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【コラム】 大学生が振り返る、受験に落ちた理由

こんにちは!!

今日は私の受験についてのお話をしていこうと思います。

私は中学までは地元の公立に通っていて、高校大学はどちらも私立の大学に通っています。そして、高校も大学も自分が1番にいきたかった大学ではありません。そう、私は2回受験に失敗しているのです。

そんな筆者が『受験』というものから解放された今(まあ、院試という入試は残っていますが笑)自分が受験に落ちた理由を考えてみようと思います。

そして初めに断っておきますが、私はここで受験のテクニカルな話や勉強方法についての話は一切するつもりはありません。なので、そう言った話が聞きたい方はここでやめてもらっても構いません。(もちろん、もちろんそんな人も読んでほしいですよ!!!!本当に!!)

この理由は、自分が今振り返ると自分の勉強方法とかそれ以前に失敗するであろう理由が見えたからです。なので今回はもっと根本的な部分について考えてみようと思います。


受験時代を振り返る

今回は大学受験に絞って考えます。高校受験も失敗しているのですが、より記憶に新しい大学受験の方がより考察しやすいからです。

まず、私は理系選択でした。また第一志望は国公立大学だったので数学と物理、化学を選択していました。ちょうどセンター試験から共通テストに移り変わった年に受験を受けています。

高校時代はとにかく部活一筋でした。運動部に所属していた私は日々部活に明け暮れ、練習以外にも学校のジムでトレーニングをしたり、たくさんご飯を食べて体重を増やしたりととにかく部活に全てを捧げていた高校生活だったと言えます。

さて、勉強はどうかといえばまあひどいもんで、テスト前だけ慌てて勉強すると言った調子。毎回テストは芳しい成績ではありませんでした。

そして、高二の最後にコロナが直撃します。そのまま高三の夏まで学校はリモート授業でした。そして、このリモート期間も大概な生活をしていたので勉強時間は全く確保できていません。

高三の夏までは塾に一切通っていませんでしたが、さすがに夏期講習から予備校に通いはじめます。そのまま受験が終わるまで通っていました。

振り返ってみると、結局受験勉強を始めてからも大した時間を勉強できていませんでした。多くて10時間くらい。平均すれば7時間くらいがいいところです。(受験を経験した人ならわかると思いますが、この時間は別に全く多いわけではありません。やる人はアベレージ10時間以上やっています)。

そして結局第一志望には受からず、今の大学に通うことになりました。ただ、私の場合出願の段階で「受かったとして行きたい大学以外は受けない」と決めていたのでそもそも3校しか出していませんでした。なので、今行っている大学も自分で行きたいと思った学校の一つです。

こんな感じで、まあなんか中途半端な受験生活でした。

なぜ自分は勉強をできなかったのか?

さて、こうなると考えなければいけないのはどうして自分が受験勉強をすることができなかったのか?ということです。

今振り返ると考えられる理由は二つです。

一つは「受験の勉強を好きになれなかったから」、もう一つは「あまりに目標が短期的すぎたから」。一つずつ解説します。

まず一つ目の理由に関して言えばそのままです。私は受験の勉強を楽しいと思うことができませんでした。ただここで注意してほしいのは勉強している内容がつまらなかったのではなくて、「受験」の勉強が面白いと思えなかったのです。これは二つ目の理由にもつながりますが、高校の勉強というのは「受験」という目標に向かって行われます。これがどうにも肌に合わなかったのです。

そして二つ目に関しては、受験という近い目標に最適化されすぎていて自分がやりたいように勉強することができなかったというのがあります。あまりに短期最適化されすぎているのです。自分の意思とか、やりたい勉強方法とか関係なくとにかく効率よく、合格に向かって勉強するやり方がどうしてもやる気になれませんでした。

ここまで読んでもらうと「なんだ、自分が落ちた言い訳じゃないか」と思うかもしれません。もちろん私も自分ができることなら「受験」という目標に向かってがむしゃらに頑張れる性格でありたかったと思います。

ただ、どうしてもそれができなかったのです。もうこれは自分の性格というか、気質というしかありません。私は「受験」という競争に最適化することができませんでした。

大学の勉強は楽しい

私にとって幸運だったのは、自分が選んだ専攻である経営学という学問が自分にとって面白いものだったことです。また、この先受験する受験生に唯一言いたいのは「学部選びはなんとなくでいいから興味あるところに行った方がいい」ということです。

当たり前ですが、学部によって学べることは全く違います。自分が興味ないところに行ってしまうと4年間の大学を無駄にすることになりかねません。

また、大学に入ってから自分がやりたい勉強をたくさんしてほしいです。それは別になんでも構いません。資格勉強でもいいし、料理とか音楽とか実践的なものでもいいでしょう。

私の場合は目標とか期限とか関係なく自分が面白いと思うものであればずっと勉強することができます。その性格のおかげで三年でたくさんの本を買って読みましたし、今では経営学と並行してCSの勉強もしています。

自分が好きな勉強をしよう

大学から先は高校までのように何かのために強制的に勉強する必要はありません。もちろん資格を取ることが求められる仕事なら強制的に勉強しなければならないかもしれませんが、割合としては多くありません。

自由な勉強は楽しいものです。色々なしがらみから解放されて純粋に自分が面白いと思えるものを勉強している時が1番楽しいですし、なんとも言えない充実感が湧き上がってくるものです。

ぜひ、皆さんも自分の好きを見つけて楽しく勉強してみてください。

ではまた。

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