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北米・南米映画

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アメリカ、カナダ、メキシコ、キューバ、ブラジル、アルゼンチン、チリなど南北アメリカ大陸の映画のまとめ
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2023年4月の記事一覧

シン映画日記『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

シン映画日記『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』

ユナイテッド・シネマ浦和にてコンピュータ・アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を見てきた。

ご存知、任天堂のファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」の映画化で、1986年の日本のアニメーション映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』、1993年のアメリカの実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』に次いで3作目で、30年ぶりの映画作品となる。

ブルック

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シン映画日記『聖闘士星矢 The Beginning』

シン映画日記『聖闘士星矢 The Beginning』

ユナイテッド・シネマ浦和にて漫画「聖闘士星矢」が原作の実写映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見てきた。

いやー、酷い、酷い(笑)。
これ、「聖闘士星矢」のタイトルをつける意味が不明。

スラム街の地下闘技場で闘っていた星矢はアルマン・キドに「小宇宙(コスモ)がある」ということで女神アテナの生まれ変わりであり、グラード財団に命を狙われるシエナを守る戦士としてスカウトされる。その際、星

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シン映画日記『レッド・ロケット』

シン映画日記『レッド・ロケット』

シネマート新宿にてショーン・ベイカー監督・脚本・製作・編集の最新作『レッド・ロケット』を見てきた。

『タンジェリン』、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』を手掛けたショーン・ベイカー監督の新作は文無しの元ポルノスターが元妻の元に転がり込み、大麻やセックスや不倫三昧の究極のクズ男映画!

落ちぶれた元ポルノスターのマイキー・セイバーがテキサスに住む元妻のレクシーの実家に転がり込み、隣人のロニーと

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シン映画日記『search #サーチ2』

シン映画日記『search #サーチ2』

TOHOシネマズ日比谷にて『search #サーチ2 』を見てきた。

電話も監視モニターも含めてほぼパソコンの画面上で展開させて世界中をあっと言わせた異色のソリッド・シチュエーション・スリラー『search/サーチ』の続編というか新作、第2弾で、今回もパソコンの画面上オンリーで、電話、モニター、スカイプ、チャットなどフル稼働させてサスペンス映画を作り上げた。

前作『search/サーチ』は女子高

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シン映画日記『ノック 終末の訪問者』

シン映画日記『ノック 終末の訪問者』

TOHOシネマズ西新井にてM・ナイト・シャマラン監督作品『ノック 終末の訪問者』を見てきた。

メインキャストに『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのデイヴ・バウティスタが出演する他、キャビンに住む家族のアンドリュー役にジョナサン・グロフ、あと訪問者4人衆のレイモンド役に『ハリー・ポッター』シリーズのロン役のルパート・グリントが出演している。

アンドリューとエリック、そして二人の養女ウ

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シン映画日記『ザ・ホエール』

シン映画日記『ザ・ホエール』

ユナイテッドシネマ浦和にてダーレン・アロノフスキー監督・製作、ブレンダン・フレイザー主演映画『ザ・ホエール』を見てきた。

何と言っても272キロの超巨漢デブ玉男になったブレンダン・フレイザーのアカデミー主演男優賞の演技と特殊メイクに見る前から注目が集まったが、
272キロのデブ玉ネタはそのまんまに、
LGBT、宗教、多民族、ルッキズム、独身中年など、現代のアメリカの取り巻く環境がデブ玉男の家に集

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シン映画日記『AIR/エア』

シン映画日記『AIR/エア』

ユナイテッドシネマ浦和にてベン・アフレック監督・製作・出演、マット・デイモン主演・製作作品『AIR/エア』を見てきた。

ナイキを代表する人気バスケシューズ「エアジョーダン」の誕生秘話、というか潰れかけたナイキのバスケシューズ部門の再生とサクセスストーリーな映画。いわゆるアメリカン・ドリームを描いた映画である。

ナイキは新作のバスケシューズのイメージ選手としてNBAの有名選手をリストアップする中

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