しがない経営学徒

21歳|男|都内大学の経営学部に通う3回生|現在休学中です|これまで3年間でおよそ30…

しがない経営学徒

21歳|男|都内大学の経営学部に通う3回生|現在休学中です|これまで3年間でおよそ300冊ほどの本を読んできました|大学生から20代前半の方に向けて読んで面白かった本について紹介しています|Xアカウント→@shiga_keieigaku

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    大学生が日々気になったことを少しだけ深く考えて記事にしています。意外な気づきのお供になれば嬉しいです。

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    読んだ本の書評を集めたマガジンです。

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自己紹介

こんにちは! このnoteに遊びにきていただきありがとうございます! この記事では私「しがない経営学徒」とは一体何者なのか、どんなnoteを書いているのかなどを紹介してきます。 もし面白い!と思っていただけたらぜひフォローお願いします! 私は一体何者?? 私の名前は「しがない経営学徒」と言います。 名前はYoutubeで活動されている「しがない数学徒」さんが好きだったので、それを自分の専攻に変えて使わせていただいています。 年齢は21。現在大学三年生です。本来今

    • 【コラム】 GWで必ず読みたい10冊

      こんにちは!! ゴールデンウィークいかがお過ごしでしょうか? 昨日はお天気が悪かったですがここからは晴天が続くみたいで、楽しい休日が過ごせそうですね。 さて、今日は残りのゴールデンウィークで読みたい本を10冊紹介していきたいと思います!! 学校や仕事があるとなかなか本を読む時間がない!という人もこの休日にゆっくり読書してみるのもいいのではないでしょうか? 今日は自分がこれまで読んできた本の中から、ぜひこの休日で読んでみてほしい本を10冊、紹介しようと思います。 す

      • #20 【書評】独学の思考法

        今日紹介する本は、山野弘樹氏著の『独学の思考法』である。 本書は、そもそも「考える」というのはどういうことなのか?という哲学的な視点から出発し、自らの頭を使い考える方法について紹介していく本である。 本書を読むことで、「自分で頭を使って考える」というのはどういうことなのか?というのがわかってくると思う。 考えるとはなんなのか? 本書は紹介されている具体的な方法が参考になることは言うまでもない。しかし、本書の中心となる部分はそこではないと私は思う。 本書で本当に意味が

        • 【コラム】どうすれば「継続」できるのか、論理的に考えてみた

          こんばんは! 新年度が始まってもう1ヶ月経ちますね。皆さんいかがお過ごしでしょうか?大学に進学した新入生、新卒の社会人の方々、1ヶ月経ってそろそろ慣れてきた頃でしょうか? 2024年がもう3分の1終わってしまっていることに恐怖を覚えています(笑) さて、今日のコラムは「継続」について考えてみようと思います。というのも、新年度が始まるにあたって、読者の皆さんの中にも「これを頑張ろう!」と思って始めてみたものの、もうすでに継続できていない、という三日坊主の方がいるのではない

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          #19【書評】世界は経営でできている

          「世界は経営でできている」。なんとも奇妙な題名である。人によっては世界は「経営=金儲け」でできていると思ってなんと資本主義的な題名だろうと思うかもしれない。 しかし読めばわかってくる。確かに世界は経営でできていると。 さて、今日紹介する本は岩尾俊兵氏著、講談社現代新書の「世界は経営でできている」である。 本書は経営学者である著者が、我々が普段生活していると起こってくるさまざまな問題が実は「経営」によって解決できるということを豊富な例と、ウィットに富んだ文章で紹介してくれ

          #19【書評】世界は経営でできている

          【コラム】 第一志望落ち大学生が3年で300冊の本を読んで変わったこと

          こんばんは! 最近は本格的に暖かくなってきて公園で青空読書でもしようかな〜?と思う今日この頃です。(って言いつつ結局自分の部屋で読んでるんですけどね笑) さて、今日は自分が大学生になりたての頃と今を比べて、本を読んだことで何が変わったのかな?ということを考えてみたいと思います。 自分としてはいつの間にか本を読むことが習慣化していたので、今となっては逆に読書していなかった時の生活が想像できません。 しかし読書をしてみて明らかに変わったなと思うことはたくさんあるので、それ

          【コラム】 第一志望落ち大学生が3年で300冊の本を読んで変わったこと

          #18【書評】USJを劇的に変えた、たった一つの考え方

          日本における、テーマパークといえば皆さんはなんと答えるだろうか? きっと「東京ディズニーリゾート」と「ユニバーサルスタジオジャパン」のどちらかだろう。 しかし実はUSJは最初ディズニーの足元にも及ばない存在だったことをご存知だろうか? そしてそんな存在だったUSJを今の地位まで押し上げたのが、今回紹介する本の著者森岡毅氏である。 経営学・商学を専攻している学生やビジネスマンにとっては知らない人はいない有名人で、彼の代名詞が「マーケティング」なのだか、今回紹介する本はま

          #18【書評】USJを劇的に変えた、たった一つの考え方

          【コラム】 なぜ読書をするのか?

          私はどうして本を読み始めたのだろうとふと思う時があります。 というのも、私は高校の頃までは読書なんて一切していない、部活一筋な脳筋男子学生だったんです。 それがどういうわけか今は読書をして、さらにその感想を文章にしてnoteに書いている始末です。 読書をするようになってからは、むしろそれが普通になってきていたのでどうして自分が本を読むようになったのかについて振り返ったことはなかったのですが、ちょうどいい機会なのでここで考えてみようと思います。 なんか暇だな〜と思って

          【コラム】 なぜ読書をするのか?

          #17 【書評】会社という迷宮

          最近は「常識」という言葉が忌避されるようになってきた。多様性という旗印のもと、それぞれの個性や特徴を大切にするという社会的風潮はもちろんいい側面もあると思う。 しかし、あえて言いたい。「常識」というものは我々が社会を構成していく上で最も重要である。常識とは言い換えれば「当たり前」であるが、この当たり前というものの重要性をもう一度見直してみたい。 そして、それには本書「会社という迷宮」がぴったりだと思った。 さて今日紹介するのは長年コンサルティングに携わってきた石井光太郎

          #17 【書評】会社という迷宮

          【コラム】資格よりも暗黙知?!

          こんばんは! 今週も折り返しで、そろそろ新生活が当たり前の生活になってきた頃でしょうか? 私は去年の秋から休学中なのでまあ全然変わらない生活を送っています笑。 さて、今日はどんなコラムを書こうかな?と思っていたのですがふと読んでいたちくま新書の「知識経営のすすめ」から話題を引っ張ってきました。 それが、「暗黙知」についての議論です。 まず暗黙知というのは主観的かつ形態化が難しい知識のことを言います。いわゆる「勘」とか「経験」という形で表されるもので、日本の職人を想像

          【コラム】資格よりも暗黙知?!

          #16 【書評】 愛するということ

          「愛する」とはなんだろうか? 愛するとは人の中でも最も価値のあるものである。第二次世界大戦時の収容所を生き延びた精神科医が自らの体験を心理学的側面から考察した一冊、ヴィクトール・フランクル「夜と霧」にもこんな一節がある。 そう、愛とは人という生き物にとって最も重要な概念であると言える。しかし、そうであるにもかかわらず「では愛とはいかなるものであるのか?」と言われるとびっくりするほど答えられない。 今日紹介する一冊は愛というものがいったいなんであるかに一つの答えを出してく

          #16 【書評】 愛するということ

          【コラム】最強の勉強法

          お疲れ様です! 皆さんは最近なにか勉強していますか? 大学生だと多いのは授業の勉強(いやこれはそうでも無い?笑)か、資格の勉強ではないでしょうか? その時まず調べるのは、「効率的な勉強方法」でしょう。既に合格している人の勉強方法を調べて見たり、本屋に行って様々な勉強方法に関する本を読んでみる。 しかし、いざそこで見た方法をやってみても上手くいかない。そんな経験をあなたもしたことがあると思います。 少なくとも、『最高の勉強法』なんて言う名前のコラムを読んでいるというこ

          【コラム】最強の勉強法

          #15 【書評】体験格差

          皆さんはこの「体験格差」という言葉をそもそも聞いたことがあるだろうか。 経済格差でも教育格差でもなく、体験格差。 自然・文化・社会的に必要である様々な体験を十分に受けることができないことを表現している。 今回はこの第3の格差である体験格差についての本を紹介する。 今井悠介氏著『体験格差』。本書では実際に体験格差に直面している家庭に向けた支援を行っている筆者がデータとリアルな当事者とのインタビューをもとにこの体験格差をなくしていくために必要なことを記している。 実際に

          #15 【書評】体験格差

          【コラム】どっちも大事だよね。

          こんばんは! 皆さんは楽しい週末を過ごせていますでしょうか?? 私はamazonのゴールデンウィークセールで外部モニターをいよいよ導入し、今ちょうどはじめてその画面で作業しています。 やっぱり画面がでかいのはいいですね。作業効率がぐんとあがります。 さて、今回はコラム回です。 今日の題名は「どっちも大事だよね」というちょっと不思議な題名です。 このあとこの題名の理由が少しずつわかってくるのでお楽しみに。 何が本当に重要なのか? 最近書店に行くと、「〇〇が9割」

          【コラム】どっちも大事だよね。

          #14【書評】夜と霧

          今日紹介する本は、ヴィクトール・フランクル著『夜と霧』である。 この本は、もう紹介することもないくらい有名な本だ。第二次世界大戦においてかの有名な「アウシュビッツ強制収容所」を生き延びた著者が、心理学者の立場からその当時の状況を考察していく。 本書について一言で表すならばそれは「希望の書」である。それも表面的な希望ではなくもっと深い、真の意味で希望を持つことの大切さを教えてくれる。 こうして書評を書いていてこんなことを言うのは申し訳ないが、正直これは読んでみないとわから

          #14【書評】夜と霧

          #13 【書評】 Z世代化する社会

          今日紹介するのは、舟津昌平氏著『Z世代化する社会』である。 本書は経営学者である著者が最近の若者にまつわるさまざまな例をもとに、多様な観点から「若者」を観察・考察している。 私自身、現在大学3年の21歳というまさに筆者が見てきている学生と全く同じ世代であり、Z世代ど真ん中である。 本書を手に取ったきっかけは、自分たちZ世代のことをそうではない大人、それも自分の専攻している経営学の先生が一体どのように見ているのか、という興味である。 読んでみて思ったのは、これは今のZ世

          #13 【書評】 Z世代化する社会