎてつまらない。それなら夏真っ盛りに風邪をひきたかった。

そのせいで、昨日今日と布団の上での生活を余儀なくされていたが、風邪の人間が享受できる娯楽といえば、せいぜいYouTubeの動画がいいとこで、それも長尺のものや内容がしっかりしているものは脳みそが疲れてしまうので見れず、1日8時間くらいショート動画を見る羽目になった。どうせ布団にいること

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わかおの日記278

わかおの日記278

昨日はカレー屋だった。春の陽気に釣られて人がやってきて、そしてサラダを頼んでゆく。サラダを頼む人は嫌いだ。サラダを頼まれると心がキュッとする。自分が生野菜を好まないから、それが好きな人のことも好きになれないし、仕事が増えるのが普通にムカつく。コーヒーとかチャイはまだ美味しいから腑に落ちる。腑に落ちないものを金のために作るのがムカつく。サラダを頼む人の顔が意地悪そうに見える。

それをドイさんに言っ

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わかおの日記277

わかおの日記277

何はともあれ新学期なので、キャンパスに行った。もう三田も3年目なので新鮮味はない。いつもと同じ駅。いつもと同じスーツの大人たち。いつもと同じ大学前の信号の混雑。

今日は彼女と一緒ではないため、童貞感丸出しでキャンパスを歩いていると、いつにもまして居心地が悪い。何だこの違和感は。

おれは最高学年なのだぞ!!1番偉いのだぞ!!チミたちのように週に4日も大学に通わなくて良い身分なのだぞ!!と思いなが

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わかおの日記276

わかおの日記276

普通の就活なんてハナからする気がないのだが、かといって普通の就活みたいなことをできるのも今のうちなので、安全圏(むしろ危険かもしれない)から必死な就活生を見物してやろうと思い、大学の生協がやっている合同面接会にオンラインで参加した。

口角を上げながら話す練習や、じっと座りカメラを見つめる練習などを人材派遣会社の人にさせられたあと、面接会がはじまる。

この人材派遣会社の人たちは面接のプロらしく、

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わかおの日記275

わかおの日記275

昼過ぎ彼女が家に来て、チンしたファミマの冷凍まぜそばをかきこむと、すぐにリビングでズームの企業説明会を受けはじめた。

保険会社の説明会で、広報の人が「弊社では保険人(ほけんびと)という言葉を大事にしています」と熱弁していた。保険人(ほけんじん)と読んではいけないそうだ。社会人(しゃかいびと)、野球人(やきゅうびと)、巨人(きょびと)、芸能人(げいのうびと)……語呂が悪い。

終わって色々したあと

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わかおの日記274

わかおの日記274

朝からカレー屋。書いて思ったが、朝からバイトしてる日記が多すぎると思う。なぜかバイトがあった日に日記を書きたくなるのだ。多分ちょっと疲れてる日のほうが筆が走るんだと思う。その理屈でいくとバイトの日以外は寝てるだけだから、春休みは最悪だ。

平日にしては客の勢いがよく、みんな馬鹿の一つ覚えみたいにコーヒーを頼むので、溺れそうになったが持ち前のインテリジェンスで乗り越え、パプリカの切り物をした上にサラ

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わかおの日記273

わかおの日記273

昨日はカレー屋が大混雑して、その後も彼女とカラオケに行ったり飲酒など。阿波踊りこそ踊らなかったが、全てを使い果たしてから寝たので、ぐっすり眠れて寝起きがよかった。

朝起きて間もなく騒音トラブル(弟のこと)と母親が家を出たので、午前中は自室にこもりレコーディングをした。その間父親はリビングで韓国ドラマを見ていた。

レコーディングを終え、お腹が空いたので冷蔵庫にあるもので適当に焼きうどんを作って父

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わかおの日記272

わかおの日記272

絶対に太った。絶対というのは、絶対かどうか確定していない時に使う言葉で、本当に太ったのならただ一言、太った。と潔く言えばいいのだが、少しの自尊心がそれを許せない。体が抱えきれる肉の量を少しオーバーしていて、その部分が歩くたびに揺れる。

なんで太ったのかというと、運動をせずに食べ過ぎたからで、運動をせずに食べ過ぎたのは彼女の誕生日で長野の松本に行ったからだ。ドーミーインでの朝食に始まり、昼飯、カフ

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わかおの日記271

わかおの日記271

起きて家庭教師に行った。今日が受験本番前最後で、最後になんかいいこと言って爪痕を残そうとしたのだが、なんとなくぼーっとしながらタバコを吸いつつ歩いていたら家に着いてしまい、なにも考え付かなかった。

まあよく勉強したので受かったっていいはずだと思う。自分は何にもしていないけれど、師匠か何かにでもなったような気持ちになっている。ベストキッドみたいに「イエス•センセイ‼️」と返事をさせればよかったと今

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わかおの日記270

わかおの日記270

生活習慣が後ろ倒しになっていて、2時くらいにねて10時過ぎに目覚める暮らしをしていてよくない。

ジムに行った。胸筋のマシンの隣がジジババのダンスレッスン場で、今日は太極拳をやっていた。インストラクターの指示に合わせ、一斉に数十人の高齢者がおもむろにこっちを向くので、面白くて力が抜けそうになる。

彼女が友達とエアビをするというから、そこに顔を出した。彼女はぼくの友達と結構仲がいいので、その逆をし

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わかおの日記269

わかおの日記269

彼女と一緒に授業を受けたあと、高円寺のラブホテルで阿波踊り(隠語)をした。阿波踊りをした後は「じゃぐら」で豚骨味噌ラーメンを食べるのがルーティンになりつつある。

2回も阿波踊りしたので結構クタクタで、ラーメンを食べた後ろくに口元を拭かなかったら、彼女に口の周りが汚いと怒られた。口の周りが汚いことから連鎖して、手の爪がいつも汚いことや、断りなくタバコを吸うことなども怒られた。

「そうちゃんは嫌な

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わかおの日記268

わかおの日記268

ゆっくりめに起きて家庭教師をやりに行った。

勉強の合間に「高校に入ったらなにやりたい?」みたいな話になって、教え子はサッカー少年なので、てっきり高校でもサッカーをやるとばかり思っていのだが、彼は志望校のアメフト部にも惹かれているようだった。なんでアメフト?と聞くと、足が速いのを活かせると思うからと言われて、へーと思い、足には自信があるんだと聞いたら

「ぼく足は速いです」と、少しはにかんで彼は答

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わかおの日記267

わかおの日記267

母親に連れられて脱毛に行った。これで「脱」デビューは、脱構築でもなく脱資本主義でもなく、脱毛ということになった。

だいたいぼくはどちらかといえば文化系だし、大して見た目にオスっぽいところもないのに(肩幅だけは無駄に広いが)、両の足に生い茂る毛だけは大したもので、夏になると短パンを履くのにも軽い罪悪感があった。

こんなナリで脱毛サロンに独りで突入するのはだいぶ勇気のいることだったので、親が連れて

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わかおの日記266

わかおの日記266

来週はテストだし、せめて今日くらいは授業に出てみるかと思い2限にわざわざ出席したところ、ぼくの完全な思い違いで今日がテストだった。ぶっつけ本番で仏教の思想的特色と、インドから中国を経て日本へ展開した経緯を書かされることになり冷や汗をかいたが、12年間通った仏教校で得た知識をフルに活用しどうにかやりすごした。

放課後、彼女と映画を観に行った。「PERFECT DAYS」は、自分がまさに求めていたよ

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