マガジンのカバー画像

Technology

29
運営しているクリエイター

#ホリエモン

日本の空を強くするLSA革命

日本の空を強くするLSA革命

今日は朝から、モノづくりで有名な町、新潟県の燕三条へ。実は初訪問だったりするのだが、今回の訪問の目的は『ATRヤマト』社。同社は日本では珍しく「LSA」という小型飛行機の一種のカテゴリを作ろうとしている会社だ。LSAは「Light Sport Aircraft」の略称でTC(型式認定)が必要なく、ライセンスも簡易な試験で取れる画期的なカテゴリとしてアメリカなどで法制化されている。

LSAカテゴリ

もっとみる
小型航空機に乗って感じる時間活用と気づき

小型航空機に乗って感じる時間活用と気づき

今日は朝からホンダジェットでの移動。八尾空港から松本空港までのフライトだ。昨晩は神戸の美味しいレストランに誘われていたのだが、今日は午前中から長野県東御市で田植えがあるので、移動手段がこれしかないわけだ。

そんな時にはめちゃくちゃ重宝するのがプライベート機。ものの数十分で松本空港にランディングすることができた。

※この続きや日々更新される記事の全文は、個別購入以外にnoteにて月額864円の『

もっとみる
飛行試験に成功したSpaceXの次なる一歩

飛行試験に成功したSpaceXの次なる一歩

日本時間の昨晩実施された『SpaceX』が誇る史上最大の宇宙船「スターシップ」の打ち上げが圧巻だった。
打ち上げが行われたのは、テキサス州ボカチカ。ここはメキシコ湾に面していて、南や東の方角に同時にロケットの打ち上げができるアメリカでも珍しい場所だ。そしてこの場所に「スターベース」という、ロケットを射出するための基地が形成されている。

※この続きや日々更新される記事の全文は、個別購入以外にnot

もっとみる
「未来がきたな」と感じさせるデバイス

「未来がきたな」と感じさせるデバイス

2月に米国で発売された『Apple Vision PRO』をやっと開封した。日本では未発売の端末ではるものの実は先月に届いていたのだ。しかし、無線を扱うには技適証明というのが必要でこのハードウェアは日本の技適を取っていないので、総務省に特別に申請して許可をもらわないと使ってはいけなかったので時間がかかっていたのである。

※この続きや日々更新される記事の全文は、個別購入以外にnoteにて月額864

もっとみる
「GPT-4o」発表とアプリの未来

「GPT-4o」発表とアプリの未来

AIを手掛けるトップランナーOpenAIが新しいAIモデル「GPT-4o」を発表した。
末尾に付いている“o”は「omni」のoらしい。画像やテキストなど異なる種類のデータを一度に処理できるマルチモーダルで、簡単に言うと、例えば人間の音声からダイレクトにAIの音声とコミュニケーションができたりするようになっている。これまでは、人間の音声から一旦テキストにして処理を行い、再度テキストから音声に変換を

もっとみる
夢物語ではない世界最小クラスの宇宙船

夢物語ではない世界最小クラスの宇宙船

昨日に引き続き、『ニコニコ超会議』へ。今日は元『JAXA』の職員である野田さんとトークイベントに登壇した。そういえば彼も本格的に我が『インターステラテクノロジズ』(以下、IST)に入社し、主に超小型人工衛星フォーメーションフライト技術を担当している。

トークイベントでは、その辺の具体的な話になったのだけど、話の最後のほうで有人宇宙カプセルの話が突然出てきた。それが非常に面白かったし、やはり有人宇

もっとみる
ロケット開発は、なにも特別なものではない

ロケット開発は、なにも特別なものではない

今年も『ニコニコ超会議』に参戦! 「超宇宙開発ブース」の展示とトークショーを行う。
私が参画する宇宙関連事業『インターステラテクノロジズ』(以下IST)のブースも展開している。
今年はロケットの開頭試験と真空試験を行ったCFRP製のフェアリング、燃焼試験に成功した再生冷却燃焼器COSMOS-v1をメインで展示。その他、ロケットの発射ボタンを押したら映像が流れる展示も用意した。

IST採用情報はこ

もっとみる
宇宙関連事業に差し込みつつある光

宇宙関連事業に差し込みつつある光

宇宙関連事業を展開する『インターステラテクノロジズ』社では、新型ロケットZEROの開発が佳境を迎えている。ロケットエンジンの心臓部ターボポンプの冷走試験がコンプリートし、夏には熱走試験を行う。その過程は順調に推移しているし、4月からはかなり強力な技術的な布陣も出来てきた。

先日は北海道大樹町のスペースポート整備について、岸田首相と北海道鈴木知事が整備促進についてお話をされたそうだ。

※この続き

もっとみる
クリエーターはAIの時代にどう向き合えばいいのか?

クリエーターはAIの時代にどう向き合えばいいのか?

広告クリエイターが必要なくなる時代が到来している。時代の流れというのは残酷だ。
『オタ恋』というサービスをご存知だろうか。その広告クリエイティブには、AIが作り出したロリ系美少女とピザデブ系男子のツーショット写真が使われている。パロディネタも織り込んで作られているだけでなく、その出来栄えも良いことからSNS上などでバズっているので知っている人も多いだろう。

この広告クリエイティブはいろんなバリエ

もっとみる
後付けソリューションだけで9兆円の市場

後付けソリューションだけで9兆円の市場

昨日は初めてアメリカ、オレゴン州ポートランドを訪問した。数年前までイケている街として人気だったが、新型コロナ以降治安が悪くなったという話のある場所だ。でも、実際に足を運んでみるとそうでもない。
どちらかというと、ザ・資本主義のアメリカにあって、リベラル中心の全国チェーンのお店があまりない街である。

その際、旧知の本間さんがシリコンバレーで起業したスマートホームソリューション企業の『HOMMA』が

もっとみる
【AI】LLMが嘘を吐く問題の解決策とは?

【AI】LLMが嘘を吐く問題の解決策とは?

ミュージカル『クリスマスキャロル2023』では、新しいチケットとして、YouTube『ホリエモンチャンネル』のPR動画出演権と20席分の食事付きチケットをセットで200万円で販売開始しました。限定2枠なのでお早めに!

昨日は、ドワンゴ創業者で『N高等学校』を立ち上げた川上量生さんとAIの話をした。とても面白かったので要点を書くと、二重支配の構造がこの世界では安定するという話がベースにある。
例え

もっとみる
スマホファーストで国境レスの働き方をしてみる

スマホファーストで国境レスの働き方をしてみる

そろそろスマホファーストの働き方を考えた方が良さげな気がしませんか?
クリエティブ職やプログラマーなどはともかくとして、ホワイトカラーのほとんどの人が従事している業務は、スマホで完結できると感じている。というのも、私が既に数年間スマホのみで仕事しているからだ。
でも世の中の多くの人はパソコンを使っている。

パソコン仕事のストレスで一番大きいのは、パソコンを開く、ネットに繋ぐみたいなオーバーヘッド

もっとみる
日本のマリンレジャー再生の鍵となるもの

日本のマリンレジャー再生の鍵となるもの

ウェイクボードは、かつて専用のボートで引っ張るという特殊なものではなく、一般的なボートやジェットスキーで引っ張っていた時代があった。その当時は、引き波(ウェイク)がそんなに大きく立たなかったため、滑るのも一苦労だった感がある。
しかし、アメリカを中心にして、新たにバラスト水を注入するボートが登場したことで、その状況は一変した。さらに驚くべきことに、左右のバランス調整も可能になったおかげで、以前より

もっとみる
ミスリードの終焉と、真実のコミュニティ

ミスリードの終焉と、真実のコミュニティ

Twitterのコミュニティノート機能は、めちゃくちゃ役に立っている。特に左派のインチキ言説が袋叩きに遭っている感がある。多くの情報が行き交う中、正確な情報を入手できるようにすることを目的としているのが、このコミュニティノート機能の真骨頂だ。

アメリカでは、左派のインフルエンサーが軒並みイーロン・マスクの行動を糾弾し、まるでTwitterが経営危機に陥っているかのような風説が飛び交っている。しか

もっとみる