絶対に守護されなければならない魂的、人間的尊厳という論点で争うことは魂的視点ではナンセンス のようだ。 種が芽吹き花を咲かせようとも、途中で手折られようとも、すべ…
東京グールという一時、一世を風靡した漫画がある。 その中で登場する言葉、おそらく作者が自身の確たる哲学として手に入れた考え方である。 それは 「この世の不利益はす…
まだ寒さが残る三月。Subakoで子供たちに何ができるだろうと模索している。 自分はずっと癒しが人生のテーマになってなっていたから、癒しに効果的なお茶もコーヒーもずっ…
哲学界隈ではテセウスの船、という命題が存在する。 これは電車のたとえのヒントとなったものだが、概要を掻い摘んで触れる。 英雄テセウスが乗り込んだとされる船の部品を…
この記事ではエネルギーという言葉が汎用される。 哲学者にとって新しい哲学的体系を構築する際、既存の言語枠に適切な言葉がない場合造語という 手段をとることは間々みら…
『生々しい鬱と自死の描写があります。ご注意ください。』 鬱や精神を病むことへの理解が深まればと思います。 旧正月の新年会in静岡浜松にて。 2月15日、旧正月の新…
一月。去年の冬は長く家を空けていたため、降り積もる雪を見れたのは一度だけだった。 山に近いせいか我が家は近所と比べてもかなり冷え込む。 この日は積雪二十センチほど…
リスペクトが他者の力を引き出すという記事を前に投稿した。 今回はそれの補足に当たる部分が非常に多くなるため、読まれていな方は先にそちらを参照いただきたい。 前回…
雌二羽、雄一羽で立派な鳥小屋に暮らしている我が家のニワトリたち。 うちのみぞれさんに襲われ、首元を噛まれたときはそっと雄が近くに寄り添うほどの紳士ぶりを見せてこ…
長年よいエネルギーを創造することとそれを維持することが困難な環境にいた。 うまくいく未来がすぐそこまできていたのに誰かの悪意が入り込み頓挫することもたくさんあっ…
次に登場する曲は「Rewrite The Stars」であるが、これは一身上の都合により、ツインソウルの話にしか聞こえないので 割愛する。 次に特筆するのはこの映画の中でも最も話…
自分は与えられたメッセージを後から遅れて理解することが多い。 この記事では自分がようやく重要であると気が付いた『The Greatest Showman』で描かれた時代を先取りした…
我が家を改修してくれている大工さんお二人が運営に関わっている和紅茶サミット。全国の和紅茶農家の方が一斉に集まり試飲と茶葉の販売を行うイベントである。鵜飼ミュージ…
映画グリーンブックを見た。おもしろそうだなとサムネを見ていたその翌々日に友人から面白いよと進められるという 奇妙な偶然があった。 物語は天才ピアニストの黒人「ドク…
晴れてるときは秋晴れ紅葉あっぱれみたいな顔してるくせに、日が沈んだ途端真冬の厳しさを教えてくる季節柄の今日このごろ。 Subakoは環境によってスキルや才能の開花がで…
頑張るという発想や考え方は自分にはかなり日本特有のものに見える。 物事にどう取り組むのか、という問いには、思考の枠が自然に外れていた場合、無限に等しい数、解が…
久遠
2024年5月5日 21:00
絶対に守護されなければならない魂的、人間的尊厳という論点で争うことは魂的視点ではナンセンスのようだ。種が芽吹き花を咲かせようとも、途中で手折られようとも、すべてが愛である。愛であるがゆえにそこには尊厳があるのだ。どうやら魂的視点ではそうなっているらしい。しかし手折られない権利というものが尊厳と定義された場合はどうであろうか。魂的視点では、手折られるとき、手折られることに同意している
2024年5月5日 20:58
東京グールという一時、一世を風靡した漫画がある。その中で登場する言葉、おそらく作者が自身の確たる哲学として手に入れた考え方である。それは「この世の不利益はすべて当人の能力不足」である。今日はこの言葉が示す論理の正当性を考えてみたい。まず、運と言う要素はどう扱われているだろうか。もともと足が微妙にうまく動かない人間がサッカー選手になるのに必要な努力量は、健常者と同じではない、
2024年4月14日 19:54
まだ寒さが残る三月。Subakoで子供たちに何ができるだろうと模索している。自分はずっと癒しが人生のテーマになってなっていたから、癒しに効果的なお茶もコーヒーもずっと大事にしてきた。調べてもお茶やコーヒーの成分は一長一短で、確実に健康という意味では勧められないけれど、事精神においては、自分が扱うお茶もコーヒーも自信をもって勧められる。幸福感の上昇にも寄与してくれることもわかっている。そし
2024年3月24日 18:36
哲学界隈ではテセウスの船、という命題が存在する。これは電車のたとえのヒントとなったものだが、概要を掻い摘んで触れる。英雄テセウスが乗り込んだとされる船の部品を老朽化のため改修し長い年月をかけてオリジナルの部品がすべて交換されたとき、果たしてそれはテセウスの船だということができるのだろうか。という問いである。哲学的界隈ではどうかは知らないが、一個人としてこの命題はあまり難解ではないと感じ
2024年3月24日 18:35
この記事ではエネルギーという言葉が汎用される。哲学者にとって新しい哲学的体系を構築する際、既存の言語枠に適切な言葉がない場合造語という手段をとることは間々みられる。自分はそれは非常に素晴らしいことだと感じている。我々は言語思考を常とする一方で、言語がなんたるかをいつも疎かにしている。言語を深めない哲学者は存在しない。言語学者であり言語の実践者でなければ哲学者であることは適わない。ある
2024年2月27日 17:44
『生々しい鬱と自死の描写があります。ご注意ください。』鬱や精神を病むことへの理解が深まればと思います。旧正月の新年会in静岡浜松にて。2月15日、旧正月の新年会がまなみさん主催で開催された。メンバーは自然とともに暮らすまなみさんのご友人で、農家建築士、日本画家に主婦に料理人、パン屋と様々。全員が参加できる日を決めて開催されたわけではなくまなみさんが決めた日に来れるメンバーで開催され
2024年2月20日 17:24
一月。去年の冬は長く家を空けていたため、降り積もる雪を見れたのは一度だけだった。山に近いせいか我が家は近所と比べてもかなり冷え込む。この日は積雪二十センチほど。春は花や庭のハーブにタケノコとにぎやかな我が家であるが、冬はその賑わいも鳴りを潜め、静謐に雪が積もる。数か月に渡った二階の改装ももう完成を間近としている。綺麗に張られた杉の板が木の香りで部屋を包んでくれているので、とても過ごしや
2024年2月14日 14:45
リスペクトが他者の力を引き出すという記事を前に投稿した。今回はそれの補足に当たる部分が非常に多くなるため、読まれていな方は先にそちらを参照いただきたい。前回では、観測者が被観測者に齎す感情、「リスペクト」というひとつのベクトルを取り上げ、最終的にエネルギー的影響がどういった働きをするのかについて言及した。リスペクトという心中に齎された感情は投影というトンネルのようなもの(実際には一直線
2024年1月26日 22:41
雌二羽、雄一羽で立派な鳥小屋に暮らしている我が家のニワトリたち。うちのみぞれさんに襲われ、首元を噛まれたときはそっと雄が近くに寄り添うほどの紳士ぶりを見せてことは記憶に新しい。1月にはいってめっきり寒くなった。300メートルほど手前と我が家ではかなり気温が違うのは山のせいだと思っていたが、もしかして人がいっきに少なくなるせいかもしれない。40センチほど積もった雪を見るのはかなり久しぶり
2024年1月25日 14:44
長年よいエネルギーを創造することとそれを維持することが困難な環境にいた。うまくいく未来がすぐそこまできていたのに誰かの悪意が入り込み頓挫することもたくさんあった。それが嫌でエネルギーがどういった秩序の中で動いているのかを調べるようになった。誰かが教えてくれるものではなかったし、教えてくれる人もそこまで物事に深化しているようにはみえなかった。自分より詳細にエネルギーの構造について理解している
2024年1月6日 15:48
次に登場する曲は「Rewrite The Stars」であるが、これは一身上の都合により、ツインソウルの話にしか聞こえないので割愛する。次に特筆するのはこの映画の中でも最も話題となった名曲、「this is me」。自己認識や自己尊厳が夢において、どのようにかかわってくるのか、詳しくは「リスペクトが力を引き出す」という記事を近々書く予定なのでそちらを参照いただきたい。「this is
2024年1月6日 15:45
自分は与えられたメッセージを後から遅れて理解することが多い。この記事では自分がようやく重要であると気が付いた『The Greatest Showman』で描かれた時代を先取りした数々のメッセージについて言及したい。新海誠監督の映画や小島秀雄監督のゲームのリリースのタイミングやその的確な内容にはいつも宇宙の趨勢を大きなスケールで眺めているような心地がして戦々恐々とする。『The Greate
2023年12月19日 15:31
我が家を改修してくれている大工さんお二人が運営に関わっている和紅茶サミット。全国の和紅茶農家の方が一斉に集まり試飲と茶葉の販売を行うイベントである。鵜飼ミュージアムで十五個以上のお揃いの白テントが並んでいてその全てが和紅茶農家である。二日間行われるこのサミットに我々は一日だけ参加する。まなみさんが柚子のバターケーキと玉ねぎのタルト、それと人参ジュースを用意してくれた。比較的人の多い岐阜市
2023年11月29日 00:04
映画グリーンブックを見た。おもしろそうだなとサムネを見ていたその翌々日に友人から面白いよと進められるという奇妙な偶然があった。物語は天才ピアニストの黒人「ドク」が三か月にわたるミュージックツアーのドライバーを探しており、クラブでマナーの悪い客を殴って仕事をクビにされた白人「トニー」をドライバーとして抜擢するところから始まる。あまり映画に詳しいほうではないのだが、ユーモアやアイロニーに富ん
2023年11月14日 17:42
晴れてるときは秋晴れ紅葉あっぱれみたいな顔してるくせに、日が沈んだ途端真冬の厳しさを教えてくる季節柄の今日このごろ。Subakoは環境によってスキルや才能の開花ができなかった子供のたちのためのシェアハウスであるが、彼らのSubakoとなる家よりも先に鶏用の巣箱が完成した。大工はまなみさんの父親一人。一人で滋賀からユンボという小さなショベルカーをトラックで三時間ほどかけて運び、隣の竹林から浸食
2023年11月9日 20:32
頑張るという発想や考え方は自分にはかなり日本特有のものに見える。 物事にどう取り組むのか、という問いには、思考の枠が自然に外れていた場合、無限に等しい数、解が存在する。しかし「頑張る」と決めた途端、自分が物事にどんな姿勢を取るのか、という広大な広がりが一気に収束して「頑張るってトライする」という一点に集約される。自分が物事に対した姿勢を決定するとき、まず未来の結果よりも自分が持つエネルギー