おさとうトマト

好きなものを書くアラサーのしゃちく。

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  • 出会った本や映画の月間まとめ

    出会ったマンガや本、映画などについて月ごとにまとめています

  • 雑記

    思いついたことや体験したことについて書いたものをまとめています。

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    本、マンガ、映画、アニメ、ゲーム、舞台などの感想を雑多にまとめています。

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    「Official髭男dism」の曲やコンサートの感想についてまとめています。

最近の記事

読書が楽しい2024年4月に出会った本など

毎月の読書記録をまとめるにあたり、まずは自分の気持ちを高める必要がある。なので半年くらい前から、冒頭に適当な文章を書くようにした。 だがしかし、最近はなかなかの文字数になってしまいがちだ。果たして適当な文章が本題なのか読書記録が本題なのか、分からなくなってきた。なので、別記事で記録しておくことにする。 すっきりしていい感じである。早速、本の話である。 2024年4月に出会った本暇と退屈の倫理学 初めて読んだ哲学書。暇も退屈も苦手なので、何か得るものがあればと読み始めた

    • 読み続ければ、本は読み終わると気づいた

      2023年、仕事に忙殺されすぎていて、本を読む気力もないままに過ごしていた。数えてみたら、昨年読了した本(マンガ除く)は4冊だった。うち2冊は再読である。 私は自己紹介の趣味・特技欄に「読書」と記載している人間である。それなのにこのていたらく。「それで良いのか」「周囲をだましていないか」と己に問いかけるが、内なる自分はだんまりを決め込んでいる。こんなところで黙秘権を行使すな。 殺風景な取調室で内なる自分にカツ丼を食べさせたら、「だって読んでも読んでも読み終わる気がしないん

      • 『カードキャプターさくら』が好きなかつての少年少女たちへ

        マンガ家集団・CLAMPが手掛ける『カードキャプターさくら』。2024年4月1日をもって「クリアカード編」の最終巻が発売された。1996年に連載が開始して、実に28年後のことである。わたしもファンのひとりとして、感慨深い気持ちで最終巻を購入し、読了した。 『カードキャプターさくら』と出会ったのは5歳のときだった。ぽやぽやの少女だった私にとって、同作が”マンガ”との原体験であったからか、おぼろげであるけれど当時の記憶が残っている。 今回は、28年前の『カードキャプターさくら

        • 『葬送のフリーレン』13巻が切なすぎないかい?

          『葬送のフリーレン』12巻の破壊力にやられ、ほぼ毎晩のように12巻を読み続けている人間がいる。それは誰か。私だ。 何度読んでも素晴らしすぎる。楽しい旅のはずなのに、切なさと郷愁を感じてしまう。 そして先日、13巻が発売されてしまった。12 巻により情緒が乱れまくった人間は、続巻を読んだときどうなってしまうのか。 前回の感想は極力ネタバレなしで書いたので、今回はストーリーに触れながら感想を綴っていこうと思う。 13巻をまだ読んでない人――いないとは思うがもし仮に万が一い

        読書が楽しい2024年4月に出会った本など

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          つらいジム通いから気付きを得た2024年3月に出会った本

          生まれてから運動と無縁な人生を歩んできた。それでも、20代中盤までは平均体重をキープしていたので問題はなかった。 20代後半から30代にかけて、仕事がクソほどに忙しくなり、気づけばプラス10kgくらい太ってしまった。ストレスである。間違いなくストレスである。くだばれ仕事。 「お前は肥満だ」と、測るたびに言ってくる体重計が憎らしい。念による新手の精神攻撃じゃないかと思う(違う)。俺の念で破壊してやろうか(できない)。 見かねた夫が、新規オープンしたスポーツジムのチラシを、

          つらいジム通いから気付きを得た2024年3月に出会った本

          『葬送のフリーレン』12巻の破壊力がすごすぎて頭を抱えている

          今さらながら、『葬送のフリーレン』を読んだ。最新刊12巻(2024年3月時点)まで読んだ。そしてタイトルの通りである。 素晴らしい作品に出会って、頭を抱えた経験はあるだろうか。私は何度かある。最近では映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』を観てそうなった。あの映画は、人の心をどろりとかき乱しては、行き場のない思いを植え付けてくるとんでもねぇ作品だった。 一方、『葬送のフリーレン』12巻は大谷翔平の163.2キロなみの剛速球で、僕の心のやわらかいところにダイレクトアタックしてきた。

          『葬送のフリーレン』12巻の破壊力がすごすぎて頭を抱えている

          花粉症に屈した2024年2月に出会った本

          花粉症がつらい。とんでもなくつらい。 ここ数年で一番つらい。 常日頃、原因不明のじんましん緩和のため、アレルギー薬のお世話になっている私。私にとって花粉症もその延長でしかなく、毎年「そろそろ花粉の季節か?薬で症状抑えてるから痛くもかゆくもないわ」と余裕をぶっこいていた。 そのはずなのだが、とてもかゆい。 かゆくて目をこするから、目の周りがひりひりと痛い。結果、痛くもかゆくもなっている。どういうことだ。 薬が効かず、目は赤く充血する。白くてふわもこしたウサギのような、

          花粉症に屈した2024年2月に出会った本

          休むのが下手すぎると実感した2024年1月に出会った本

          1月中下旬で2週間弱ほど仕事のお休みをもらった。これでも社会人生活で過去最長の休暇である。 しかしお休みとはいえ、何かしていないといけない気がする。家の片付けをしたり、諸々の契約を見直してみたり、旅行に行ってみたり、アカウントの整理をしてみたり。 それでも「何かしなきゃいけない」という気持ちは収まらない。そして気付いた。「休む」ことが下手すぎる、と。罪悪感があるとか、そういうわけではないのだけれども、なんだか心許ない気持ち……。 仕事は大変であるが、毎日決まった時間に家

          休むのが下手すぎると実感した2024年1月に出会った本

          「Nintendo KYOTO」で脳がバグった話

          仕事を退職していくばくかの有給消化ができたので、母親と京都・滋賀に旅行に行くことにした。 厳かな神社と仏閣を巡り、買ったばかりの一眼レフで写真を撮ったりした。所有者の知識不足のせいで、カメラがその本領を全く発揮できてない気がするが、ひとまず旅自体も撮影自体もとても楽しい。 そんな旅の途中、四条河原町をぽてぽてと歩いていたら、高島屋の看板とともに見逃せない光景が目に飛び込んできた。 土管からマリオ……!? 図らずも、任天堂直営オフィシャルショップ「Nintendo KY

          「Nintendo KYOTO」で脳がバグった話

          2023年12月に出会った本と年間おすすめマンガアプリ作品

          2024年である。年は明け、2024年の目標を立てて公開したにも関わらず、2023年12月に関する記事を書いて投稿しようとしている。なぜだ。 noteをはじめた当初から、毎月読んだ本をまとめて翌月の初旬に投稿するという試みを(ところどころ中断しつつも)やってきたが、年が明けたタイミングにおいてはいささか違和感がある。新年早々に昨年を振り返るのもどうなのか。昨年のうちにやっておけばいいのに、と内なる自分が私を責め立てる。 いったんそれは来年の課題にしつつ、とにかく2023年

          2023年12月に出会った本と年間おすすめマンガアプリ作品

          眠れないこんな暗夜で2024年にやりたいことを考えてみた

          目標を立てるのが苦手だ。むしろ得意な人いるのかと疑問に思うまである。自分の今の状態や立ち位置に対してあるべき姿を考え、そこから「この時点でこうなっておきたいな〜」と思って設定するのが目標であると、なんとなくは感じている。でも、そもそも「自分が今どんな状態なのか」が分からん。どうなりたいかも、分からん。 そういえば、小学校高学年〜中学生のとき書き初めで「新たな年の目標を書きましょう」なんて宿題が出たのを思い出す。別に定めたい目標なんてないので、国語便覧を見てかっこよさそうな四

          眠れないこんな暗夜で2024年にやりたいことを考えてみた

          京都一人旅で出会った、あの美酒のひととき

          年末である。夫が風邪でダウンしているので、ひとりでテレビの特番を見ながらちょこちょこと掃除をしたりする。手の届く範囲をササっと片づけるくらいなので、大掃除というにはあまりにも頼りないが、そんな年末も良いだろう。 本棚のほこりを払っていると、1冊の旅行ガイドブックが出てきた。タイトルは「京都ひとり旅」。そしてそこには1枚の大判な紙が挟まっていた。 これ、私が社会人2年目のときの京都一人旅で使った地図だ。 開くと、詳細な京都観光地図に細かな字で書き込みがされている。赤文字で

          京都一人旅で出会った、あの美酒のひととき

          今こそ聴きたい、official髭男dismインディーズ曲<後編>

          なんやかんやしているうちに、前編から相当な時間が経ってしまった。前編の投稿日時が2022年6月25日。そして今日は2023年12月27日。 1年半ぶりの後編である。むしろ今になってよく投稿しようと思ったな? 2023年、ライブ活動休止の報がありつつも、それにも関わらず素晴らしい曲をリリースしてくれたOfficial髭男dism(でも、藤原さんの声は国宝だからご無理だけはしないでほしい)。 そして12月に入り、「news zero」で久しぶりの歌唱を見せてくれたり、主題歌

          今こそ聴きたい、official髭男dismインディーズ曲<後編>

          ムビナナの円盤発売によせて愛と感謝を伝えたい

          気づけば自分は、大変内向的なオタクである。 大好きなコンテンツに浸り喜びを噛み締め、特に誰かと感想を共有することもせず、自分の胸のうちにひしひしとクソデカ感情を養い、いつの間にか推しに対する感情は凝結し結晶化している。気づいたらそこにはオタクとしての思いがまるで宝石のように……といえば聞こえは良いが、ただのめんどくさくてこじらせている人間である。 だがそれもここ2年半くらいの話である。元々は、本と漫画が好きで、ごく普通の日常生活を送っていた人間であったはずなのに、この2年

          ムビナナの円盤発売によせて愛と感謝を伝えたい

          スグリくんに見るかつてのライバルのおもかげ(「ポケモンSV・ゼロの秘宝」感想)

          『ポケットモンスタースカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)のDLC「ゼロの秘宝」前・後編のストーリーをクリアした。 新たなフィールド、新たに出会う登場人物ポケモン、そして個性豊かな登場人物たちに、プレイしながらワクワクしっぱなしだった。 しかし、クリアして以降も喉元に刺さった魚の小骨のように引っかかる存在がいる。 そう、スグリくんである。 本投稿は、ゼロの秘宝の思い出を振り返りつつ、スグリくんに感じた感情をちまちまとまとめたものである。 なお、スグリくん

          スグリくんに見るかつてのライバルのおもかげ(「ポケモンSV・ゼロの秘宝」感想)

          「最終回先送り癖」をやめたい2023年11月に出会った本など

          大好きな作品の最終回、読むのをためらってしまう人って、どれくらいいるのだろう。 タイトルの通り、私はめちゃくちゃ先送りにするし、正直なところ最終回を迎えて数年経つのに、読了できていない本すらある。しかも最終巻を購入しているにも関わらず、である。 もし『アメトーーク!』で「最終回先送り芸人」なる企画があれば、ひな壇最前列で熱量高めにトークできる自信があるほどだ(そんな企画、ないよ)。 例えば、大好きなマンガの『ちはやふる』は最終回を読みはじめるのになんだかんだで数週間かか

          「最終回先送り癖」をやめたい2023年11月に出会った本など