平野啓一郎×島田雅彦が語る安部公房文学──『箱男』を中心に【文学の森1カ月お試しプラン】
ダンボール箱を頭からすっぽりとかぶり、都市を彷徨する箱男は、覗き窓から何を見つめるのだろう。一切の帰属を捨て去り、存在証明を放棄することで彼が求め、そして得たものは…?
日本文学史に輝く天才作家、安部公房。満州に育ち、東大医学部を卒業したのち、創作活動へ……異色の経歴を持つ孤高の作家は、ちょうど来年、生誕100周年を迎えます。
現役小説家の中にも、影響を受けたことを公言する方は多く、平野啓一郎や島田雅彦さんもそのうちの一人。
『砂の女』、『箱男』、『壁』、『他人の顔』など数々の名作で知られますが、なかでもアイデンティティを主題にした『箱男』は、平野啓一郎が『ある男』を書く際にも参考にした作品です。
今回は、作品への理解はもちろんのこと、生前の安部公房氏とも親交のあった島田雅彦さんをゲストにお招きし、安部公房文学の本質や魅力、そして『箱男』という怪作の楽しみ方を対談形式で解き明かします。
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担当:岡崎
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