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読み手になって読みたくなる作品について考えてみた


こんにちは、倉くらのです!
普段は一次創作同人小説を書いています。

今日は書き手としてではなく、読み手としてどんなWeb小説作品を読んでいるのか&読みたくなるのかについて考えて行きたいと思います。
逆に読まなくなるポイントとか(ブラウザバック案件)も併せて考えました。

これは読み手視点に立つことによって、書き手としての自分の創作に生かそうというものです。

特定の作品を堕としたりするものではなく、あくまでもこれまで読んで来た作品トータルで見て、その上で私が考えたものになります。


私見がかなり入っているので参考程度にお願いします。

読み手である自分と、書き手である自分の人格は別物です。

書き手である自分はその通りに出来ていないことがかなり多いので。

では書いて行きましょう~。


■読むのは自分が書いているジャンル


作品の研究と趣味を兼ねているので、Webで読む小説はR指定ありのBLが中心です。そう、自分が書いているジャンル!

男女カップリングものを読むこともありますが、もうすっかり脳みそがBL寄りになってしまったので最近はBLばかりです。

行間や文字の大きさが好みで読みやすい、またランキングが見やすいという点から、小説サイトはムーンライトノベルズを使うことが多いです。
あとはアルファポリスをたまに。

書くのはファンタジーばかりですが、読むのはファンタジーだけでなく現代ものも読みます。シリアスでもラブコメでも。


■基本完結した作品しか読まない


『作品が完結していること』これは読む上での絶対条件です。

途中で執筆が途切れて終了していると、続きはどうなっているの……?
と気になってしまいます。
ネット小説はエタる(更新が永遠に止まる)ことも多いので……安全のため完結しているものを読みたいです。

あとは記憶力も昔より衰えてしまっているので、一気に読まないと内容を忘れてしまう…という現象が起きます。
ですので、完結した作品にしか基本手を出しません。

あとは終わりよければ全て良し、という言葉もあるように途中経過がどんなに素晴らしくても終わりで『アレ…?』と思うような展開になっているとがっかりしてしまうのでラストは超大事と思っています。
ラストまで手を抜かずに書ききってあると最高です。

最初も大事だけど、最後も大事。

■読むのはランキング入りしている作品


ランキングの上位のものから読む作品を探しています。
ランキングトップに入っているものはほぼ間違いないからです。
好みの関係で自分ではん……?これは面白いのか? と疑問に思う作品でも、他の人には刺さる何かがあるに違いないので、勉強することにしています。


ランキング関係なく読むのは作者読みしている作品。
『すごく好みで心の深い場所まで刺さった……』という1つの作品があると、その方の他の作品も読み漁ります。


■Webでは軽く読みたいので、軽い作品がいい


スマホを使って隙間時間に読むことが多いです。
そしてWebで読むと目が滑って頭に入って来ないことが多いので、世界観がかっちりしたものよりも軽く読めるものを読んでしまいます。
紙媒体だと気にならないんですけどね…。どうしてもWebだと軽いものを読みがちです。

特に狙い目は短編
1万~3万字程度の軽く読めるものが好きです。

1~3万字だとちょうどエッ〇の回数も1回ぐらいで、手軽に読める。
休憩時間にパッと読んで満たされたい……。
ムーンライトノベルズは私のような手軽に読みたい層が多いのか、短めの話がランキング上位に入っていることが多い。

ランキング上位のもので3万字以下ぐらいものは私もけっこう読んでいるかもしれません。
短い中に起承転結がしっかり入っていて、なおかつエ〇部分も好みだと最高です!

長編は書籍化した作品などを読みます。
あとはアルファポリスの小説大賞で各賞を取ったものなどで好みのテーマのものとマッチングしていたら読みます。
そして手元に置いていつまでも大切にしたいお気に入りの物語を見つけたら、書籍版を購入して本棚へと納めます。
我が家の隠し本棚には段々とBL小説が増えてきました!
(死ぬ前には処分したいですね 笑)

『しっかりした話は紙本、軽い話のものはWebで読む』


■入れてくれ、エ〇いのを



ムーンライトノベルズはエ〇ありが基本(というか入れないと駄目っぽい)なので、あるものだと思って読み進めてます。

終盤近くまで行ってもなかなかそれに至らなくて、いやいやきっと最後にくるのだろうと思ってわくわくしていると……結局最後まで行っても出て来なくてスン……てなることがあります。
せめて朝チュンぐらいは……それでいいから入れて!

このやり場のない気持ちをどうしたらいいのだろう……。
あらすじやタグにエ〇はありませんと明記してもらえるとありがたい。

時々エ〇いのが無ければ「小説家になろう」に移動しろとキレ散らかしているコメントを見かけます。
エ〇なしは小説家になろうに上げるか、あらすじ&タグをしっかり付けておくのが無難ですね。
双方事故に遭わないためにも。

でも、時々エ〇いのが無いのにものすごく良質な作品に出会うことがあります。
以前すごく素敵な作品に出会って、完結後も時々更新がかかっており、最後の更新の際にもまだ続きがあるような終わり方をしていたので、その後の更新を楽しみにしていました。

ところが、運の悪いことに感想欄にこの手の「キレられ」コメントが入ってしまっていたのです。
それはけっこう攻撃性の強いコメントでした。

(私は好きな作品に出会うと他の方の感想も読みたくなるので、よく感想欄を閲覧しています。そこでたまたま気付きました)

もしかしたらそのせいで作者様の心が折れて更新がかからなくなってしまったのでは……という事象を見ました。

一読者としてものすごく残念でした。本当に続きを楽しみにしていたので。
すごくたくさんファンの付いている作品でしたので、私だけでなく多くの人が続きを待ち望んでいました。
たった一人のアンチのコメントよりもたくさんのファンの応援の声に耳を傾けていただきたかった……と思います。

(ちなみにその攻撃コメント主は退会処分か自主退会かのどちらかで消えていました)

でも心が折れて書きたくないと思ってしまったら、それはもう仕方のないことだとも思います。
報酬もらって書いているわけでもないですしね。
いつかまた続きが更新されることを願うのみです。
いつまでも待っている読み手がいますよ~~!!


■尻切れトンボは止めていただきたい!


尻切れトンボで終わるような物語は、短編に多めですかね……。
たぶんこの後人気が出たら短編→長編への流れに行こうとしているのかもしれないのですが……。
途中でブツン、と電源を落としたように終わる作品を何度か見かけたことがあります。
エ〇部分に到達せずに終わるとかぁ……。

それはまだいいんですけど、本当に物語の途中だろうなというところでブツン…となっていたことがありました。

それはまるでジャ〇プの打ち切り作品のような終わり方。
俺達の戦い(恋愛)はこれからだ……! みたいな感じで。

読み終わった後でしばらく呆然としちゃうんですよ。
「え?」
って。
あれ? 連載途中のものを読んでしまった?
それとも書きかけの小説を間違えて投稿したのだろうか……? と脳みそが混乱します。
続きが気になってしまうので、せめて…せめて恋愛には到達して欲しいです。
お願いします!!


短編→長編の流れは全然いいと思うんです。私もやってます。
でも、短編部分は短編部分だけで読んで楽しめるように終わって欲しいなぁと思います。
たとえ長編に形を変えて続いていても、一気に読むことが多いのでブクマをほとんどしないから…更新に気付かずに終わります(汗)

■長編はエ〇い展開を2、3回は入れると良い


BLには欠かすことのできないエッ〇なシーンは長編小説だと中盤ぐらいに1回、後半に1回あるといいと思います……!!!

前半に1回、何やかんやあって後半に1回も好きです……!
そのパターンだと体の関係から始まって、そこからの恋愛に発展。そして気持ちが結ばれてからの1回かな。とても良いと思います。ふふ。

1回しかない場合は圧倒的に後半ですね。
ストーリーで盛り上げて、盛り上げて焦らしに焦らして~~~最後にバン!!!
これで決まりの王道パターンです。
最後まで本を読んだご褒美的な感じ。

最初または中盤で1回あって、最後は特に何もなく終わると……何だか若干物足りない気持ちになります。
だから絶対に最後の方にはあるといいです。

ええ、ええ。
私は一作品、どうしても最後に入れられなくて入れなかった作品があります。
自分でも正直どうかと思いました。
でも話の流れ的に入れたら蛇足になってしまう気がして出来ませんでした。

そういう場合は後日談とか、番外編で入れるといいと思います!!

ラブラブで幸せなエッ〇を入れて下さーい!!
2回、2回は欲しいよ……!!

■みっしり詰まりすぎていると読みづらい


Web小説には読みやすさって大事だと思うんです。
紙で読むのとはやっぱり違います。
適度な改行&空白。
設定がぎっしりと入っていたり、文章が詰まっていると開いた瞬間に「これは無理だ……」とブラウザバックしてしまいます。
年のせいで目が……目が疲れちゃうんです。根気も無くなってしまいました。

けっこうそういう方も多いのではないかなと思われます。
こんな理由で作品が読まれずに終わるのは本当に勿体ないと思います。

離脱者を少しでも減らすためにも、Webに乗せる文章にはぜひとも適度な空白と改行をお願いします~~~!!

自分が出来ているかというと……これが出来てません。
時々ぎしっと文章が詰まりすぎていて、後から読んであっと気付くことがあります。
現在読みやすさに関しては自分も気を付けている最中です!(汗)


このような感じで読みたくなる作品についてまとめてみました!!

つい書き手側に立ってしまうと読み手の気持ちを忘れがちになってしまいますので、書き残しておきました。
自分への戒めでもあります!!!

それではお読みいただきありがとうございました!




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