おさとうトマト

好きなものを書くしゃちく。 読書やゲーム、映画、日々の記録など。

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マガジン

  • 出会った本や映画の月間まとめ

    出会ったマンガや本、映画などについて月ごとにまとめています

  • 感想

    本、マンガ、映画、アニメ、舞台などの感想を雑多にまとめています。

  • ゲーム感想

    ゲーム(ゼルダの伝説・ポケモン・ときメモ、ほか)に関する投稿についてまとめています。

  • Official髭男dism

    「Official髭男dism」の曲やコンサートの感想についてまとめています。

  • 雑記

    思いついたことや体験したことについて書いたものをまとめています。

最近の記事

思い出をカメラに収めた2024年8月に出会った本など

夏は嫌いだが、長期休暇はありがたい。お盆休みを利用して千葉県銚子市の犬吠埼に赴いた。関東の最東端に位置する犬吠埼。富士山山頂や離島を除き、日本で一番早く初日の出を見ることができるスポットだという。 早起きは嫌いだが、日の出は見たい。普段なら絶対起きているはずのない5時台、ホテルから臨んだ朝日は目が覚めるほど綺麗だった。日の光に照らされた犬吠埼灯台のシルエットも美しい。約半年前に購入したミラーレス一眼で、写真に収めてみる。 少し前から想い出を残すことをテーマにnoteをせっ

    • 暑い夏の日に光を灯す『言葉の深海』(マンガ感想文)

      夏が苦手だ。もともと暑いのは得意じゃないし、強烈な紫外線で肌は焼けるし、突然の大雨で濡れそぼることも多くて、台風で気圧が下がって頭は痛くなる。全体的に具合が悪いので、とにかく何もやる気がしない。秋の到来が心の底から待ち遠しいのに、地球温暖化とエルニーニョ現象のせいで暑い期間が長くなっているらしい。つらい。 ベッドから起き上がることも面倒なくらい鬱々として、スマホを覗き込む。マンガでも読むかと「少年ジャンプ+(プラス)」のアプリを開くと、ひとつの読み切りが目に入った。 言葉

      • ときめきの過剰摂取で瞳孔が開く(『ときメモGS4』初プレイ感想・前編)

        約3か月前に『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』をやるぞと一大決心をした。このゲームの舞台となるはばたき市に「マリィ(主人公の愛称)」として降り立ってから、同市に住民票を取得できそうな勢いで入り浸っている。 いやむしろ、はばたき市の住民として納税させてくれないか。もしかしたら私の税金がはばたき学園または羽ヶ先学園の補助金となり、そこに通う彼ら・彼女らの未来を支えるかもしれない。そのお金で二人三脚の足紐とか陸上部のハードルとか理科室のスライド式黒

        • たくさんの「再会」を果たした2024年7月に出会った本など

          大好きな作家さんがnoteを始めて狂喜乱舞している。過去作の話をインタビュー形式で届けてくれているのだが、とてもユーモアがあって面白い。読まれる方は、ぜひインタビュアーの名前にも注目してほしい。 前作の出版から13年、今年中には新刊が発売予定とのこと。やっふー! そういえば、今月は「CLAMP展」に足を運び、かつて恋した少年に久しぶりにお会いしたり、Official髭男dismが1年5か月振りに開催したライブに参戦したりもした。なんとなく、「再会」という言葉がふさわしい月

        思い出をカメラに収めた2024年8月に出会った本など

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        記事

          生きててよかった!Official髭男dism「one-man live 2024 -UNOFFICIAL-」

          7月だというのに猛暑日が続くなか、汗をかきながら天空橋駅に下り立った。素晴らしい快晴で、羽田空港から轟音を立てて飛び立つ飛行機が、曇のない空を突っ切っていく様子がすがすがしい。 そんなライブ日和な本日、待ちに待ったOfficial髭男dismの「one-man live 2024 -UNOFFICIAL-」が開催された。有観客ライブは1年5か月ぶりで、観客の発声有りのライブとしては約4年ぶり。告知された瞬間、何としてでも参加したいという気持ちから単身でチケット申し込みをした

          生きててよかった!Official髭男dism「one-man live 2024 -UNOFFICIAL-」

          アラ喜寿と高校生男子の間で反復横跳びし続けた2024年6月に出会った本など

          5月末、「あぶない刑事シリーズ」大ファンの夫に連れられて、映画『帰ってきたあぶない刑事』を鑑賞した。そして、カッコ良くてチャーミングなタカ&ユージの魅力にすっかり落ちた。映画館に2回ほど足を運び、聖地巡礼に横浜を訪れたりもした。 一方で、自宅に帰れば『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』を延々とプレイしていた。高校生の男の子たちと交流しときめきに身もだえ、同時進行で己のパラメーターをせっせと上げる。「ときメモGSシリーズ」を遊ぶのは初めてだが、び

          アラ喜寿と高校生男子の間で反復横跳びし続けた2024年6月に出会った本など

          CLAMP展とかつて恋した少年

          2024年7月3日、国立新美術館で開催されているCLAMP展を見に行った。創作集団CLAMPは、私のマンガ原体験となった作品『カードキャプターさくら』の生みの親である。 マンガ大好きっ子(私)爆誕のきっかけとなったクリエイターの展覧会。行かないなんて選択肢はない。仕事を休む前提で、初日の朝10時の予定をぶち込んだ。 楽しみすぎて2回ほど夢に見たCLAMP展。遠足前の子どもかと単純な自分に呆れつつ、久しぶりに夢見る少女でいられる気持ちを楽しみながら当日を迎えた。 CLAM

          CLAMP展とかつて恋した少年

          たこ焼き片手に『EIGHT-JAM FES』

          友人のeighter(SUPER EIGHTのファン)に『EIGHT-JAM FES』に誘われ、気軽な気持ちでノコノコと、さいたまスーパーアリーナを訪れた。 音楽バラエティー番組「EIGHT-JAM」が主催する3日間のフェスで、私は2日目に参戦した。参加アーティストは「打首獄門同行会」「Perfume」「石崎ひゅーい」「いきものががり」「SUPER EIGHT」。めちゃくちゃ豪華。 物販や屋台、DJブースも既に多くの人で賑わっており、フェス感を味わう。今回のフェスTシャツ

          たこ焼き片手に『EIGHT-JAM FES』

          ゲーム『ときメモ』から児童書『モモ』につながる2024年5月に出会った本

          諸事情があって恋愛シミュレーションゲーム『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』を購入したが、とてもやばい。何がやばいかと言うと、時間が溶ける。 占いを見てはパラメーターを上げて、流行をキャッチしてはデートのためにオシャレして、男子の言動から推理して好感度の高い会話を選択する。脳が常時フル回転しているので、あっという間に時間が過ぎる。気付いたら日が暮れている。ときメモの男子たちはもしかしたら、「時間どろぼう」なのでは。 時間どろぼうと言えば、私は

          ゲーム『ときメモ』から児童書『モモ』につながる2024年5月に出会った本

          『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』を買わずにはいられない

          『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』を先ほど購入した。ちょうど3分くらい前の出来事で、ダウンロード完了までにあと20分かかる。ゲームソフトのダウンロード版は気軽にポチることができて便利だが、いつもこの時間がもどかしい。 33歳にして初めての「ときメモ」購入である。せっかくなので購入に至るまでの記録をこのnoteにまとめておく。 「ときメモ」との出会いと再会「ときメモ」と初めて出会ったのは小学校の時のことだ。実家のお向かいに住んでいた2歳年上の

          『ときめきメモリアル Girl's Side 4th Heart』を買わずにはいられない

          想い出を残す作業はクリエイティブにあふれている

          「思い出を残す」ということを、このたび始めることにした。 たが、私は日記などの記録が続いた試しがない。始めるたびに三日坊主がつるつるの頭の撫でながら「どうもどうも」とやってくるので、無碍にするわけにもいかない。 ついお茶を出してもてなしてしまうので、いつの間にか彼らが居座り続けている。だから日記が続かない。嘘である。ただ忍耐力がないだけである。 そんな人間がなぜいきなり「思い出を残す」ことを決心したのか。そして今回こそ、三日坊主を追い返すことができるのか、綴っていきたい

          想い出を残す作業はクリエイティブにあふれている

          読書が楽しい2024年4月に出会った本など

          毎月の読書記録をまとめるにあたり、まずは自分の気持ちを高める必要がある。なので半年くらい前から、冒頭に適当な文章を書くようにした。 だがしかし、最近はなかなかの文字数になってしまいがちだ。果たして適当な文章が本題なのか読書記録が本題なのか、分からなくなってきた。なので、別記事で記録しておくことにする。 すっきりしていい感じである。早速、本の話である。 2024年4月に出会った本暇と退屈の倫理学 初めて読んだ哲学書。暇も退屈も苦手なので、何か得るものがあればと読み始めた

          読書が楽しい2024年4月に出会った本など

          読み続ければ、本は読み終わると気づいた

          2023年、仕事に忙殺されすぎていて、本を読む気力もないままに過ごしていた。数えてみたら、昨年読了した本(マンガ除く)は4冊だった。うち2冊は再読である。 私は自己紹介の趣味・特技欄に「読書」と記載している人間である。それなのにこのていたらく。「それで良いのか」「周囲をだましていないか」と己に問いかけるが、内なる自分はだんまりを決め込んでいる。こんなところで黙秘権を行使すな。 殺風景な取調室で内なる自分にカツ丼を食べさせたら、「だって読んでも読んでも読み終わる気がしないん

          読み続ければ、本は読み終わると気づいた

          『カードキャプターさくら』が好きなかつての少年少女たちへ

          マンガ家集団・CLAMPが手掛ける『カードキャプターさくら』。2024年4月1日をもって「クリアカード編」の最終巻が発売された。1996年に連載が開始して、実に28年後のことである。わたしもファンのひとりとして、感慨深い気持ちで最終巻を購入し、読了した。 『カードキャプターさくら』と出会ったのは5歳のときだった。ぽやぽやの少女だった私にとって、同作が”マンガ”との原体験であったからか、おぼろげであるけれど当時の記憶が残っている。 今回は、28年前の『カードキャプターさくら

          『カードキャプターさくら』が好きなかつての少年少女たちへ

          『葬送のフリーレン』13巻が切なすぎないかい?

          『葬送のフリーレン』12巻の破壊力にやられ、ほぼ毎晩のように12巻を読み続けている人間がいる。それは誰か。私だ。 何度読んでも素晴らしすぎる。楽しい旅のはずなのに、切なさと郷愁を感じてしまう。 そして先日、13巻が発売されてしまった。12 巻により情緒が乱れまくった人間は、続巻を読んだときどうなってしまうのか。 前回の感想は極力ネタバレなしで書いたので、今回はストーリーに触れながら感想を綴っていこうと思う。 13巻をまだ読んでない人――いないとは思うがもし仮に万が一い

          『葬送のフリーレン』13巻が切なすぎないかい?

          つらいジム通いから気付きを得た2024年3月に出会った本

          生まれてから運動と無縁な人生を歩んできた。それでも、20代中盤までは平均体重をキープしていたので問題はなかった。 20代後半から30代にかけて、仕事がクソほどに忙しくなり、気づけばプラス10kgくらい太ってしまった。ストレスである。間違いなくストレスである。くだばれ仕事。 「お前は肥満だ」と、測るたびに言ってくる体重計が憎らしい。念による新手の精神攻撃じゃないかと思う(違う)。俺の念で破壊してやろうか(できない)。 見かねた夫が、新規オープンしたスポーツジムのチラシを、

          つらいジム通いから気付きを得た2024年3月に出会った本