定番の読書記事

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読まれる文章は、文才ではなくテクニックだった。

こんにちは。とらねこです。 昨日大きな地震がありました。震源地は愛媛県でしたが、わたしが住んでる広島まで揺れが伝わりました。 どこで大きな地震が起こるか分かりませんね…。 今回のテーマは、読まれる文章です。 これって、文才がないとダメなんじゃないの...? そう思うかもしれませんが、実は、文才は必要ありません。 じゃぁ、何が必要なのか。 その答えは、次の三つです。 ①不要なことは書かない ②対話形式で書く ③感情を揺さぶる 一つずつ説明をしていきましょう。 ①|不要

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♡今日のひと言♡坂口安吾

坂口安吾(1906-1955 新潟・小説家) 1931年に「風博士」「黒谷村」で文壇に登場。その後「日本文化私観」(1936)「青春論」(1942)などの随筆を発表した。第2次世界大戦後、「生きよ、堕ちよ」という逆説のモラルを評論「堕落論」(1946) で説き、小説「白痴」(1946)、「桜の森の満開の下」(1947)などを発表、戦後社会の混乱と退廃を反映する作風を確立した。ほかに推理小説「不連続殺人事件」(1947~48)、文明批評的「安吾巷談」(1950)など。 以下

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♡今日のひと言♡ハンス・クリスチャン・アンデルセン

人生を楽しもう 死後の時間は あまりに永く退屈なのだから Enjoy life. There's plenty of time to be dead. ハンス・クリスチャン・アンデルセン (1805- 1875~デンマーク・童話作家、詩人)日本でも「人魚姫」(1837)「マッチ売りの少女」(1843)「みにくいアヒルの子」(1845)などで知られ、子どもから大人まで人気が高い。民俗説話からの影響が少なく、創作童話が多いのが特徴である。新美南吉らに影響を与えたと言われる

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電車の中で涙を堪えた

どうも、 生産性向上、メンタル保持、求人の差別化という名目で職場内での猫の放し飼いを上司に提案し却下された後に再度また提案し却下された猫好きなスズキです。 先日いつもの如く残業で終電近くの電車に飛び乗り、何気なくnoteのフォロワーさんの記事を見ていたら、 とあるフォロワーさんの記事が目にとまった。どうやら短編小説のようだ。 残業で疲弊し集中力がほぼゼロの状態のスズキだったが、 時間を忘れるくらい集中して読んでいたようで1話~最終話まで全て一気に読み、 気付いたら自宅の最

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♡今日のひと言♡井上靖

井上靖(1907-1991 北海道・小説家) 小説は同時代を舞台とするもの(『猟銃』(1949)、『闘牛』(1950)、『氷壁』(1959)『城砦』(1964)他)、自伝的色彩の強いもの(『あすなろ物語』(1953)、『しろばんば』(1960)他)に加え、歴史に取材したものに大別される。歴史小説は、日本で特に戦国時代(『風林火山』(1955)、『真田軍記』(1957)、『淀どの日記』(1961)他)、中国ではとりわけ西域を題材にした(『天平の甍』(1958)、『敦煌』(19

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今週のおすすめ本『古今和歌集』

こんにちは、みねるばです。 今日は今週のおすすめ本、『古今和歌集』についてのツイートまとめです。 ツイートまとめ:今週のおすすめ本『古今和歌集』 みねるばおすすめの関連本Amazonアソシエイトを入れています。以下のリンクから買ったり、Amazonのサービスを始めると私の書籍代が増え、皆様に知識で還元されます。 古今和歌集(全現代語訳付) kindle版のみですが、全ての歌が入っていて、平易な現代語訳がついております。一番おすすめの本です。私は普段、こちらで読んでいま

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今週は手みやげ&お取り寄せの本を読みました。(毎日1冊KindleUnlimited読書)

毎日1冊KindleUnlimited本を読むことにしています。 今週は、手みやげやお取り寄せの本を読みました。 (KindleUnlimitedとは、月額980円読み放題のAmazonのサブスクです) 何の本を読んだのかは毎日X(旧Twitter)に投稿し、 それを毎週noteにまとめています。 4/1 『「おみやげ持参」の面接対策』(えいとさん著) 面接対策の達人えいとさんの秘策が公開されています! 他の企業ではなく、御社で一緒に働きたいのだという強い意志をアピ

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新書の棚に来てほしいー『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』刊行によせて

「新書大賞を獲りたい」と私が言っていると、昔からの知人友人から「かほちゃんの発言で、初めて新書大賞ってものがあることを知ったよ!」とか「新書って、ジャンルなの? 文庫は新書?」とか、しばしば言われるようになった。もしかしたら『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』ではじめて書店の新書の棚に行く人もいるのかもしれない、と最近ちょっと思うようになった。 たしかに私も新書を初めて手に取ったのは、大学に入ってからだった。 昔から本は好きだったが、10代の私にとっての本とはすなわち

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【読書コラム】とどのつまり、文体ってなんなのだ?! プロとアマチュア、男と女、人気のあるなし。その差はいったいどこにある? - 『数字が明かす小説の秘密 スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』ベン・ブラット(著),坪野圭介(訳)

 高校生の頃、幸運にも、大江健三郎さんとお話しする機会を得た。最初、有名な小説家ということで、 「大江先生」  と、お声かけしたのだが、「先生はやめてくれ」と言われたことが印象的だった。 「大江さんと呼んでください」  当時、大江さんの初期作品にわたしはハマっていたので、どうしてこんな現実離れした設定を書くことができたのか、いろいろ質問させて頂いた。「そんなむかしの話を聞かれても」と言いつつ、大江さんは現実に経験した出来事がきっかけになっていると丁寧に教えてくれた。

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30年前のダ・ヴィンチ

すごいお買い物をしました。 私、普段は「古本」の類は買わないのですが、 これを見つけた時にはさすがに 「お宝発見!」と思いましたね。 1994年11月号の 『ダ・ヴィンチ』です!! 皆さんご存知、 本の雑誌『ダ・ヴィンチ』 ダ・ヴィンチとは… ダ・ヴィンチを読んでいると、本好きはワクワクしてくるじゃないですか。 今でもちょこちょこ購入して読んではいるのですが、 「わぁ!面白い本の雑誌があるんだなぁ」と、手に取りだしたのはいつ頃からだったろう。 大学生くらいかなぁ。 気づ

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今さらだけど、本屋大賞2024について

本屋に行きたくても体調が悪くてなかなか行けない期間が続いた。大量購入した重い本を持って帰る自信もなかった。 そんな時はやはりAmazonのお世話になってしまう。 でも、実際の書店と違って、中をぱらぱら見ることなどはできない。何を買おうかと考えて、「本屋大賞」のノミネート作品ならまず間違いないかなと思った。多少の趣味の違いはあれど、「まったく面白くなくて大失敗した!」なんてことにはならないだろう。 そう思い、いくつか買ったので、今年は本屋大賞のノミネート作品をわりとたくさん読む

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悩みはメリーゴーランドのように。お探しものは図書室まで。

今日はnoterさんの記事・つぶやきを きっかけに出会った本のご紹介です。 青山美智子さんの 「お探し物は図書室まで」です。 読んでいて 心が温かくなる瞬間が たくさんありました。 ・お仕事に悩む、婦人服販売員の20代女性 ・アンティークのお店を持ちたい、経理の30代男性 ・仕事と子育てに葛藤する、雑誌編集者の40代女性 ・就職活動でつまづいた、ニートの30代男性 ・定年退職した60代男性 登場人物それぞれ 性別も年齢も職業も違うけれど でもそれぞれが抱えている悩み

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拝啓 読書様。これが私の遊びで、続く葉脈になります。

私が貸した星野道夫の「旅をする木」を手に持ち、後輩が私のもとにやって来た。 「お返しします」 私は、この後輩を密かに読書好きにさせるように遊んでいる。遊んでいるというよりかは、遊んでもらっているのかも知れない。本に興味があると言った後輩は、彼女が読んでいるという伊坂幸太郎を好きかどうかを私に聞いてきたことが始まりだった。 私は、朝会社でわざと読書をしている。わざとだ。いつか「窓際の読書さん」と呼ばれたいと期待しながら過ごしている。そっと近付く女性が、読んでいる本を閉じた

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読書が義務から趣味に変わる時

noterのみなさまは読書家の方々が多いですね。 子供の頃から習慣化していたのでしょうか? 『人生論ノート』で有名な哲学者三木清は『中学生までに読書の習慣が身につかなかった者は生涯読書をすることはないだろう』と言いました。 しかし、私はこの意見には異議申し立てをいたします。 私は35歳から読書の習慣が身につきました。 何故、読書をしなくてはならないのかは、誰もが子供の頃から両親や学校の先生から耳が痛くなるほど言われたから、言わば義務の観念をおしつけられたからではないでしょ

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心の余裕と読書量は比例する

「心の余裕と読書量は比例する」 と、ふと思った。心や生活に余裕があるときは、じっくりと読書をしたくなる。自宅で、カフェで、移動中に。少しの時間であっても、心を穏やかにさせる読書の時間を愛していられる。 一方で、心に余裕がないときは、いくら物理的に時間があったとしても、まったく本を読む行為から離れてしまう。ソワソワ落ち着かない気持ち、イライラした焦り、とたんに落ち込んでしまう揺れ幅の大きい感情。そんな気持ちをもってして、じっくりと本の世界に入り込めるわけがない。 そして、

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書評 | ももまろ著「透明な感受性のやり場」(わたしの現代新書)

 待望の書籍がついに上梓された。ももまろ先生の『透明な感受性のやり場』(わたしの現代新書)である。  本稿では、僭越ながら、私が書評を書かせていただくことになった。  光栄であると同時に、若干の戸惑いを覚えている。というのは博学であるももまろ先生のご著書を、薄学かつ非才な私ごとき者が書評するに値するのだろうか、という疑念を払拭できないからである。  いったん私は書評を書くことを固辞したのだが、ももまろ先生から直々に「山根先生、書評を書いていただけませんか?」という依頼を受

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今週は節約&オトク系の本を読みました。(毎日1冊KindleUnlimited読書)

毎日1冊KindleUnlimited本を読むことにしています。 今週は、節約&オトク系の本を読みました。 (KindleUnlimitedとは、月額980円読み放題のAmazonのサブスクです) 何の本を読んだのかは毎日X(旧Twitter)に投稿し、 それを毎週noteにまとめています。 4/15 「節約の便利帖 節約のお得技313」(LDKムック) かなり詳しくポイ活テクが載ってました。 憧れの二重取り三重取りの具体的な方法、ポイントの運用、さらにはポイントのオ

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『成瀬は天下を取りにいく』『成瀬は信じた道をいく』と地元の肯定

本屋大賞!!!!!! おめでとうございます!!!!!! さて、本屋大賞を受賞した「成瀬」シリーズこと『成瀬は天下をとりにいく』『成瀬は信じた道をいく』の二冊。このシリーズが私は大好きなのだが、祝、本屋大賞! ということで今回は「成瀬」シリーズの魅力を解説したい。 このシリーズの面白さ。それは従来の「青春」物語を解体したところにある、と私は思っている。 『成瀬』シリーズの主人公・成瀬あかりは、滋賀に住む学生である。 成瀬は、滋賀の西武デパートが解体されるところである企画

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「あみの」の自己紹介だよ

はじめましての人も、いつも記事読んでるよ!って人もこんにちは「あみの」です。 2020年の年末にnoteを始めてかなりの年月が経ちました。何度か投稿のモチベーションが下がった時もありましたが、現在に至るまで続けられているのは投稿の気軽さとnote全体の温かな雰囲気だと思います。 さてこの記事なのですが、現在ある私の自己紹介が大学生の時に書いたものというのもあり、新年度を機にリニューアルしたいと思い書いてみました。 noteを始めたきっかけ小学生の頃から読書が好きで、読ん

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編集者という匠

 編集作業には独創性がないなんて言う奴がいるかもしれないが、大きな間違いだ。  少し前のことになるが、草思社から出版されたヘルマン・ヘッセの一連の本がベストセラーになったのは、フォルカー・ミヒェルスという編集者による功績が大きい。  フィツジェラルド、トマス・ウルフ、ヘミングウェイの編集者のパーキンズは、映画にもなった。  作家が優れた作品を生み出す陰には、必ず名編集者の存在があるものだ。いくらいい文章を書いても、編集・編纂が稚拙だとベストセラーにはならない。  not

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新着の読書記事

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2023年のマイリーディングリスト(456)

読んだ端から忘れていく。それでもいいのだ。見返りなど求めておらぬ。そこに本があったから読んだまで。とはいえあまりに何も覚えていないことに愕然とし身悶える夜は、snsに記録するようにしています。それを月毎にまとめました。 (こちらは2023年4月〜6月編です) 4月 貴族と若者の飲みものスタバのメロンフラペチーノを飲みました。 自閉症が文化をつくる 竹中均 世界思想社 発達障害に対しての人文領域からのアプローチは、医学や福祉的見地からのリポートとはまた読み心地が異なり、

「風の歌を聴け」;出来るだけあなたに伝わるように書く感想文㊴

「風の歌を聴け」(小説/1979)  村上春樹さんのデビュー作。157ページの短い作品で、全体としてもさっくりと読める本作品。  実は高校の先輩だということで彼の他の作品のいくつかを読んだことがあるが、どれも賞を取る作品なのだということが文学音痴でもわかる作品だと思う。  この作品の素晴らしさはどこにあるのかなぁと。  語彙力が足りなくて納得の行く説明を行えない自分自身にやるせなさを感じるが、出来だけ説明してみる。  この本の恐ろしさは、読者に対する視線の誘導の上手さはそ

陽気なギャングが地球を回す

『 ロマンはどこだ 』 あまり頭を使わず読めて尚且つすっきり終わる小説 さらーっと読めるんだけど要所要所で核心をついてくるような、深く刺さる台詞が散りばめられているのがたまらなく好きだーってなった 登場人物の魅力 私成瀬がすごい好き! 登場人物のチャーミングさというか個性というかがすごく輝いているのは伊坂幸太郎の小説あるあるだと思うのだけれども、(有名どころしか読んでないんだけど、) ちょっと現実的では考えられないような突拍子もない性格や性質の登場人物がこの人の小説では生

4月の雑読書感想文

蜘蛛の糸・杜子春 / 芥川 龍之介  有名だけど読んだことないな〜と思って買った。Kindle版99円だったし。Kindle Unlimitedにもあるみたい。  読んで思ったけど、地獄に行けば誰しも犍陀多と同じ選択をするのでは?わたしも「あなただけが5億もらえますよ」って言われたら絶対独り占めしたいもん。どう考えても詐欺疑うけどさ。  でも犍陀多が蜘蛛の糸をのぼりきろうが、他の罪人たちと一緒に暗闇の底へ落ちていこうが御釈迦様にとってはどっちでもいいんだろうな〜。高貴な存

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2024年4月に読み終わった本

4月はずっと放送大学の学習をしていました。 『初歩からの数学』隈部正博 3月下旬に届いて4月頭に読了。 既知の部分は印刷教材を細かく追わず、放送授業のペース(1.5倍速)に合わせて一気に進めました。 苦手な部分と抜けている部分を確認できたのはよかった。 数ⅢCが未履修だと第13章あたりからキツいと思います。 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』山田暢彦 学研プラス 英文法を中学レベルからやり直そうと思い購入。 小口面の研磨がガタガタのひどい本でした。

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4月読書まとめ

https://bookmeter.com/users/1404308/summary/monthly/2024/4 ■海の見える風景 くよくよしているけどそれこそが素敵である 読了日:04月30日 著者:早川義夫 https://bookmeter.com/books/21731185 ■ブラックマシンミュージック ディスコ、ハウス、デトロイトテクノ ハウスとテクノに対する意識を180℃変換させてくれた 読了日:04月30日 著者:野田 努 https://bookmet

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「私は、本なんて読まないから」と言われたとき、心の奥がさめている。

 本が好きだ。物語が好きだ。そして、話すことも書くことも好きだ。  私の短い人生のほとんどには、本や物語が側にあった。私にとって心を揺さぶるものは、確かに本だった。親も本をよく読む人たちだったから、感想を伝える相手、本をお勧めしあう環境には恵まれていた。  小学校の朝の読書時間が15分しかないことが不満だった。勉強よりも本が好きで、私にとって読書は遊ぶこととイコールだった。  そんな私がアラサーになって直面するのは「周りに本を読む人が少なすぎる」という現実。  職場の

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#198 女帝 小池百合子の第1章を読んで えっどういうこと???となった話

こんにちは!けーたです。 今日は「女帝 小池百合子」を読み始めたので(第1章と2章入り口で70頁ちょっと)、気づきや学びなどをnoteに読書メモとして投稿いたします ここまで読んで感じた事自分はリアルの本を読むときには付箋を使いながら、その時に感じた感情に合わせて付箋を貼り分けています。 こんな感じ。 赤:メチャクチャ刺さった。忘れたくない内容 黄:赤い付箋まではいかないけど、重要 赤紫:黄色まで行かないけど重要 青:何かの参照している内容または、この本で主張している

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土居豊の文芸批評・YouTube講座編【姓名文学のすすめ あなたと同姓同名の主人公】第1回 村上春樹と村上龍〜ペンネームと本名について

土居豊の文芸批評・YouTube講座編 【姓名文学のすすめ あなたと同姓同名の主人公】 第1回 村上春樹と村上龍〜ペンネームと本名について 概要 作家のペンネームは様々だ。例えばデビュー当時、W村上と呼ばれた村上春樹と村上龍は、登場人物の名付け方が対照的だ。 漱石&鴎外、司馬遼太郎&山田風太郎など、ペンネームでセットにした作家の比較研究はあるが、姓名に焦点を当てた比較文学研究は、過去に例のない切り口である。 ペンネームを手掛かりに文学を解読し、作家の名前と登場人物名から作

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楽しみのある読書

 読書には楽しみがある。  読みたい本を選んでいるときからその楽しみがある。図書館や本屋で本を選んでいるとき、「今、私はどんな本が読みたい?」と自分に問いかける。スマホのメモに登録されている読みたい本リストや買いたい本リストは見ない。本棚に隙間なく並ぶ一冊一冊と対峙していく。タイトルを一つ一つ見る。気になった本を手に取り、はじめの五行くらいを読んでみる。一瞬で引き込まれたらそれは今の私が欲していた本。慎重派の私は、念のためにあとがきや解説も読む。これは今すぐ手に入れて読みた

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ニーチェの自費出版の書

最近は、本を読むと寝てしまう。 どうしたら古典や大作を読み切れるのか。 執行草舟先生のYouTubeで 【超読書論シリーズ】が始まって ニーチェの中でも最大の名著 「ツァラトゥストラかく語りき」 について語られていた。 ツァラトゥストラというのは ゾロアスター(ペルシャ発祥の拝火教)のドイツ語読み ニーチェがツァラトゥストラの口を借りて キリスト教を非難している大詩篇だそうだ。 ニーチェは どんな大作家でも十年かかるような長編を ほんの数ヶ月で書き上げ、 精神病を患っ

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#レイ・ブラッドベリ1000日チャレンジ 0256

もう4月も終わってしまった。 物語『はるなつふゆと七福神』を読む。福助がついてきて吉祥天と蕎麦を食べ…ようとした。コメントくれてた人の正体が判明。黒闇天は吉祥天の妹というのを初めて知った。 好き。 詩・短歌・川柳『表札』、『くらし』、『夜毎』、『旅情』。『表札』は有名。『夜毎』がインパクトがあった。 好き。 論考カントの章。感性と悟性、構想力などシステム的な捉え方を初めてしたことで、「こころ」のあり方を再構成した。今でいう認知科学との関係性がとても深い(カントの方が

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山田太一さんの「考え方」

昨年11月末、脚本家・山田太一さんが亡くなられてから、山田さんが書かれた「シナリオ」「小説」「エッセイ」を立て続けに読んでいる。 中でも、今読んでいるエッセイ集「路上のボールペン」は、山田太一さんの考え方と自分自身の考え方が共鳴して、本当に心地良い。 中学や高校の「国語」や「倫理」の教科書代わりにこの本を生徒みんなに配って、読んでもらった方が、今の日本人の考え方かわ変わるのでは無いかと思われてしょうがない。 どれだけ、相手に「想像力」を持って、相対せるか? この本は多

十戒(夕木春央 著)を読んで(ネタバレ無し感想)

あらすじ わたくしごと コンサルタントという職に就きながら、読書・キャッチアップという作業から逃げ続けていた僕は、それでも持ち前のセンスとコミュニケーション能力で仕事において成果を出し続けられていた、と思っている けれどもポテンシャルで全てを薙ぎ払っていくのはそろそろ限界だな。。。と気づき、本を読むスキルをつけようと思い立ったのが2年前 コンサルタントにありがちな自己啓発/スキルアップ書籍を漁るのと同時に手を出したのが本屋大賞ランクイン作品だ 本を買うだけでなくAu

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彼の隣で本を読む、そんな恋をしたい

2年前の春、数年彼氏がいなかった。 コロナが余韻となりはじめる中、まだ独りの寂しさとの付き合い方を知らなかった私は、自分と闘っていた。ひとり時間を充実させようと、よく本を読んでいた。 図書館がすきだった。本に囲まれたあの空間も、たくさん人がいるのに保たれている静けさも、幅広い年齢の人が同じ場所にいることも、すきだった。読みたい本がなくとも歩き回って興味が出たものを数冊借りて、家に置いておく。読まないで返すこともたびたびあったけど、それもすきだった。 この時期はよく一人旅に

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本屋大賞『成瀬は天下を取りにいく』を読んで。(ネタバレ無し)

私は今日、本屋大賞の『成瀬は天下を取りにいく』を読んだ。 表紙や帯からどんだけ凄い主人公なのだろうと読み始めた。 私は去年の一月から、自分の小説を書くばかりで他の人の小説をnoteで読むくらいしかしてこなかった。紙の本で小説を読むなど一年以上なかったことだ。そして、久しぶりに読んだのがこの本屋大賞受賞作だ。 私はnoteの小説は途中で飽きたら辞めてしまう。しかし、紙の書籍を買うと、最後まで読むことにしている。今回も本屋大賞受賞作だから最後まで読んだ。 しかし、前半、あまり作品

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ゴールデンウイーク【6日目】暇なのでオススメの本紹介

体調不良のため本を読む集中力もなく暇なので、オススメの本を簡単に紹介します。 今回は歴史に関連のある作品で縛ってみます。 『夜明け前』島崎藤村明治維新前後の激動の時代。岐阜県中津川の馬籠宿の本陣・庄屋が主人公。 国学を志す主人公の目線で描かれる当時の情勢や人間群像。 『あゝ野麦峠』山本茂実明治中期。長野県の製糸工場で働く少女たちの過酷な境遇を描いたノンフィクション。 『豊饒の海』三島由紀夫第一部は明治末期から物語が始まり、主人公は新華族の嫡子。 第二部の主人公は「神風

電子本無料キャンペーンは 6日まで

絵本「いのちのカタチ」3部作完結記念キャンペーン令和6年 5月6日(月) 16時59分 まで 無料ダウンロードできるのは 以下のKindle電子本です。 謹んでご案内いたします。    雷無良寿(かんなり むらじゅ)

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エッセイ 「海辺のカフカ」

*はじめに 2002年に出版され世界中で読まれた本を、 僕は今読んでいます。とても楽しく。 僕と同世代の年齢では僕くらいでしょうか。 今頃この本で感動しているのは。 村上春樹の昔の本を買い漁っているのは。 * 僕は村上春樹の本を読んだことがなかった。 あることがきっかけで、 僕は「笠原メイ」という名前を知り、 誰なのかをネットで調べたら、 村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」に 出てくる登場人物だと知った。 僕は気になって「ねじまき鳥クロニクル」 を古本屋で3巻買って読み

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最近ハマっていること

1ヶ月書くチャレンジ Day6 趣味がたくさんあって移り変わりも激しいですが この頃最も時間を使っているのは「読書」です 小さい頃から本を読むのが好きで もともと全く本を読まない日は無いです けれどこんなにも本をたくさん読んでいるのは 図書館司書をやっていた頃以来で 他の趣味ができないという弊害が起きています 今日はなぜ今そんなに本を読んでいるのか 深掘りしていきたいと思います まず、これまでどれくらい本を読んできたか 小・中学生の頃は学校+公共図書館を利用して

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話題の読書記事

  • 最近読んだ本たち(2024年4月分)

    4月は出会いの月とよく言われるけれど、ほんとうにそうで。いろいろな方面で新しいつながりができてよかったなー、としみじみしている。 月の前半は娘たちが春休み、または午前中授業ということで、限られた時間内で仕事に追われた。それでも、ちょっとは本を読む時間を確保できた。よし! 残るは「エクササイズをしたあと眠くなってしまう問題」だ。「筋トレしてから本読もうっと」などと思っていると、睡魔に襲われて読めない。どうにかして。 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー2』 ブレイ

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  • 読んだ本📕 舟を編む

    舟を編む 三浦しをん ドラマやってたし→見てない 前々から興味があり。 出版社の営業部員 馬締三也は、言葉へのその鋭いセンスを買われて、辞書編集部に引き抜かれた。(大渡海)の完成にむけ、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。 香具矢さんとの出会いは素敵だった。 言葉には、いろんな意味があり、それを編纂していくという作業がどれほど 大変か知らなかった。 そういえば、広辞林(広辞苑だったかな)を昔持っていた。 重たくて、軽い辞書ばかり使うようになった。 この本を読

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  • 読書はインプットであり、視点のインストールでもある

    今日、森博嗣さんの『小説家という職業』を読んでいて、とある気付きがありました。 それは、文章を書く時の『視点』についてです。 そもそも僕が森博嗣さんの本を読もうと思ったのは、 彼の執筆速度の秘訣みたいなものを知れないかと考えてのことでした。 森さんは筆が速いことで知られています。 その速度は、10分間で1,000文字。1時間でなんと6,000文字です。 タイピングゲームならその速さも理解できるのですが、 本の執筆での数値なんですよね… そして、執筆した本が小説でなく

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  • 人生相談 谷川俊太郎対談集(著:谷川俊太郎) 読書感想文

    人生相談 谷川俊太郎対談集(著:谷川俊太郎、朝日文庫、2022) 谷川徹三さんの言葉、 こんな言葉親からもし言われたら絶対に嫌だ(笑)。 この谷川徹三さんの言葉が後の対談相手とのやりとりにも響いてくる。 外山滋比古さんとの言語論、鮎川信夫さんとの書くことについての悩みにも深い感銘を受けた。 鶴見俊輔さんの言葉、 谷川俊太郎さんの伯母が心筋梗塞で入院している。父谷川徹三さんも行く。伯母に一言「どうですか」と言ったらまわりの付き添いとか患者とか全く無関係に雑誌を読み続

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  • 「読書って最高!」4月の読書記録📚

    2024年になってから、読書の記録をnoteで公開しています🎵 ・・というわけで、4月の読書記録もまとめたいと思います(^^)/ 【4月に読んだ本📚】4月もバタバタと過ぎていったので、読書の時間はあまりとれず・・でしたが、8冊の本を読むことができました(^^)/ 今月もアガサ・クリスティーの本を三冊読みました💛 アガサの本は、ついつい続けて読んでしまいます。 これらの本の感想は書きませんが、とにかく引き込まれる魅力的なお話の数々です🎵 ☆彡青列車殺人事件(アガサクリス

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  • 222 ポール・オースターの逝去

    多くの本の著者はすでに亡くなっている 身も蓋もない話だが、私の部屋に、そしてスマホの中に所蔵されている本の大半は、すでに亡くなった著者によるものだ。だから、同時代的に自分の人生と少しでも重なっている作家は貴重とも言える。もちろん、存命の作家はたくさんいるけれど、自分が気に入った作品の著者となると、そう多くはない。  そのひとり、ポール・オースターが亡くなった。別の記事で、これまで読んだオースターの作品については触れている。  この記事は、ブログを転々としたこともあって、いま

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  • 4ヶ月で読んだ62冊のうち、特に好きな9冊の話

    「読書を始めて、人生が変わりました」 こんな謳い文句を見るたびに、なんとも言えない気分になります。身近にあるはずの読書が、まるで別物のように見えてくるのです。自己研鑽やビジネスの道具として、読書が使われている現実。そんなもの読書ではない!とはなから否定する気はないけれど、少なくともわたしの読書とは別物だな、と思ってしまいます。 読書は、いつだって人生の傍に理由なく存在していました。本を読む/読まないの選択肢があるわけではなく、常に本は『読むもの』でした。 2024年に入

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  • 優等生作家より、パンク作家の叫びを聞きたい夜もある

    世には、 ワイルドな文学がありますね。 日本なら、無頼派。 太宰治や坂口安吾、織田作之助らを 無類派と呼びました。 何も頼ることなく生きる、 無頼派作家。 最近なら、色川武大や中上健次。 今なら、町田康も、 当てはまりそう。 彼らは余りにシャイ過ぎて、 正しいことや 誠実なことを そのまんま語るなんて、 恥ずかし過ぎてできない。 だから、つい悪ぶってしまう。 そうした人と対照的なのが 優等生作家だ。 大江健三郎や三島由紀夫は 余りに世間しらずだからか、 正義や真実を高ら

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  • 今年読んだオススメ本を紹介!

    今年に入ってから4か月で読んだ本の冊数を数えてみた。 そして、月ごとにどれくらい読めたかのグラフを作成。 おおーう! 積読の解消、がんばってるぅ。 マンガはあっという間に読み終わるから、同じ「1冊」と言っても意味合いが違うよな~と思って、一応区別してみた。 なんでこんなこと、したかって? Canvaのグラフ作成機能を使ってみたくなったのだ。 グラフ機能、思った以上に簡単でオススメ。 せっかくだから、読んだ本の中からオススメの紹介をしておこう。 と言っても、オススメの

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    20
  • 素直な心のうた -小説『車輪の下』の美しさ

    【水曜日は文学の日】 以前『三四郎』について、ある種の途上で移行期だからこそ小説として美しいということを書きました。それとは別に、不定形な素の姿だからこそ、美しい青春小説もあります。 ヘルマン・ヘッセの高名な『車輪の下』は、そんな魅力的な小説の一つです。 田舎の秀才少年、ハンス・ギーベンラートは、神学校に優秀な成績で合格します。 しかし、厳しい学校での勉強や、反抗的な少年ハイルナー等、周囲の影響を受け、徐々に学校についていけなくなります。ドロップアウトして、何と

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  • 「私は、本なんて読まないから」と言われたとき、心の奥がさめている。

     本が好きだ。物語が好きだ。そして、話すことも書くことも好きだ。  私の短い人生のほとんどには、本や物語が側にあった。私にとって心を揺さぶるものは、確かに本だった。親も本をよく読む人たちだったから、感想を伝える相手、本をお勧めしあう環境には恵まれていた。  小学校の朝の読書時間が15分しかないことが不満だった。勉強よりも本が好きで、私にとって読書は遊ぶこととイコールだった。  そんな私がアラサーになって直面するのは「周りに本を読む人が少なすぎる」という現実。  職場の

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  • グレープフルーツ・ジュース/オノ・ヨーコ、南風椎(訳)

    積読本📚から、オノ・ヨーコさんの詩集 『グレープフルーツ・ジュース』を拝読しました📖´- (2024,4,3 読了) この詩集にジョン・レノンが刺激を受けて名曲「イマジン」が誕生したのだそうです。 本書は新たに編集し訳し直した新訳版。 33人の写真家による写真とのコラボレーションも素敵なものでした。 寝る前に少しずつ拝読。 オノ・ヨーコさんの言葉は命令調なのですが威圧感のようなものは全く感じず、お母さんに諭されているよう。 どことなく前に拝読した茨木のり子さんの詩に雰囲気

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  • 5月の読書日記【文明は裏切らない!欲望の美徳】

    5月に読んだ本、積読本の紹介です。 ヤノマミブルジョワ 近代経済人の精神史ヤノマミという本に出合って、衝撃を受けました。そこから、ブルジョワ近代経済人の精神史と読んでいきました。 ヤノマミはノンフィクションです。ヤノマミ族は、写真を見ると服を着ていなくてほぼ裸。文明がない人間社会がこの世界にある。まるで聖書のアダムとイヴの世界だと私は思いました。 いつから服が製作され、宗教を信仰し、経済ができたのか…。そんな疑問をいだいて、文明社会も悪いものじゃないかもと希望を持てました

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  • 【2024年4月】今月読んだ本

    記事をご覧いただきありがとうございます。 今回は読んだ本・オーディオブックで聞いた本をまとめていきます。 kindleやオーディオブックは無料お試しキャンペーン中!

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  • 心の歪みにやってくる化け物

    心の弱いところに 魔物はやってくる そして囁く 「こっちの方が楽だよ」 「こっちの方が楽しいよ」 何か別の世界に 連れていかれる…悪い世界 自分から 招いているのかな? 自分から 突っ込んでいるのかな? 化物語(上) 西尾維新 (著) 妖怪とか、幽霊とか、化物とか 幻想… 人は弱くなると、寂しさを 何かで埋めようと そう言うものを招いてしまう 心の弱さを、 突きつけている物語 ちょっと怖い様な その現象を説明されると 妙に納得させられる Kindle版 Audi

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  • 令和6年4月のお礼と、5月の目標について。

     皆さんはゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか?  ちなみにわたしはゴールデンウィーク中、ほとんど仕事です。  「いつか一週間くらいドーンと休みを取って優雅にバカンスをするぞ」という夢だけは諦めておりません。  行ってみたい所が沢山あります。  まずは旅行費用を貯めつつ、一緒にお出かけしてくれる旅の仲間を見つけたいところ。  さて、4月のAmazonアソシエイトの結果をワクワクしながら覗いてみたところ、4月は本が6冊も売れていました✨  ありがとうございま

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  • 読みたい本が多すぎる

     今日の文章は本当に表題通りというか、表題以上の意味は無い。本に憑りつかれた人間が「どうすれば本を読破出来るのか」と答えのない(或いはごく限られた答えしか無い)問いをああでもないこうでもないと頭を悩ませている様が確認できるだけである。よって、ここで帰って頂いて構わない。  初めて読んだ本は何かは覚えていない。初めて一人で本を読み始めた歳も覚えていない。  記憶に残っている児童書や絵本はいくつかある。「ふらいばんじいさん」「なぞなぞライオン」「いぬうえくんとくまざわくん」シリ

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  • 年間200冊以上読破するアラサー女子のおすすめ本(2024年4月読了分)

    GWはいかがお過ごしでしょうか? どこに行っても混んでるし、ゆっくり読書を楽しもうかなという方には、ぜひ読んでいただきたい記事です。 本記事では、2024年4月に読んだ本のうち、おすすめ本8冊を紹介します。特におすすめしたい本は、小説、人文系から1冊の計2冊です。 ジャンルは様々で、小説から詩まで幅広く取り上げています。また、各本についての要点や魅力、感想も詳しく解説しています。読んだことがある方もない方も、この記事を参考に次に読む本を選んでみてはいかがでしょうか。 X(

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  • 〈読書〉人間標本

    イヤミスの女王と言われている湊かなえさん。 イヤミスとは、読後、いやな気持になるミステリーのことです。 イヤミスは苦手なのですが、湊かなえ作品には読者をひきつける何かがあると感じています。 『人間標本』は著者15周年記念作品とのことで、読んでみました。 ・人間標本 著者:湊かなえ主人公・榊史朗は蝶の研究者。 榊史朗の手記・人間標本は恐ろしい。 この小説の前半で、読むのをやめてしまう人もいるのではないでしょうか。 榊が蝶にとりつかれ、蝶の標本をつくる過程。 人間

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  • 極上の本

    子供の頃から、本が好き。 最初の読書体験は、「大いなる遺産」だった。 もちろん、もっと前は、絵本とか、ゴシックホラーとかだったけど。 心底面白いと思って、読書にハマったのは、「大いなる遺産」。 その後は、江戸川乱歩の「明智探偵シリーズ」「ルパン全集」を読んだ。 子供の頃から極上の本を読んできた。 というか、私は、そっちの人だ(笑) そっち系の本が好き。 だから、そっち系の本にしか、魅力を感じなかったりする。 でも、今の世の中、そっち系の本に出逢えることは、なかなかない。 色々

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  • ゴーゴリ

    もう終了してしまったけど、小説家の小川洋子が相手役の人と色んな小説の内容を紹介しておもしろさを語るラジオ番組が好きだった。もうかなり前の話だが、ゴーゴリの『外套』を紹介する回をドライブ中に夫と聞いた。ゴーゴリはロシアの文豪で、作品は読んだことないけど国語の授業とかで名前と代表作のタイトルぐらいはなんとなく聞き覚えがあるという人が多いのではないだろうか。変な話をたくさん書いた人という印象が強いが、『外套』も変な話だ。 小川洋子がまずざっと作品のあらすじを説明するのだが、主人公の

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  • 【コラム】 GWで必ず読みたい10冊

    こんにちは!! ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか? 昨日はお天気が悪かったですがここからは晴天が続くみたいで、楽しい休日が過ごせそうですね。 さて、今日は残りのゴールデンウィークで読みたい本を10冊紹介していきたいと思います!! 学校や仕事があるとなかなか本を読む時間がない!という人もこの休日にゆっくり読書してみるのもいいのではないでしょうか? 今日は自分がこれまで読んできた本の中から、ぜひこの休日で読んでみてほしい本を10冊、紹介しようと思います。 す

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  • 最近ハマっていること

    1ヶ月書くチャレンジ Day6 趣味がたくさんあって移り変わりも激しいですが この頃最も時間を使っているのは「読書」です 小さい頃から本を読むのが好きで もともと全く本を読まない日は無いです けれどこんなにも本をたくさん読んでいるのは 図書館司書をやっていた頃以来で 他の趣味ができないという弊害が起きています 今日はなぜ今そんなに本を読んでいるのか 深掘りしていきたいと思います まず、これまでどれくらい本を読んできたか 小・中学生の頃は学校+公共図書館を利用して

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  • 久々に本屋さんに行く

     久々に大きな本屋にお出かけしました。大型書店に行くと、ワクワク感とほんのり緊張もします。普段の小さな本屋にはないであろう本がいっぱい。妙に頭がさえる。そして折角来たのだから、と店内をぐるりと練り歩いてしまうからでしょうねぇ。  今回は健康コーナーを覗きました。健康の悩みがというより、どんな本が流行っているのか気になって。いつもと違うコーナーを見ると、また新たな発見もありますし。  教育コーナーの本にも吸い寄せられるように散策。何冊か手に取り、時間を潰しました。生活系の雑

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  • 2024年5月2日 Kindle新刊情報 533冊中 9冊

    新刊情報 Kindle新刊情報私の周辺には駐車場のある本屋が無い。 あった時は毎日本屋の中を歩いて新刊をチェックするのが好きだった。 でも、今はそれが出来ない。 その代償行為としてAmazonの新刊を毎日チェックしております。 その中で自身が良いなと思った本を此処にアップしております。 面白そうな 9冊( 533冊中)欲しいものリストに入れた本 Kindle日替わりセール ノンフィクション(nonfiction) あいうえお順フィクション ( Novel ) あい

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  • 太宰治「満願」

    太宰が「普通に」書いた小説。 そして、「普通に」良い。 おそらく太宰にとって、この程度の話を書くのは大変簡単で、だからこそ、錯綜して、読む人をしていらだたしめるような作品を、当初書き続けたのかもしれない。それほどまでに、シンプルで、それでいて、大変良い読後感を残す。 これだけでは、なんのことかわからない。「満願」という大変短い作品を最初から読むと、この引用の意味がわかると思う。そして、「白いパラソルをくるくるっとまわした」の一文が書けるか書けないか、に、おそらくは才能が

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  • プロ編集者から教わった、徹底した読者視点

    「思考とエピソードは必ずセットにする」 「一文は短く書く。長いと主述がねじれる」 「WEBの文章は3行程度を1ブロックにして書く」 「〜という、〜ことはなるべく使わない」 「漢字を多用しない」 「適切な位置に読点をいれる」 「同じ言葉、似た意味のフレーズを削除」 「助詞抜けに注意する」 「難解な単語は使わない」 「修飾する単語とされる単語は近くにおく」 「文中に『が』が出てくると注意。逆説の『が』はアリ」 よく言われる文章を書く&見直すポイントです。文章クラブのメンバーさん

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  • 不思議な感覚を味わう

    こんにちは。毎日が休日の私ですが、「7つの習慣」の書籍実践サークルに参加を決めたので、まずGWにまとめて文学作品を読み終えようと決心しました。 5月最初に読み終えたのは、角田光代さんの新作「方舟を燃やす」 2024年2月29日に新潮社より432ページの単行本として発売されています。 Amazon等で紹介されているあらすじは、 この作品を読んだきっかけは、作品を手に取った時に、参考にされた地方の町、協力された方のお名前を知っていたからです。 実際に読み終えて、本作品の

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  • 【読書のキロク】Qに込められた意味を考える

    こんばんは、"もっちゃん"です。 ゴールデンウィークということもあり、リフレッシュの意味も込めて、いろいろな本を読んでいます。 特に教育に関係しているわけではないです。たまにはこういうのも良いかなぁ〜と思って読んでいます。 ◯今回読んだ本:『万能鑑定士Qの事件簿Ⅰ』 著者:松岡圭祐 角川文庫 こちらも近くの古本屋で100円棚から手に取った本です。 確か学生の頃読んだことがあったと思うのですが、なんとなくⅣまで棚にあったので、一気に購入してしまいました。 ◯概要 読

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  • 平野啓一郎×吉本ばなな──『キッチン』を語る特別対談を「文学の森」で開催!

    平野啓一郎のナビゲーションで世界文学を読み深める「文学の森」。 2024年5月のライヴ配信は、吉本ばななさんをゲストにお招きして、名作『キッチン』を解説します📖(Amazonはこちら) 軽快でありながら美しい独自の文体と、どんな状況でも希望を持って生きる愛すべき登場人物たち。『キッチン』はヨーロッパでもベストセラーになるなど、日本を代表する現代文学の傑作として愛されています。 今回は、吉本さんご本人をゲストにお招きして、『キッチン』に込めた思い、執筆背景をお話しいただきま

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  • 読むだけで背筋が伸びる本

    私の趣味である読書 ジャンルは小説からエッセイまで 色々読むのが好きなのですが、 本を読む時もその時の自分の 気分や状態に合わせて読むのが好き。 最近は無駄な時間を過ごしすぎてしまったり ただなんとなく毎日が過ぎているような 感じがしてこのままじゃよくない!と思い 助けを借りたのが松浦弥太郎さんのエッセイ 何冊か持っていてどれも 「なんか最近生活が乱れてるな」 「自分に余裕がなくて疲れてるな」って時に 繰り返し読むと読んだ後に心が穏やかで 背筋がスッと伸びるような感

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  • 「私のnoteより、これを読んでくれ」な本たち【私の本棚】

    以前、こちらの記事で、婚活で引く手あまたな「知性のある女性」になりたいなら、とにかく読書だ!ということをお話したんですが、 この記事に共感してくださる方がとっても多くて、 「普段どんな本を読まれてますか?」 「オススメの本を教えて欲しいです!」 との声をチラホラいただいたので、今回は私の好み100%のスーパー独断と偏見による「推薦図書5冊」を紹介させていただきます。 一冊目に紹介したいのがこちら👇 大大大好きな京極夏彦先生の巷説シリーズ第4弾「前巷説百物語」です。知らん

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  • 2024年4月に読んだ小説についてつらつらと

    新年度が始まったと思ったらもう一ヶ月経っている…はやい…。 そして2024年の三分の一も過ぎ去っていってしまったらしい…遠い目になってしまう…。 衣替えをしたり、冬物コートをクリーニングに出したり、ベッドカバーを春夏仕様に替えたりと…気温も既に夏ですか…?というような日もちらほら垣間見えて季節は確実にすすんでいるなあということを実感している今日この頃です。 春の季節は秋に続いて好きな季節で、なんとなく本を読むのがより一層楽しく感じられる感覚があって好きだなあと思ったりします。

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  • 45歳から身に着けた 「本を読むこと」読書習慣をつけるためにしたことしなかったこと「読まない」編

    このnoteは から始まる、45歳から身に着けた 「本を読むこと」についてのお話です。 2つ前に書いた「本を読むために決めていること」 の中から今日は 「読まない」について解説します。 読書の習慣をつけた経緯について書いているのに、このタイトルはどういうこと!?という感じではあるのですが・・ 例えでも別の意味があるわけでなく、ちゃんと「読まない」です。 が、その前に3つの言葉が付きます。それは 無理に・全部・真面目に、です。ではご一緒に。さんはいっ 無理に「読まな

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  • 文学フリマ東京38で気になっている本まとめ

    この記事は福本カズヤさんの文学フリマで気になる本をまとめてみた【完全版】のオマージュです。(最新版が投稿されましたら差し替えます) この記事、絶対に真似しようと2023年11月から思っていました。なんて素敵なんだろうと。 なので、やります! わたしが気になっている文学フリマ東京38の参加者様たち! ノンフィクション|郷土 Q-25 ゆっきー放浪記 昭和レトロな看板や広告の文字列を「昭和文学」と名付けて集めた本。 わたしも古く、錆びている看板などを見つけると嬉しくなり写真

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  • 彼の隣で本を読む、そんな恋をしたい

    2年前の春、数年彼氏がいなかった。 コロナが余韻となりはじめる中、まだ独りの寂しさとの付き合い方を知らなかった私は、自分と闘っていた。ひとり時間を充実させようと、よく本を読んでいた。 図書館がすきだった。本に囲まれたあの空間も、たくさん人がいるのに保たれている静けさも、幅広い年齢の人が同じ場所にいることも、すきだった。読みたい本がなくとも歩き回って興味が出たものを数冊借りて、家に置いておく。読まないで返すこともたびたびあったけど、それもすきだった。 この時期はよく一人旅に

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  • 2024年 読んでよかった本 Part4

     私は、読書が大好きです。自分にとって興味がある分野の本を読むことで知識を深められますし、体験していない事を疑似体験することで、物事を見るときの新たな視点を得ることができるからです。今回のnoteは、「2024年に読んでよかった本 Part4」という事で、2024年に読んだ本の中でよかったと思うものを紹介したいと思います。今回は、特に言語や具体と抽象という事をテーマにした本を読んでみました。とても興味深く面白かったです。 1.ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどう

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  • 2024年4月に読み終わった本

    4月はずっと放送大学の学習をしていました。 『初歩からの数学』隈部正博 3月下旬に届いて4月頭に読了。 既知の部分は印刷教材を細かく追わず、放送授業のペース(1.5倍速)に合わせて一気に進めました。 苦手な部分と抜けている部分を確認できたのはよかった。 数ⅢCが未履修だと第13章あたりからキツいと思います。 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版』山田暢彦 学研プラス 英文法を中学レベルからやり直そうと思い購入。 小口面の研磨がガタガタのひどい本でした。

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  • 読書感想『掟上今日子の備忘録』※ネタバレ注意

    今週読み終わった本は著作西尾維新の忘却探偵シリーズ第一巻『掟上今日子の備忘録』でした! 西尾維新ファンとなって10年近く経とうとしていますが、この作品は一番大衆向け感あって最後に取っておこうと思っていた作品でした。 ドラマも朧気ながら覚えていますね~。中学生だったしそもそもドラマ好きではなくて見ない派なんですが、それでも家族が見ていたのをチラ見していたと思います。 というわけで完全初見で読んだのですが、驚くほど面白かった。 西尾維新らしさという面ではやはりかなり薄まってい

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  • 処方箋本

    子どもの頃に風邪を引くと、きまって枕元にあったもの。 ・近所の内科医院でもらった処方箋  ①ピンク色の甘いシロップ薬。プラスチックのボトルに好きなシールを受付でひとつ貼らせてもらえる。けろけろけろっぴ、キティちゃん等。  ②正方形の白いハトロン紙に包まれた粉薬 粒度が粗く、とても苦い ・小岩井のリンゴジュース ・ポカリスウェット ・フジパンのネオバターロール ネオバターロールについては、完全に風邪の時に食べるものという印象がついてしまっている。 健康な時に食べても、砂をま

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  • 書評 | ももまろ著「透明な感受性のやり場」(わたしの現代新書)

     待望の書籍がついに上梓された。ももまろ先生の『透明な感受性のやり場』(わたしの現代新書)である。  本稿では、僭越ながら、私が書評を書かせていただくことになった。  光栄であると同時に、若干の戸惑いを覚えている。というのは博学であるももまろ先生のご著書を、薄学かつ非才な私ごとき者が書評するに値するのだろうか、という疑念を払拭できないからである。  いったん私は書評を書くことを固辞したのだが、ももまろ先生から直々に「山根先生、書評を書いていただけませんか?」という依頼を受

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  • 「人生の主人公」における2つの「主人公」とメタについて

    第4話 ↑↑↑前回から"第n話"と書くようにしたんですよ。 別にフィクション小説を書いてるわけではないんですが。 自分の日々の記録は物語となり、 その中では自分は主人公で、 行き着く先はハッピーエンドがいい という望みの表れなんです。 今、「自分は主人公」と書いたわけですが、 私、「主人公」には2つの意味があると思うんですよ。 一般的に、「君は人生の主人公だ!」と言われる場合の「主人公」は、 この世界(=物語)の最重要構成要因であり、 自分の行動によって世界を動かすこ

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  • 文豪はアラフォーで何をしていたのか

    30代は棚卸しのとき Podcastで、ジェーン・スーと堀井美香の「OVER THE SUN」という番組がある。以前よく聴いていた。今はPodcastではなくAudibleを聴いている。  その中で、スーさんが「30代は人生の棚卸しのとき」と言っていた。当時私は36歳くらいだった。  私は30代に入ってから、在野ではあるけれども生涯追い求める学問を定めて、アウトプットとして物語を作っている。勉強を始めてからは七年ほど経過した。アウトプットは、物語制作は三年、小説に定めた

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  • 読書感想『本屋さんのダイアナ』柚木 麻子

    世界一ラッキーな子になるように…大きな穴と書いてダイアナと名付けられた矢島ダイアナは自分の名前が大っ嫌いだ。 父親はおらずキャバクラ勤めの母親に髪を金色に染められていたダイアナは、自分の名前も周りと違うすべてが大嫌いだった。 小学校三年生になり、彩子と出会うまでは…。 自然なことを好み、本物を求める両親から大切に育てられた綾子は、まるで小説の世界から出てきたような女の子ダイアナに強烈に惹かれていた。 全く正反対だった二人なのだが、実は本を読むことが好きで話せば話すほどお互いに

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  • 自分だけの10冊の本の見つけ方

    はじめに  2024年になってから、一日一冊は本を読む生活を続けた。  100冊を越えたあたりから、何かが変わってきた。  具体的に言うと、言葉が頭に入ってこない。読んでも読んでも、どれも似たり寄ったりに感じられる。  これはどうしたことだろうか?  不安を覚え、いったん、読書をやめてみた。その代わりに、散歩をしている最中、いろんなことを考えた。自分の読書に対する姿勢。なぜつまらないと思うようになったのか。何が変わってしまったのか。  そこではたと、思いつきが浮かぶ。

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  • 読み続ければ、本は読み終わると気づいた

    2023年、仕事に忙殺されすぎていて、本を読む気力もないままに過ごしていた。数えてみたら、昨年読了した本(マンガ除く)は4冊だった。うち2冊は再読である。 私は自己紹介の趣味・特技欄に「読書」と記載している人間である。それなのにこのていたらく。「それで良いのか」「周囲をだましていないか」と己に問いかけるが、内なる自分はだんまりを決め込んでいる。こんなところで黙秘権を行使すな。 殺風景な取調室で内なる自分にカツ丼を食べさせたら、「だって読んでも読んでも読み終わる気がしないん

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  • 谷崎潤一郎『小さな王国』

    全国的に、ゴールデンウィークの真っ只中ですが、我が家は娘の陣痛待ちのため、遠出することもできず。 日曜日、散歩に出掛けるフリをして、一人でお茶してきました。 持参したのは眼鏡とこちらの本。 この本のp.101 に谷崎潤一郎の『小さな王国』(大正7年)という作品が紹介されていましたが、初めて聞くタイトルでした。 そのうち図書館で借りて読もうとメモしたのですが、 待てよ… 我が家には「日本の文学」全80巻(中央公論社)があったはず。 案の定、物置部屋の本棚にありました。

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  • 📕

    ブームルーティンがある。 ⚫︎読書 ⚫︎映画 ⚫︎絵を描く、ものづくり 私の中でのこの3大ブームのルーティン。 さいきんは完全に読書ブームがきてる。 きっかけはずっと借りて、 なかなか読み進めずに止まっていた 『楽園のカンヴァス』 原田マハさん 続きを読もうと思った日のことをもう覚えてはいないけど   読めば読むほどハマっていって 心をぎゅっとつかまれた。 通勤途中に読んでいたから 涙を落とすまいと なんかい上を向いてカラカラになるまで 頑張ったか。

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  • 【読書感想文】わらべうたで綴る、動物たちの温かな世界『アプリイ・ダプリイのわらべうた (ピーターラビットの絵本)』

    ピーターラビットで知られるベアトリクス・ポターの世界観を色濃く反映した作品です。 物語は、パイをこよなく愛する小さな茶色のネズミ、アプリイ・ダプリイが主人公です。アプリイ・ダプリイは、ある日、誰かの家の戸棚へと冒険に出かけます。そこで彼は、ピーターラビットの妹カトンテールやお年寄りのハリネズミさん、穴掘り名人のモグラのホリベエさん、おしゃれなモルモットなど、個性豊かな動物たちと出会い、交流を深めていきます。 この物語の中で、ポターは好奇心を巧みに織り交ぜています。アプリイ

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  • 読み手になって読みたくなる作品について考えてみた

    こんにちは、倉くらのです! 普段は一次創作同人小説を書いています。 今日は書き手としてではなく、読み手としてどんなWeb小説作品を読んでいるのか&読みたくなるのかについて考えて行きたいと思います。 逆に読まなくなるポイントとか(ブラウザバック案件)も併せて考えました。 これは読み手視点に立つことによって、書き手としての自分の創作に生かそうというものです。 特定の作品を堕としたりするものではなく、あくまでもこれまで読んで来た作品トータルで見て、その上で私が考えたものになり

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