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#仕事
白に魅せられてしまったものはしょうがない
そうだった。つくっている間は苦しいんだった。
ウェディングドレス、つくっている真っ最中は、悩むし、そのことで頭がいっぱいになるし、責任感に押しつぶされそうになる。楽しいだけじゃないこともある。
わたしはなんでこんなに責任の重いものを仕事にしてしまったんだろう。
そもそも色が「白」っていうだけで大変さが倍増する。すごく神経を使う。
一日中制作して、クタクタになって翌日の段取りを考えながら歩く
ドレスは学問に貢献できるか?
わたしの活動が、なんと論文に掲載されました。
ドレスの仕事をしながら通信制大学に通うわたしですが、「論述」は大の苦手。このnote上でも、たびたびそのできなさっぷりを披露してきました。そんなわたしが、なんと論文デビューです。といっても、自分で書いたのではありません。
なんと、わたしのドレス活動が、学生さんの卒業論文に掲載されたのです。論文タイトルは「ウェディングドレスから見るファッションの消費
チョコレートは着るものです。
数年前のある日「わたし、ウィリー・ウォンカになりたいんです」という女性から、衣装づくりの依頼を受けました。(わたしの本業は、オーダーで衣装やウェディングドレスをつくるドレス作家です)
ウィリー・ウォンカとは、ジョニーデップ演じる「チャーリーとチョコレート工場」の工場長。これがまあエキセントリックで不気味なチョコレート工場で、ダークファンタジー好きにはたまりません。
この映画のイメージで、チョコ
「インドを旅してしあわせに服をつくった話」を小説に書いています
ただいま電子書籍本に掲載する短編小説に挑戦中です。題材は「インドを旅してしあわせに服をつくった話」です。そもそもわたしは文芸を学ぶ(大人の)大学生という身分であり、ただでさえ小説を書くことに苦労しているというのに、どうしてこんなことになったのでしょうか。
それは、こういうことがあったからです。小説を書けないと悩む → 娘に励まされる → とにかくなんでもいいから書こうと頑張ってみる → 電子書
ドレスは環境問題に貢献できるか? 排出されたエアバッグで作ったウェディングドレス
ファッションにもサスティナブルが当たり前の時代がやってきました。サスティナブルとはサステナブルとも言い、「持続可能な社会を目指す」価値観です。繊研新聞を見ても、毎日どこかしらにサステナブル関連記事が見つかります。
わたしはウェディングドレスのお仕立てとリメイクをしているのですが、近年は環境問題やSDGsへの関心から、リメイクのお仕事の依頼が増えてきました。お母さまのウェディングドレスのリメイクや
ここからヴィンテージをつくるということ。
とうとう、2000年代生まれ、Z世代の花嫁さまがウェディングドレスのオーダーにいらっしゃった。
インスタグラムでわたしのエシカルウェディングドレスの活動と、オーダードレスの作品を見てくださって、はるばる遠方からお母さまと一緒に。
ついこの間まで10代だった花嫁さま。彼女たちはまったく新しい価値観でものごとを決める。エシカルやヴィーガン、SDGsは当たり前の世代だ。まぶしい。新しい時代がやってき
「今いる日常から創造がなされる」 宮沢賢治のはたらき方
とてもじゃないけど、時間がなくて「創作」にまで気持ちがまわらない。
というのも今、本業・副業・学業・主婦業という四つの「業」を同時進行しているからだ。とはいえすべて自分から選んだ道である。けれども気がつくといつも時間に追われている。時間さえあれば、もっと創作活動をすることができるのに。そう思っていた。
どうすれば時間を作ることができるのか副業や学業を始めたのはコロナがきっかけだった。本業のウェ
読み、繕い、繋ぐ、おばあさまの仕立てたウェディングドレス。
古いものとドレスとイギリスをこよなく愛す、ドレスの仕立て屋・リメイク作家のタケチヒロミです。
先日、お母さまのウェディングドレスのリメイクのご依頼がありました。シルクのコード刺繍が美しい、35年ほど前のウェディングドレスです。
ボリュームのあるお袖のデザインが80年代のドレスの特徴を表しています。
1980's この時代のドレスには、肩や袖など、上半身にボリュームのあるロマンティックなデザイ
白いドレスへの偏愛を欲望のままに綴った記事が「note編集部のおすすめ」に掲載されました。
ただ欲望の赴くままに白いドレスへの偏愛を綴った記事が、note編集部のおすすめに掲載されました。
掲載の報告は三段階でした。
最初にジャンル別(#ファッション)でたくさんスキされました、とお知らせが届いて、
そのあとにnote編集部お気に入りマガジンに取り上げられたとの通知が来まして、
しまいには、紙吹雪が舞い散って、「おすすめ」に掲載されたと…。
確かに、この右端の編集部のおすすめのと
絵画とファッション「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」白いドレスの破壊力について。
突然ですが、「白いドレスを着た少女たちを庭で眺めていたい」という偏愛極まりない私の願望の元となった、美しい絵画をご紹介いたします。
ジョン・シンガー・サージェントの「カーネーション、リリー、リリー、ローズ」です。描かれたのは1885年。ヴィクトリア時代です。
John Singer Sargent「Carnation,Lily,Lily,Rose」1885-6
「カーネーション、リリー、リリ