平野啓一郎

小説家。小説『マチネの終わりに』『ある男』、エッセイ『私とは何か 「個人」から「分人」…

平野啓一郎

小説家。小説『マチネの終わりに』『ある男』、エッセイ『私とは何か 「個人」から「分人」へ』『「カッコいい」とは何か』等。最新長篇『本心』2021年5月26日単行本刊行!公式メールレター。☞ http://k-hirano.com/mailletter

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  • 平野啓一郎|音声・動画など

    JFNラジオ『平野啓一郎のそろそろいい時間』での作品の朗読、『マチネの終わりに』の対談企画などの音声や動画を更新中!

  • 平野啓一郎|小説『ある男』

    平野啓一郎の最新長編小説『ある男』。愛したはずの夫は、まったくの別人であった。「マチネの終わりに」から2年。平野啓一郎の新たなる代表作! ーー

  • 平野啓一郎|5月26日刊行!最新長篇『本心』

    現在、北海道新聞、東京新聞、中日新聞、西日本新聞にて、長編小説『本心』連載中。Web(各新聞社ニュースサイト)でも、4日遅れでお楽しみいただけます。 平野啓一郎による、『かたちだけの愛』『マチネの終わりに』に次ぐ3回目の新聞連載。『本心』の沼に是非どうぞお進みください。『本心』特設サイト☞ https://k-hirano.com/honshin 『マチネの終わりに』、『ある男』に引き続き、愛と分人主義の物語であり、その最先端となる最新長編『本心』(文藝春秋社)が5月26日刊行決定!🎊 5月26日の発売日に確実に手に取っていただけますよう、お馴染みの書店さん、電子書店さん、Amazonをチェックいただけましたら幸いです! 『本心』特設サイト☞ https://k-hirano.com/honshin

  • 飯田橋文学会 現代作家インタヴュー

    飯田橋文学会+東大図書館+東大UTCPによる現代作家のインタヴュー・シリーズ。ダイジェストは無料、全篇は有料ですー。

  • 平野啓一郎|新書『「カッコいい」とは何か』

    平野啓一郎が、小説を除いて、ここ十年間で最も書きたかった『「カッコいい」とは何か』。7月16日発売に先駆けて、序章、終章、そして平野が最も重要と位置付ける第3章、4章を限定公開。 「カッコいい」を考えることは、「いかに生きるべきか」を考えることだ。

最近の記事

【初の公式対談】平野啓一郎×中村文則──最新作『列』とドストエフスキーを語る【文学の森1カ月お試しプラン】

平野啓一郎のナビゲーションで世界文学を読み深める「文学の森」。 2024年3月のライヴ配信は、小説家・中村文則さんをゲストにお招きします! 同年代の二人の小説家による、初めての公式対談。昨年10月に刊行されたばかりの最新作『列』について、そしてお二人とも大きな影響を受けたドストエフスキー文学について。たっぷりをお話を伺います。 【今なら1カ月お試しプランも】 ▶︎イベントご参加はこちら 🌳 平野啓一郎による文学解説が毎月聴ける【文学の森】で、1カ月目のみ会員料金を【¥1

    • 【五大長編を一挙紹介!】平野啓一郎×亀山郁夫が語るドストエフスキー入門

      平野啓一郎のナビゲーションで世界文学を読み深める「文学の森」。 2024年2月のライヴ配信は、翻訳者の亀山郁夫さんをゲストにお招きして、対談形式でドストエフスキー文学を語ります📖 亀山さんは、日本を代表するロシア文学研究者であり翻訳者。ドストエフスキーの五大長篇すべてを一人で完訳するという、驚くべき偉業を成し遂げられた人物です。 ドストエフスキーに人生を捧げたといっても過言ではない亀山さんだからこそ語れる、究極の「ドストエフスキー入門」。 今回は、五大長編のあらすじや魅

      • 【無料公開トークイベント】印象的な「一節」から平野作品を紹介!《デビュー25周年特別企画》

        【無料ライヴ配信】印象的な「一節」から平野作品をご紹介📚 1998年に『日蝕』で芥川賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタートさせた平野啓一郎。2023年はちょうど25周年にあたる節目の年でした。 このたび、25周年の締めくくりを記念して、これまでに発表された小説作品やエッセイから、印象的な「一節」を振り返る無料ライヴ配信を開催することにいたしました! デビュー作『日蝕』から最新長篇『本心』、エッセイ、単行本未収録の短篇まで。読者の皆様が選んだ印象的な「一節」を取り上

        • 平野啓一郎×島田雅彦が語る安部公房文学──『箱男』を中心に【文学の森1カ月お試しプラン】

          ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶり、都市を彷徨する箱男は、覗き窓から何を見つめるのだろう。一切の帰属を捨て去り、存在証明を放棄することで彼が求め、そして得たものは…? 日本文学史に輝く天才作家、安部公房。満州に育ち、東大医学部を卒業したのち、創作活動へ……異色の経歴を持つ孤高の作家は、ちょうど来年、生誕100周年を迎えます。 現役小説家の中にも、影響を受けたことを公言する方は多く、平野啓一郎や島田雅彦さんもそのうちの一人。 『砂の女』、『箱男』、『壁』、『他人の顔』な

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        • 平野啓一郎|論考集『考える葦』
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          新作短篇『息吹』がAudibleで10月27日配信開始🎧【オーディオファースト小説】

          平野啓一郎の新作短篇『息吹』が、Amazonオーディブルで配信開始しました🎊 ▶︎Audible作品ページはこちら🎧 ▶︎冒頭試し読みはこちら📖 本作は、世界最大級のオーディオブック配信サービス「Audible」で最初に配信され、一定期間後に書籍としても発売される「オーディオファースト作品」。朗読を務めるのは、声優の立花慎之介です。 さらに!配信スタートを記念して、冒頭部分を特別公開いたします🎉 まずはテキストで試し読みをして、当たり前の日常が静かに崩れていくような、美

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          【平野啓一郎オリジナルアイテム】「一節週めくり カレンダー2024」と「生産性手帳2024」が同時発売🎊

          平野啓一郎作品に登場した53節を楽しめる文庫本サイズの「一節週めくりカレンダー2024」、そして平野啓一郎が実際に愛用する「生産性手帳2024 オリジナルカバーversion」。 本日、2つの平野啓一郎のオリジナルアイテムが販売開始となりました! ▶︎特設ページはこちらから 1.《10月31日までの期間限定予約受付》 1年かけて珠玉の53節をお届け「一節週めくりカレンダー2024」 平野啓一郎の小説作品・エッセイに登場した、印象的な文章の一節に触れることができる、文庫

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          【文学の森】平野啓一郎・島田雅彦が安部公房の伝説的名作『箱男』を解説!📦

          ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶり、都市を彷徨する箱男は、覗き窓から何を見つめるのだろう。一切の帰属を捨て去り、存在証明を放棄することで彼が求め、そして得たものは…? 平野啓一郎の解説で古今東西の文学作品を読み深める「文学の森」 10月からの「深める文学作品」は…安部公房『箱男』(新潮文庫)です!(Amazonはこちら) 日本文学史に輝く天才作家、安部公房。満州に育ち、東大医学部を卒業したのち、創作活動へ……異色の経歴を持つ孤高の作家は、ちょうど来年、生誕100周年を迎

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          平野啓一郎が語る『三島由紀夫論』──虚無を脱するために出した答えとは【小林秀雄賞受賞記念🎊】

          平野啓一郎が文学に目覚めたきっかけであり、最も大きな影響を受けた作家でもある三島由紀夫。その四つの代表作を精読することで三島の思想をスリリングに解き明かした『三島由紀夫論』が、第22回小林秀雄賞を受賞しました(詳細はこちら)。 今回は受賞を記念して、平野啓一郎自ら『三島由紀夫論』について語ったインタヴューを無料公開いたします。 三島由紀夫、大江健三郎、そしてその二人に多大な影響を受けた平野啓一郎。「虚無からの脱出」という共通する問題意識に対して、三人はどのような答えを出し

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          平野啓一郎×金原ひとみ——19年ぶりの公式対談を「文学の森」で開催🎊【9月16日(土)自由が丘にて】

          🔔 平野啓一郎による文学解説が聴ける「文学の森」で、初となるオフラインイベントが開催! 🔔イベントは【9月16日(土)16:00〜】自由が丘駅付近にて開催されます。 🔔会場参加が難しい方は、【9月20日(水)20:00〜】よりオンライン開催のプレミア視聴会をお楽しみください! ———————————————————————————————————— 2021年4月のオープン以来、計28回に及ぶライヴ配信を開催してきた「文学の森」。このたび、待望のオフラインイベントを初開催い

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          平野啓一郎が翻訳者の視点から語る!オスカー・ワイルド『サロメ』の読み方【文学の森1カ月お試しプラン】

          🔔 小説家・平野啓一郎による文学解説が毎月聴ける「文学の森」で、ワイルド『サロメ』(光文社古典新訳文庫 / 平野啓一郎・訳)を解説するライブ配信を開催します。【7月28日(金)19:30〜】 🔔 まずはこのライブ配信だけ聴いてみたいという方に向けて、お得な「1カ月お試しプラン」をオープンします! 19世紀末を生きた耽美派の文豪、オスカーワイルド。その代表作である『サロメ』は、かつては森鷗外が翻訳し、リヒャルト・シュトラウスがオペラ化し、三島由紀夫が生涯にわたって愛読し……

          平野啓一郎が翻訳者の視点から語る!オスカー・ワイルド『サロメ』の読み方【文学の森1カ月お試しプラン】

          平野啓一郎が語る『三島由紀夫論』の核心、キューバ滞在で感じた社会主義の話など【文学の森1カ月お試しプラン】

          平野啓一郎のナビゲーションで、古今東西の世界文学の森を読む【文学の森】。月に一度のライブ配信で、平野啓一郎が文学解説を行っています。 2023年6月30日のライヴ配信は、特別フリートーク回! 平野啓一郎が今一番語りたいことについて話しつつ、参加者の皆さんから寄せられた質問に答えます。 課題作のないフリートークですので、初めて参加される方や、事前に本を読む時間の取れない方でも、気軽にご参加いただける回です。 【著者自ら語る『三島由紀夫論』の核心🖋】 今回、最大の聴きど

          平野啓一郎が語る『三島由紀夫論』の核心、キューバ滞在で感じた社会主義の話など【文学の森1カ月お試しプラン】

          【貴重な自筆原稿も公開】東京大学の阿部賢一さんをゲストに招いて大江健三郎文学について語ります。【文学の森】

          平野啓一郎のナビゲーションで、古今東西の世界文学の森を読む【文学の森】。4月から5月のテーマ作は、大江健三郎さんの『セヴンティーン』『不意の唖』です。 5月26日のライヴ配信は、東京大学准教授の阿部賢一さんを招いての対談形式。小説家×研究者による対談で、大江文学の魅力を深掘りします! 阿部賢一さんは、主にチェコ文学の研究で有名な方ですが、大江さんの自筆原稿や校正ゲラを管理するプロジェクト「大江健三郎文庫」の運営担当でもあります。 今回は、独特な書き込みや修正が多く伝説的

          【貴重な自筆原稿も公開】東京大学の阿部賢一さんをゲストに招いて大江健三郎文学について語ります。【文学の森】

          「文学の森」で、大江健三郎『セヴンティーン』『不意の唖』をテーマ作として読み深めます。

          平野啓一郎のナビゲーションで、古今東西の世界文学の森を読む【文学の森】。4月から5月のテーマ作は、大江健三郎さんの『セヴンティーン』『不意の唖』です。 平野啓一郎がデビュー前から作品を愛読し、「天才すぎて嫌になる」というほど敬愛してやまない大江健三郎さん。その名作の数々の中でも、特に衝撃を受けたという初期短篇『セヴンティーン』『不意の唖』の二作を取り上げることに決定しました。 そして、テーマ作を発表した矢先、大江さんが先月3日に逝去され、図らずも追悼企画のような形になって

          「文学の森」で、大江健三郎『セヴンティーン』『不意の唖』をテーマ作として読み深めます。

          【『ある男』や『本心』も】平野啓一郎の電子書籍6作が50%オフ! GWのKindleフェアが4/21(金)〜5/12(金) 開催中です。

          4月21日(金)〜5月12日(金)まで、Kindleストアにて平野啓一郎の電子書籍6作品が一挙セールとなります。 累計60万部のロングセラー『マチネの終わりに』や、日本アカデミー賞8冠で話題沸騰の『ある男』、そして渾身の最新長篇『本心』。その他エッセイや新書も合わせて選りすぐりの6作をいずれも【50%オフ】に思い切ってお値引きしています。 この機会をお見逃しなく! 👉平野啓一郎のKindle著作一覧はこちら。  ▼ 対象作品一覧 ①『本心』 ¥1800 ➡︎ ¥900

          【『ある男』や『本心』も】平野啓一郎の電子書籍6作が50%オフ! GWのKindleフェアが4/21(金)〜5/12(金) 開催中です。

          【日本アカデミー賞最多8部門で最優秀賞🎉】 平野啓一郎×石川慶監督─『ある男』をめぐる対談を特別公開 【原作小説の試し読みも】

          平野啓一郎の長篇を原作とする映画『ある男』が、第46回日本アカデミー賞で作品賞含む8部門で最優秀賞を受賞しました🎉 この快挙を記念して、平野啓一郎と石川慶監督による対談を特別公開いたします! 妻夫木聡さんを主役にキャスティングした理由や、「柄本明さんの演技が凄すぎて演出を変更した」という撮影の裏話も…。小説と映画の表現の違いについても着目しながら、『ある男』について語り合いました。 ※この記事は、平野啓一郎をナビゲーターとして、古今東西の世界文学の森を読み歩く文学サーク

          【日本アカデミー賞最多8部門で最優秀賞🎉】 平野啓一郎×石川慶監督─『ある男』をめぐる対談を特別公開 【原作小説の試し読みも】

          【日本アカデミー賞最多8部門で最優秀賞🎉】平野啓一郎『ある男』の序文を公開!

          平野啓一郎の長篇を原作とする映画『ある男』が、第46回日本アカデミー賞で作品賞含む8部門で最優秀賞を受賞しました🎉 この快挙を記念して、原作小説の序文をnoteで無料公開します! 「人生のどこかで、全く別人として生き直す」という主題を描き切った傑作長篇。 読み進めるうちに、「ある男って、まさに自分のことじゃないか」と思い当たるかもしれません。 平野啓一郎『ある男』  この物語の主人公は、私がここしばらく、親しみを込めて「城戸さん」と呼んできた人物である。苗字に「さん

          【日本アカデミー賞最多8部門で最優秀賞🎉】平野啓一郎『ある男』の序文を公開!